2019年11月14日 (木)

ダンスウィズミー

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本・原作:矢口史靖
製作:関口大輔、土本貴生
製作総指揮:桝井省志
音楽:Gentle Forest Jazz Band、野村卓史
主題歌:三吉彩花他、主要キャスト「タイムマシンにお願い」
出演:三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明 他

 

 

  〈ミュージカルっぽいロードムービー〉

 

 

 矢口史靖監督が、“突然歌ったり踊り出す”というミュージカルに関する疑問をテーマに描くコメディ。音楽を聞くと突然、歌い踊り出す体になってしまったヒロインを三吉彩花がコミカルに演じる。

 

 

 静香(三吉彩花)は子供の頃からミュージカルが大の苦手。しかし、とあるきっかけで音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊り出すカラダになってしまう! スマホの音や日常に溢れる音楽に反応し所かまわず歌い踊りだすせいで、順風満帆な人生がハチャメチャに。恋も仕事も失った静香は、原因を探すため日本中を奔走する!しかしその先には、裏がありそうなクセ者たちとの出会いと、さらなるトラブルが! 果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか!? 旅の終わりに彼女が見つけた大切なものとは…?

 

 

 ミュージカル映画みたいに宣伝していたが、これ正確にはミュージカルじゃない。ただ単にシチュエーションに、既成曲を当てはめた音楽映画ってところである。

 

 

 ミュージカルは、歌うシーンから日常にスッと戻ることが多いのだが、今作では音楽を聴くと踊らずにはいられなくなったヒロイン=静香が変な人という設定。つまり、1人で勝手に暴れてることになるのである。確かに、ミュージカルのツッコミどころがリアルに描かれているのだが、逆にそこがシラけてしまう。途中からはロードムービーにシフトしているので、そこからは少し楽しめるのだが。

 

 

 歌唱シーンはアフレコではなく、その場で役者に歌ってもらう、「レ・ミゼラブル」と同じ方法がとられてるのだが、慣れてないのか三吉彩花始め役者たちが、NG連発して大変だったらしい。ただ、その方式にもかかわらず、演奏と歌が同期していない(秒単位でズレてる)部分が所々あった。収録か編集ミスなのかわからないが、変な気持ち悪さが残ってしまったのは、役者たちの演技が良かっただけに、ちょっと残念だった。

 

 

 催眠術もやるインチキ手品師を宝田明が演じていたが、御年85歳でもまだまだ元気に歌い踊っていた。「メリー・ポピンズ・リターンズ」のディック・ヴァン・ダイク(93歳)を観たときも、その軽やかな動きにビックリしたけど、やっぱり鍛えてるおジイちゃん(笑)は、元気ですな!

 

 

私の評価…☆☆

 

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2019年11月13日 (水)

ワイルド・スピード/スーパーコンボ

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劇場:MOVIX京都
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:クリス・モーガン
製作:ドウェイン・ジョンソン、ハイラム・ガルシア、ジェイソン・ステイサム、クリス・モーガン
製作総指揮:ダニー・ガルシア  他
音楽:タイラー・ベイツ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ドウェイン・ジョンソン(小山力也)、ジェイソン・ステイサム(山路和弘)、イドリス・エルバ(山寺宏一)、ヴァネッサ・カービー(沢城みゆき)、ヘレン・ミレン(沢田敏子)、エイザ・ゴンザレス(たかはし智秋)、エディ・マーサン(魚建)エリアナ・スア(宇山玲加)、クリフ・カーティス(遠藤純一)、ジョー・アノアイ、ジョシュア・モーガ(林大地)、ジョン・ツイ(小林達也)ロリ・ペレニース・ツイサーノ(杉山滋美)、ロブ・ディレイニー(乃村健次)、ケヴィン・ハート(勝杏里)、ジェームス・ドライデン(宮川大輔) 他

 

[カメオ出演]ライアン・レイノルズ(加瀬康之)

 

 

  〈本家終了後はこっちが続くのか?〉

 

 

 驚異的なカー・アクションの連発で世界中で人気を誇るアクション・シリーズの第9弾にして初のスピンオフ。ドウェイン・ジョンソン演じるホブスとジェイソン・ステイサム演じるショウというシリーズきっての人気キャラ2人が手を組み、人類滅亡の危機を救うため、新型ウイルス兵器の奪還に挑む。

 

 

 ロサンゼルスで娘と暮らす、ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ・元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、ロンドンで優雅な生活を送る、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の元MI6エージェント・デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。2人の元に、行方をくらませたMI6の女性エージェント・ハッティ(ヴァネッサ・カービー)を保護して欲しいという政府の協力要請が入る。ハッティは全人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器をテロ組織から奪還したが、組織を率いる、肉体改造を施された超人的な戦士・ブリクストン(イドリス・エルバ)に急撃され、ウイルスと共に消息を絶った。しかも、彼女はショウの妹でもあるという。ホブスとショウは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、ウイルスの回収を最優先するため、仕方なく手を組む事に… 世界の命運はこの2人に託された!

 

 

 これはもう、何も考えずに口ポカーン状態で観る映画。とにかくカーアクションを楽しめ! って感じである。女性エージェント役ヴァネッサ・カービーが添え物的な存在になっていないのも良い。一応スピンオフなのでシリーズには含まれないのだが、本家シリーズは既に2021年公開予定の第10作で終了がアナウンスされているので、あと2作でどう完結するのかな? このスピンオフのシリーズ化も有り得るので、この先ちょっと気になるところである。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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2019年11月 8日 (金)

ライオン・キング(2019)

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ジェフ・ナサンソン
原作:「ライオン・キング」(1984年/アメリカのアニメ映画)
製作:ジョン・ファヴロー、ジェフリー・シルヴァー、カレン・ギルクリスト
製作総指揮:トム・ペイツマン、ジュリー・テイモア、トーマス・シューマッハ
音楽:ハンス・ジマー
主題歌:エルトン・ジョン「Never Too Late」
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ドナルド・グローヴァー(賀来賢人)、JD・マックラリー(熊谷俊輝)、ビヨンセ・ノウルズ=カーター(門山葉子)、シャハディ・ライト・ジョセフ(小林星蘭)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(大和田伸也)、キウェテル・イジョフォー(江口洋介)、ビリー・アイクナー(ミキ・亜生)、セス・ローゲン(佐藤二朗)、アルフレ・ウッダード(駒塚由衣)、ジョン・カニ(駒谷昌男)、ジョン・オリバー(根本泰彦)、ペニー・ジョンソン・ジェラルド(伊沢磨紀)、フローレンス・カサンバ(沢城みゆき)、エリック・アンドレ (白熊寛嗣)、キーガン=マイケル・キー(加瀬康之) 他

 

 

 〈フルCGにした意味が、果たしてあったのか?〉

 

 

 第67回アカデミー賞で最優秀主題歌賞など2部門に輝き、ミュージカル版もロングランヒットを記録する、ディズニーの不朽の名作アニメを最先端のVR技術を駆使して映画化。

 

 

 命あふれるサバンナの王国プライドランド。その王であるライオン=ムファサに、息子のシンバが誕生する。だが、シンバはある“悲劇”によって父ムファサを失い、王国を追放されてしまう。新たな世界で彼は仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自らの運命に立ち向かうために…。

 

 

 確かに面白いのだが…。2Dアニメを本作のように実写と見紛うようなCGアニメーションにすると、2Dアニメでは通用していたものに、無理が生じてしまう。ライオンの王が乱獲をしないよう皆に諭すセリフがあるが、これは人間社会に置き換えることはできないし、動物の現実とも違うもの。一応、アニメ版との相違点はいくつかあるようだが、やはりそこは、今年公開された同じディズニーアニメの実写版「ダンボ」のように工夫しないと、違和感が目立ってしまうのだ。

 

 

 因みに、旧作と同じ役のジェームズ・アール・ジョーンズって御年88歳なのに、声のハリが全く変わってないのに驚く。まだベイダー卿の声とかできそうだナ(笑)。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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2019年11月 2日 (土)

守護教師

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劇場:T・ジョイ京都
監督・脚本:イム・ジンスン
製作総指揮:チョ・デヒョン、キム・ジョンベク
音楽:モク・ヨンジン
出演:マ・ドンソク、キム・セロン、チャン・グァン、イ・サンヨプ、シン・セフィ、チン・ソンギュ、オ・ヒジュン、ユン・ピョンヒ 他

 

 

  〈良くも悪くも、マ・ドンソクのファン向け〉

 

 

 「神と共に 第2章:因と縁」のマ・ドンソクが女子高生失踪事件に挑む元ボクシング王者の体育教師に扮したアクション・スリラー。体育教師として女子高に赴任したギチョルは、生徒が失踪したにも関わらず町の人々が口をつぐむ様子に不穏な空気を感じ、少女の行方を探す。

 

 

 ボクシング元東洋チャンピオンのギチョル(マ・ドンソク)は、暴力沙汰によりコーチの職を失い、新たに静かな町にある女子高の体育教師となる。これまで男ばかりの世界で過ごしてきた彼は、女生徒たちに囲まれ戸惑うばかり。なんとか学校に馴染もうとする中、忽然と姿を消した同級生の行方を探すユジンと出会う。他の教師は単なる家出だとして取り合わず、警察も口ばかりで全く動いていない。意図的に失踪した少女の行方を探していないかのような町の人々の様子に不穏な空気を感じるギチョル。やがてユジンが何者かに襲われ、ギチョルは彼女に代わり不明の生徒の行方を探そうとするが…。

 

 

 閉塞的な地方都市で起きた少女失踪事件の謎を、ドンソク演じる熱血教師が解決する話。ミステリー映画としてはイマイチだし、猟奇シーンも韓国映画にしてはソフトな感じなのだが、気は優しくて力持ちで女子高生に囲まれて困り顔の・ドンソクが見られる(笑)。可憐に成長したキム・セロン(「アジョシ」)の力なき正義との相性は良かったが、思ったよりアクションが少なめ。もう少しボクサーの設定を生かしたアクションが見たかった。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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2019年10月22日 (火)

アルキメデスの大戦

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劇場:シネプレックス小倉
監督・脚本・VFX:山崎貴
原作:三田紀房「アルキメデスの大戦」
製作:市川南
エグゼクティブ・プロデューサー:阿部秀司、山内章弘
プロデューサー:佐藤善宏、守屋圭一郎
音楽:佐藤直紀
出演:菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功、田中泯、舘ひろし、山崎一、矢島健一、奥野瑛太、角替和枝 他

 

 

  〈第二次世界大戦を経済の視点で捉えた傑作〉

 

 

 第二次世界大戦を数学者の視点で描いた、三田紀房の同名コミックを山崎貴監督が映画化した人間ドラマ。巨大戦艦の建造に異を唱える海軍少将・山本五十六と、彼に協力することとなった天才数学者が軍部に立ち向かっていく。

 

 

 1933年。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。海軍省は世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。この計画に異を唱える海軍少将の山本(舘ひろし)は国家予算の無駄使いだと証明するため、軍部の息がかかっていない元帝国大学の数学者・櫂(菅田将暉)に声をかける。だが、櫂は数学を偏愛し、大の軍隊嫌いという一筋縄ではいかない変わり者だった…。

 

 

 第二次世界大戦を描いた映画は、これまでにもたくさんあったが、これは戦争や戦艦大和を経済の視点で切った傑作だ。冒頭からいきなり戦艦大和の沈没シーンがあるのだが(予告編のアレです)、これは戦争映画ではない。描かれるのは海軍の次期艦艇を戦艦にするか、空母にするかの派閥対立。舘ひろし演じる空母派の山本五十六は、戦艦の建造費が安すぎるのに疑念を抱き、菅田将暉扮する数学の天才櫂直(かい・ただし)を雇うことに。後に明らかになる利権のからくりなどは、現代の日本にも通じるものがある。

 

 

 ただ、この映画はそんな皮肉な風刺に止まらない。戦艦大和は建造され、沈没したのは誰でも知っていることだし、それを描くだけじゃつまらない。ラストで平山造船中将(田中泯)から示される強烈なアンチテーゼには、思わずゾクッとした。これは“史実を元に創作したフィクション”だが、この国の行く先を一番分かっていたのはどの軍人なのか? とか思って観ると結構面白い。

 

 

私の評価…☆☆☆☆★

 

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天気の子

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本・原作:新海誠
製作:市川南、川口典孝
製作総指揮:古澤佳寛
音楽:RADWIMPS
主題歌:RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」、「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」、「風たちの声 (Movie edit)」、「祝祭 (Movie edit) feat.三浦透子」、「大丈夫 (Movie edit)」
声の出演:森嶋帆高…醍醐虎汰朗、天野陽菜…森七菜、天野凪…吉柳咲良、須賀圭介…小栗旬、須賀夏美…本田翼、須賀萌花… 香月萌衣、間宮夫人…島本須美、立花富美…倍賞千恵子、安井刑事…平泉成、高井刑事…梶裕貴、佐々木巡査…市ノ瀬加那、カナ…花澤香菜、アヤネ…佐倉綾音、スカウトマン木村…木村良平、占いオババ…野沢雅子、荒木研究員…荒木健太郎、神主…柴田秀勝、立花瀧…神木隆之介、宮水三葉…上白石萌音、勅使河原克彦…成田凌、名取早耶香…悠木碧、宮水四葉…谷花音 他

 

 

  〈前作よりも現実寄り〉

 

 

 「君の名は。」の新海誠監督によるファンタジーアニメ。東京へやってきた家出少年と不思議な力を持つ少女のせつない恋模様が描かれる。

 

 

 家出し、離島から東京へやってきた高1の少年・帆高。見知らぬ土地でやっとのことで、怪しげなオカルト雑誌のライターという仕事を見つける。しかし、彼のこれからを示唆するかのように、連日雨が降り続ける。そんなある日、帆高は陽菜という少女と出会う。ある事情を抱え、弟と2人で明るくたくましく生きる少女には不思議な能力があった…。

 

 

 面白い! これ監督、やりたい放題なんじゃない?(笑)「君の名は。」のセルフオマージュや、なぜか「傷だらけの天使」のオマージュもあるし、「TIGER & BUNNY」みたいにプロダクトプレイスメント(劇中において、役者の小道具として、または背景として実在する企業名・商品名(商標)を表示させる手法)もふんだんにやっている。異常気象が猛威を振るう東京で、地方出身の家出少年と、局地的に晴天を呼ぶことができる特殊能力を持った少女が出会い、生きることに迷い、初恋の衝動に葛藤する青春スペクタクルファンタジー。永遠に続く雨という、ありえない(というかあってほしくない)ビジュアルが美しく、且つリアルである。

 

 

 「君の名は。」の瀧と三葉もちらちら登場するのだが、「君の名は。」は元々「言の葉の庭」のパラレルワールドなので、作品の世界観が繋がっているのか。新海監督、もしかして「アベンジャーズ」化でも狙ってる(笑)? 「君の名は。」と比べ展開がかなり強引だが、前述のとおり映像は美しく環境問題という現実ともリンクさせた作品。映画として観る価値は十分にある。

 

 

私の評価…☆☆☆☆

 

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2019年10月 4日 (金)

チャイルド・プレイ

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ラース・クレヴバーグ
脚本:タイラー・バートン・スミス
原作:ドン・マンシーニ(キャラクター創造)
製作:デヴィッド・カッツェンバーグ、セス・グレアム=スミス
製作総指揮:クリス・ファーガソン、アーロン・シュミット
音楽:ベア・マクレアリー
出演:ガブリエル・ベイトマン、オーブリー・プラザ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ティム・マシスン、マーク・ハミル(チャッキーの声)

 

 

  〈人間が憑依したオリジナル版から、暴走するAIに変化した〉

 

 

 一見、かわいらしい風貌の人形が凶器を手に人々を恐怖に陥れていくさまを描き、1980年代に世界中で大ヒットを記録したホラー・シリーズ「チャイルド・プレイ」。同作を「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のプロデューサー陣が再映画化。最先端技術が組み込まれた殺人人形の声を「スター・ウォーズ」シリーズのマーク・ハミルが演じる。

 

 

 最先端テクノロジー企業・カスラン社の期待の新商品、“バディ人形”。引っ越しをして友達がいない少年アンディ(ガブリエル・ベイトマン)は、誕生日に音声認識やセンサー付きカメラ、高解像度画像認識などの機能が付いた高性能人形を母親(オーブリー・プラザ)からプレゼントされる。自らを“チャッキー”と名乗る人形だが、実は欠陥品だと判明。的外れな受け答えに最初はあきれるアンディだが、「君が一番の親友だよ」と話すチャッキーに次第に夢中になる。その後、“彼”が豹変することなど知らずに…。

 

 

 トム・ホランド監督で大ヒットした、80年代ホラーシリーズ1作目をリブートしたものである。前作のチャッキーこと“グッドガイ人形”は、ブードゥー教の秘術によって死から免れるために魂を移した殺人鬼だったが、今回はAIが搭載されたスマート家電コントローラみたいな物になり、この人形を作るブラック企業の従業員がキレて、安全プログラムを密かに全部解除してしまう。

 

 

 なので、人間に戻るために持ち主になったアンディ少年の肉体を奪おうとする恐怖は無くなってしまったが、その代わり、周辺のスマート家電に勝手にアクセスして、アンディ少年を追い詰めるなど、人を殺すために何をしでかすか分からない怖さ、つまり旧シリーズとは異質の恐怖を描いており、これはこれで面白かった。

 

 

 しかし、旧作と比べて人形のデザインが不気味過ぎる(笑)。あんな人形売れるんかいな?

 

 

私の評価…☆☆☆

 

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2019年10月 3日 (木)

東京喰種【S】

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劇場:MOVIX京都
監督:川崎拓也、平牧和彦
脚本:御笠ノ忠次
原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」
製作:永江智大、福島大輔、高橋潤
製作総指揮:大角正、吉田繁暁
音楽:小田朋美、菊地成孔
主題歌:女王蜂「Introduction」
出演:窪田正孝、山本舞香、鈴木伸之、小笠原海、白石隼也、木竜麻生、森七菜、桜田ひより、村井國夫、知英、マギー、ダンカン、栁俊太郎、坂東巳之助、新田真剣佑、松田翔太 他

 

 

  〈山本舞香を売り出す事には成功か〉

 

 

 TVアニメ、ゲーム、舞台にもなった石田スイ原作の人気コミックの実写映画版第2作。人を喰らわないと生きていけない存在、喰種(=グール)になってしまった青年、カネキの前に史上最悪の喰種として仲間からも嫌われる月山が現れたことから、喰種たちの間でトラブルが巻き起こる。

 

 

 喰種たちが集う喫茶店「あんていく」の仲間たちとささやかながらも幸せな日々を過ごしているカネキ(窪田正孝)。ところがある日、あんていくに月山(松田翔太)という男が現れる。人間と喰種のハーフであるカネキに興味をもった月山は、“喰う”ことに困っているカネキを喰種レストランに招待する。だが、喰種たちが集うそこでカネキは自分が月山の食材であるということに気付かされる…。

 

 

 前作から監督が代わった事で、全く違ったテイストのものになっている。前作はレイティングが“PG12”でしたが、今回は“R15”に。その分、ホラー感やグロさが増した。

 

 

 今回の敵役はアニメ版では宮野真守が演じていた“変態喰種”月山。実写映画版では松田翔太が演じているが、アニメ版とはまた違ったアプローチで楽しませてくれる。

 

 

 でも、何と言っても今作は、2代目霧嶋董香役=山本舞香を売り出すことに成功したのではないか。彼女は前作の同役=清水富美加(現・千眼美子)と比べると、演技面では劣るものの、身体能力が抜群に良く、激しいアクションを随所でこなしている。原作でもこの月山が出てくる章は、董香がアクション等で大活躍する回でもあるので、相当なプレッシャーがかかっているはずだが、頑張っているなというのが、画面を通して分かってくる。情報通の喰種=イトリ役の知英(ジヨン)も、妖艶な雰囲気が出ていて良い。エンドクレジット後には、原作の最終章にも繋がる伏線となる場面が出てくる。新田真剣佑演じる“あのキャラ”が重要な手がかりとなるのだが…。ここまでくれば3作目も是非つくってほしい。

 

 

私の評価…☆☆☆☆

 

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2019年9月27日 (金)

トイ・ストーリー4

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劇場:MOVIX京都
監督:ジョシュ・クーリー
脚本:ステファニー・フォルサム、アンドリュー・スタントン
製作:ジョナス・リヴェラ、マーク・ニールセン
音楽:ランディ・ニューマン
出演:ウッディ…トム・ハンクス(唐沢寿明)、バズ・ライトイヤー…ティム・アレン(所ジョージ)、ボー・ピープ…アニー・ポッツ(戸田恵子)、フォーキー…トニー・ヘイル(竜星涼)、ダッキー…キーガン=マイケル・キー(松尾駿[チョコレートプラネット])、バニー…ジョーダン・ピール(長田庄平[チョコレートプラネット])、ギャビー・ギャビー…クリスティーナ・ヘンドリックス(新木優子)、ボニー・アンダーソン…マデリーン・マックグロウ(中村優月)、デューク・カブーン…キアヌ・リーブス(森川智之)、ギグル・マクディンプルズ…アリー・マキ(竹内順子)、ボニーのパパ…ジェイ・ヘルナンデス(内野孝聡)、ボニーのママ…ロリ・アラン(堀越真己)、ジェシー…ジョーン・キューザック(日下由美)、ドーリー…ボニー・ハント(田中敦子)、トリクシー…クリステン・シャール(許綾香)、ビリー&ゴート&グラフ…エミリー・デイビス、レックス…ウォーレス・ショーン(三ツ矢雄二)、ハム…ジョン・ラッツェンバーガー(咲野俊介)、スリンキー・ドッグ…ブレイク・クラーク(辻親八)、マーガレット…ジューン・スキッブ(小宮和枝)、コンバット・カール…カール・ウェザース(三宅健太)、ハーモニー…リラ・サージ・ブロメリー(梅崎音羽)、ミスター・ポテトヘッド…ドン・リックルズ(辻萬長)、バターカップ…ジェフ・ガーリン(ふくまつ進紗)、迷子の少女…マリア・バーガスグッド(保榮茂愛)、アンディ・デイビス[17歳]…ジョン・モリス(清水はる香)、[8歳]ジャック・マックグロウ…(高橋玲生)、ウェンディ先生…ジュリアナ・ハンセン(久嶋志帆)、ミセス・ポテトヘッド…エステル・ハリス(松金よね子)、アンディのママ…ローリー・メトカーフ(小宮和枝)、ベンソン…スティーヴ・パーセル(堀総士郎)、メレファント・ブルックス…メル・ブルックス(佐久間元輝)、オールド・タイマー…アラン・オッペンハイマー(北川勝博)、チェアロル・バーネット…キャロル・バーネット(阿部彬名)、バイティ・ホワイト…ベティ・ホワイト(清水はる香)、カール・ライネロセロス…カール・ライナー(桜井敏治)、アクセル…ビル・ヘイダー(金谷ヒデユキ)、ハーモニーのママ…パトリシア・アークエット(清水はる香)、ミスター・プリックルパンツ…ティモシー・ダルトン(落合弘治)、デューク・カブーンのCMナレーション…フリー[元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト](落合弘治)、カレン・ビバリー…メリッサ・ヴィラセニョール(馬渡絢子)、エイリアン…ジェフ・ピジョン(多田野曜平、桜井敏治) 他

 

 

  〈今度はウッディー自身の物語〉

 

 

 おもちゃたちの冒険と友情を描いた人気CGアニメーションのシリーズ第4弾。持ち主の女の子が先割れスプーンで作ったおもちゃのフォーキーを探すため、冒険の旅に出たウッディが、子供部屋から遠く離れた外の世界でいろいろなおもちゃたちと出会う。

 

 

 新たな持ち主ボニーを見守るウッディやバズら仲間たち。彼らの前にボニーの一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキーが現れる。しかし、フォーキーは自分がゴミだと思い込み、逃げ出してしまう。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーと運命的な出会いをする…。

 

 

 最近のディズニーアニメは、そのすぐ前に公開された同じディズニー作品と、展開を似させる傾向があるのだが、今回は前作と同様、“子供が成長すれば、オモチャは不要になる。なら、そのオモチャの行き先はどうなるの?”というテーマはそのままに、後半の展開を「シュガー・ラッシュ オンライン」のような感じにさせている。言わば、あのゲームの世界をそのままオモチャの世界に置き換えたような形になっていて、あの映画がそうだったように、人間社会の多様性をオモチャの世界で表現しているのである。ウッディは元の場所に戻るのか、「シュガー・ラッシュ~」のヴァネロピのように、久々に会う“彼女”と新天地に向かうのか、究極の選択を迫られるのだが…。楽しい映画だけど、最後はちょっぴり切ない。元々、前作で人間側からみた話としては完結していたのだが、それならオモチャ側からの事を描かなければならないのでは? ということになり、本作が作られたようである。あのラストにすることで本作でそれも描ききった形となっていて、今回が実質、完結編といってもいいのかもしれない。

 

 

私の評価…☆☆☆☆★

 

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2019年9月21日 (土)

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督・編集:岩下力
企画:秋元康
監督補:菅原達郎、河本永
製作:今野義雄、北川謙二、大田圭二、秋元伸介、安齋尚志
音楽:袴田晃子、熊谷隆宏、塩野恭介
主題歌:乃木坂46「僕のこと、知ってる?」
出演:乃木坂46、生駒里奈、伊藤かりん、衛藤美彩、川後陽菜、斉藤優里、西野七瀬、能條愛未、橋本奈々未、深川麻衣、若月佑美(以上、卒業メンバー)、バナナマン 他

 

 

  〈明らかにファン向け。プライベートにまで踏み込むのは蛇足〉

 

 

 正統派美少女グループとして絶大な人気を誇る乃木坂46に迫るドキュメンタリーの第2弾。

 

 

 2018年9月、1期生としてグループの結成当初からその人気を支えてきた、エースの西野の卒業が発表された。自らの去就を口にした彼女に対し、グループの活動と個人の活動との両立に満身創痍になりながらも卒業の二文字を口にしない者、メンバーと過ごす居心地のよさだけが卒業しない理由だと語る者。そんなメンバーたちの素顔に迫っていく。

 

 

 前回の“Documentary of AKB48”の時に、もうこの手のものは観ないだろうといった事を書いていたが… また観てしまった(笑)。今回は人気メンバー西野七瀬の卒業コンサートから、グループの現在そして未来への展望を描いていく。前半は卒業していく西野と、恐らくこれからのグループを引っ張っていく存在となる、3期メンバーの人気者=与田祐希との“師弟”コンビを中心に、第1期の生駒里奈の卒業からの軌跡を辿っていく。そして後半は現在の中心メンバーである白石麻衣や斎藤飛鳥、生田衣梨奈らの近況やメンバー各々の個人活動を取り上げていく構成である。同窓会やプライベートな旅行まで同行するのは、ちょっとやり過ぎじゃないの? と思ったりしたが、メンバー達の素顔が垣間見れたような気がした。

 

 

私の評価…☆☆☆

 

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