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2010年1月 9日 (土)

アバター 3D(字幕版)

アバター
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ、ジョエル・デヴィッド・ムーア 他


(写真:実はアバターとネイティリの禁断の“合体”シーンがあるらしい。この後か?観に来る客の年齢層を考慮してカットされたのだが、DVDで復活するかもしれないとのこと。乞うご期待!)


 《新しい3D映画の“魅せ方”》


 今年最初の映画鑑賞です。


 「タイタニック」のジェームズ・キャメロンが、商業映画としては12年ぶりに監督した映画です。それだけの長い期間が空くと、「スターウォーズ エピソード1」の時のジョージ・ルーカスのように、腕が落ちるのが普通だと思うのですが、キャメロンは違いました。


 地球に棲みにくくなった(というよりは自分達でそんなふうにしてしまった)人間達が、ある未知の資源を求めて衛星“パンドラ”に目をつけ、そこに生息する知的生命体ナヴィ族を手懐けるために、人間とナヴィのDNAを遺伝子操作によって合成させた“アバター”を、特殊装置を使って意識をリンクさせた人間が操作し、ナヴィ族の中に溶け込むことによって目的(というか野望)を達成しようとします。


 と、いうことで表向きは百数十年後の未来を舞台にしたSFアクションですが、“先住民”を敵とみなしている点では、これはかたちを変えた西部劇だなという感じがしました。


 そして、これは監督の策略なのかもしれませんが、最初は気色悪い青色の生物にしか見えないナヴィ族族長の娘ネイティリ(そりゃそうだ。いくら本物の役者の動きを取り入れているとはいえ、画面上で動いているのはモーション・キャプチャーで作り出されたキャラクターである。人間ではない。)が、作品のテーマである自然破壊と人間のエゴが明確に示される中盤以降はすごく愛しく魅力的になっていきます。本作は3D映画でありながら、物が極端に前に飛び出す演出はなく、奥行をだすことによって逆に、観ている自分があたかもパンドラの世界に入って、物語を体感している感覚になるのを狙った映画です。ストーリーは違うのですが似たようなテーマで描かれたジブリアニメ『もののけ姫』にちょっと似ているような気がしました。


 最後の方でナヴィが知らないはずのものをさわらせて話を無理矢理ハッピーに終わらせているのでその点が減点というところかな。キャメロン監督の映画ではお馴染みの、“何度攻撃してもくたばらない”しつっこい悪役キャラは今回も健在(^-^) 最後までハラハラさせてくれますよ。


私の評価…☆☆☆☆★

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