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2010年4月19日 (月)

〈午前十時の映画祭〉お熱いのがお好き

〈午前十時の映画祭〉お熱いのが
監督:ビリー・ワイルダー
出演:トニー・カーティス、ジャック・レモン、マリリン・モンロー 他


 《これぞスラップ・スティック・コメディ映画の傑作》


 この「午前十時の映画祭」で先週上映(TOHOシネマズ二条)された「アパートの鍵貸します」も、ビリー・ワイルダーのコメディとしては人気作だが、面白さという点ではやはりこちらの方が上である。2000年にアメリカ映画協会が発表した「笑える映画ベスト100」の第1位に選ばれている。また、アメリカでは2002年に舞台ミュージカル化されており、映画版でジョーを演じたトニー・カーティスが、ジェリー(映画ではジャック・レモンが演じた)に恋をする大富豪オズグッド役を演じている。


 当時既に精神状態が不安定になっていたモンローが、スクリーンではそれを微塵にも感じさせなくて、天性のコメディエンヌっぷりを発揮しているのもいいし、お馴染みの名曲「I wanna be loved by you」他、全3曲歌われる歌も素晴らしいのだが、何といってもトニー・カーティスとジャック・レモンの掛け合い漫才のようなセリフの応酬が大変楽しい。本当は大変な事件(血のバレンタイン)を目撃して追われ、女性だけのバンドに紛れ込むために女装しているのに… そんな展開をも忘れさせるほど、美しいシュガー(マリリン・モンロー)への恋のバトルが繰り広げられるのである。まぁ、あれだけゴツゴツした女性もそうはいないだろうから、すぐにもバレそうなものだが、それがなかなかバレないのも笑える。


 ストーリーが膠着状態になってきたなと思ったら、大富豪オズグッドが出てきて中だるみしかけたストーリーを再びかき回してくれるので、最後まで飽きることなく楽しめる。


 なお、この映画はDVDでも発売中。DVDには現存する地上波放送時の日本語吹き替え版が収録されているのだが、こちらも、この俳優にはこの人といったお決まりの声優が声をあてている(トニー・カーティス=広川太一郎、ジャック・レモン=愛川欽也、そしてマリリン・モンローといえばやっぱりこの人、向井真理子)ので、そちらの方もご堪能ください!


私の評価…☆☆☆☆☆

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