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2010年3月11日 (木)

ニューヨーク,アイラブユー

ニューヨーク,アイラブユー
監督:チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、岩井俊二、イウ゛ァン・アタル、ブレット・ラトナー、アレン・ヒューズ、シェカール・カブール、ナタリー・ポートマン、ファティ・アキン、ジョシュア・マーストン、ランディー・バルスマイヤー
出演:ヘイデン・クリステンセン、ナタリー・ポートマン、オーランド・ブルーム、イーサン・ホーク、アントン・イエルチェン、ブラッドリー・クーパー、シャイア・ラブーフ、カルロス・アコスタ、スー・チー、ロビン・ライト・ペン、イーライ・ウォーラック、エミリー・オハナ 他


 《ストーリーはオムニバスなので継ぎ接ぎだらけだが、それが“狙い”》


 本作は一見群像劇のように見えるが、1話ごとのサブタイトルがそのエピソードの前に表記されないだけで全11話からなるオムニバスである。基本的には“人種の坩堝”ニューヨークの中で、それこそ様々な人々が繰り広げる“愛”の話なのだが、11人の監督がいればやはり11のエピソードそれぞれに違う個性が見えていて面白い。また、全体の上映時間が100分程度ということは、1エピソードも長くはなく、BGMがオシャレな曲ばかりなので、映画というよりはプロモーション・ビデオを楽しむというかたちで観てもいいかもしれない。


 役者もバラエティー豊かな面々が揃っているが、序盤ではやはりナタリー・ポートマンが凄くいい。使われた場面はわずか数カットなのに潔く丸坊主にしてしまうあたりに役者魂を感じる。しかもそれが素敵で美しいのだ。日本のアイドル女優達も見習ってほしいものだ。彼女は別エピソードで監督にも挑戦している。作品としては他愛ないものではあるが、白人と黒人の微妙な家族関係がよくでていた。


 後半部分はイーライ・ウォーラック扮する年老いた夫と妻のエピソードが何ともいえない哀愁を帯びていていい。夫婦の掛け合い漫才のような会話のやりとりも絶妙でよかった。


 こういうものは舞台を変えてもその土地の情景とテーマが合っていれば、イメージは違えど同じようなものができると思う。今度は東京やパリを舞台にしても面白いのではないか。誰か日本の監督でそんなことやる人いませんかねぇ。


私の評価…☆☆☆

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