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2010年4月26日 (月)

タイタンの戦い 3D(字幕版)

タイタンの戦い 3D(字幕版)
監督:ルイ・レテリエ
出演(吹替版声優):サム・ワーシントン(藤 真秀)、リーアム・ニーソン(津嘉山正種)、ジェマ・アタートン(甲斐田裕子)、レイフ・ファインズ(土師孝也)、マッツ・ミケルセン(大塚芳忠)、アレクサ・ダヴァロス(林 真理花)、(以下、吹き替え声優不明)ダニー・ヒューストン、タマー・ハッサン、ナタリア・ヴォディアノヴァ、イザベラ・マイコ、他


 《確かに戦闘場面は迫力あるが… 》


 ストップモーション・アニメーションと呼ばれるSFXの巨匠レイ・ハリーハウゼンが、現役引退作として約30年前に作った同名映画のリメイクである。さすがにこのオリジナル版はリアルタイムで観ていないが、かなり前、まだ淀川長治さんがお元気だった頃の「日曜洋画劇場」で観たことがある。それを、ほぼそのまんま今度は3Dで表現したわけだが、オリジナルの足元にも及ばない映画になってしまった。


 確かに巨大な蠍やメデューサと戦う場面は迫力がある。ただそこへ重点的にお金と時間を費やしたためか、その他の部分が殆ど作り込まれている感がなく、ちっとも面白くない。3D上映が災いしたのか上映時間が長くできない分、話をかなり端折っている。


 それにこの映画、「アバター」のように3Dカメラで撮影されたものではない。最初から3D上映を決めておきながら、予算の都合上、撮影時は通常の2D用カメラで撮影し、後で編集時に3Dに変換しているのである。このため3Dで観ると、確かに立体的には見えるものの、奥行きなどの感覚が「アバター」に比べるとかなり不自然である。これは先日書いた「アリス・イン・ワンダーランド」でも同様の撮影方法なのだが、「アリス〜」はパラレルな世界なのでまだいいが、「タイタン〜」はパラレルではない。


 CGを全否定する訳ではないが、レイ・ハリーハウゼンの映画、僕はDVDでは1枚だけ、「恐竜100万年」というヤツを持っているんだが、ストップモーション・アニメなど、昔の特撮映画は今のCGにはない、人の手で作り込まれた、味のある映画が多い。今の10代、20代くらいの人はCG慣れしていて、チャチなものに思えるかもしれないが、そういう、人の手で作ったものをじっくり観てほしいものだ。


私の評価…☆☆

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