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2010年2月 4日 (木)

パーフェクト・ゲッタウェイ

パーフェクト・ゲッタウェイ
監督:デヴィッド・トゥーヒー
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ティモシー・オリファント、キエレ・サンチェス、スティーヴ・ザーン、マーリー・シェルトン、クリス・ヘムズワース 他


 《隠れた快作の登場(但しB級テイスト)!》


 この映画、一応日本ではミラ・ジョヴォヴィッチ主演というかたちで上映されているが、チラシやポスターのデザインを見たイメージだけで決めつけて観ると、とんでもない事になってしまう。


 そう、この映画の“メイン・キャスト”はチラシにも描かれている6人であり、ミラはその1人にすぎない。


 もちろんミラとスティーヴ・ザーンが扮する1組のカップルが中心となって話は進んでいく、途中までは… ところがハネムーン先の島で1組のカップルによる殺人事件が起きてから状況が一変、事態はとんでもない方向に向かっていくのだ。


 とにかくこの映画、監督の演出もさることながら、脚本が上手い。殺人事件発覚の前後にタイミングよく2組のいかにも胡散臭いカップル(クリス・ヘムズワースとマーリー・シェルトン=ヒッチハイカー、ティモシー・オリファントとキエレ・サンチェス=現地ガイド)を出現させ、いやが上にもサスペンス感を煽りたてる。ただ、その中でも映画を観ている観客にあまり気付かれないように、さり気なく“仰天のクライマックス”に繋がる伏線を張り巡らせ、スティーヴ・ザーン扮するミラの夫が映画脚本家の設定なので、名作映画の裏ネタ等の話を会話の中に盛り込み、観客の気を適当に逸らしながら、最後の最後にとんでもない“大ドンデン返し”を見せるわけだ。もう一度言っておく。ミラはメイン・キャスト6人中の1人なのである。ほとんどのお客さんは、この映画の巧妙な仕掛けにたぶん、騙される。結末に不満がないわけではないが、この際それは些細なことと目を瞑ってもいい。とにかく異色のサスペンス映画として、面白かった。


 あと余談だが、ミラってホント脱ぎっぷりのいい女優だ。普通人気が出れば段々露出は控えめになっていくものなのに、この映画でも後ろ姿ではあるが、ポンッポン脱いでいる。無論、デビュー作の「ブルー・ラグーン」の頃とは体付きが違ってきてはいるが… そんなあっけらかんとしたところが彼女の魅力でもあるし、そこが人気のあるところなのかな? 彼女の次回作の予定となるのは「バイオハザード4」。このシリーズも次は3Dとなる。アリスが飛び出すのか(笑)。それよりもそっちは「エラゴン」続編が白紙になったシエンナ・ギロリー扮するジル・バレンタインの復活を期待したいところだが。


私の評価…☆☆☆☆

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「パーフェクト・ゲッタウェイ」★★★☆ ミラ・ジョヴォヴィッチ、ティモシー・オリファント、キエレ・サンチェス、スティーヴ・ザーン 主演 デヴィッド・トゥーヒー監督、97分 、 2010年1月23日、2009年アメリカ映画 (原題:A PERFECT GETAWAY)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「予告と実際の内容がかなり違う印象、 楽園ハワイで起こるサバイバルゲーム、 どうって... [続きを読む]

受信: 2010年2月 4日 (木) 20時33分

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