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2010年4月29日 (木)

武士道シックスティーン

武士道シックスティーン
武士道シックスティーン
監督:古厩智之
出演:成海璃子、北乃きい、石黒英雄、荒井萌、高木古都、賀来賢人、波瑠、古村比呂、堀部圭亮、小木茂光、板尾創路、山下リオ 他


 《W主演、凸凹な2人の絶妙なコンビネーション》


 「月刊アフタヌーン」などに連載されている漫画を実写映画化したもので、映画の上映時間に合わせるかたちで一部キャラクター設定が省略されているが、逆にそれが主役2人の個性の違いを際立たせる結果となり、面白い映画になった。ちなみにこの2人、映画の設定では同学年だが、演じた2人の実年齢は北乃の方が2歳上で、設定上成海の方がずっと北乃に対してため口だったため、役柄とはいえ軋轢が生まれなかったのか心配だが、2人のインタビュー記事を見ている限りでは、そのような感じはないようである。逆にいえば成海はそれだけ北乃より大人っぽく見えている(実際、体格も北乃より少し大きい)し、北乃は今まで自身がドラマなどで演じてきた明るいキャラがそのまんま出ている。要するにキャラクターに対するキャスティングが絶妙にハマっているのである。


 どんなジャンルのお芝居においてもそうだが、主役に2人の人物を当てた場合、2人の性格は正反対なものに設定した方が、セリフのやり取りなどで漫才のようなものができ、面白くなる。さらにこれは青春スポ根ものだから、剣道というスポーツを通してそんな2人が自分の立場や思いに悩みぬき、成長していくのである。成海が扮する最初は堅物な磯山香織が、北乃扮するノーテンキな西荻早苗に徐々に感化されていくところなんか特に面白い。


 そして、板尾扮する早苗のお父さんが開発中の商品も30代以上のSF映画ファンなら大爆笑もの。何ちゅーお茶目なお父さん(笑)!


 映画ではラストに1年後が少しだけ描かれるが、原作は「武士道セブンティーン」、「武士道エイティーン」という続編があるので、映画でも是非このキャスティングのままで続編を作ってほしい。それほどこの2人、最高!


私の評価…☆☆☆★

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