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2010年9月28日 (火)

〈午前十時の映画祭〉ワイルドバンチ

〈午前十時の映画祭〉ワイルドバ
監督:サム・ペキンパー
出演:ウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、エドモンド・オブライエン、ウォーレン・オーツ、ベン・ジョンソン、ジェイミー・サンチェス、エミリオ・フェルナンデス、ストローザ・マーティン、L・Q・ジョーンズ、アルバート・デッカー、ボー・ホプキンス 他


 《バイオレンス・アクションのお手本とも言うべき、西部劇の傑作》


 時代に取り残された無法者たちの滅びの美学を描く映画というのは「明日に向かって撃て」や「俺たちに明日はない」、近年でも「スカーフェイス」や最近の「パブリック・エネミーズ」など、よく現代劇で描かれるが、これはそれを西部劇で、当時としては過激なバイオレンス描写たっぷりに描いたものである。


 今回この映画祭で上映されているのは145分のディレクターズ・カット版。西部劇というジャンルに引導を渡す「最後の西部劇」と呼ばれるほど、完成度が高い映画で、強盗団VS鉄道会社が雇った囚人たち(つまりどっちもアウトロー)というわかりやすい構図と単純明快なストーリーで楽しめる。


 印象深い場面はたくさんあるが、なんといってもクライマックスの壮絶な大銃撃戦だろう。6台のマルチカメラを使い11日間ぶっ通しで撮影された、後に「デス・バレエ(死のバレエ)」と呼ばれるようになるこの場面は、ペキンパーお得意のバイオレンス描写と相まって見応えがあり、後のアクション映画に影響を与えたというのも分かる気がした。また所々スローモーションを効果的に用いているのも特色の1つで、これも後々のアクション映画のお手本となっている。


 ラストに流れるテーマ曲も印象的。イタリア民謡「ラ・ゴロンドリーナ」をアレンジしたものという事だが、どこかで聴いたことあるなと思ったら、昔、中学生の時によく聴いていたラジオの「全国歌謡ベストテン」(当時のDJは高島忠夫)で、アレンジはかなり違うがテーマ曲として使われていた曲だった。何だかとっても懐かしくなった。


私の評価…☆☆☆☆

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