« ゾンビランド | トップページ | 〈午前十時の映画祭〉ワイルドバンチ »

2010年9月26日 (日)

×ゲーム

×ゲーム
監督:福田陽平
出演:荒木宏文、菊地あやか、仲川遥香、三上真史、千代将太、加藤翔、相島一之、鶴見辰吾 他


 《昔、いじめられっ子だった奴等の壮絶な復讐》


 「リアル鬼ごっこ」の山田悠介原作の小説を、今人気の若手ユニット「D-BOYS」と「AKB48」のメンバーの中から4人キャスティングして製作。なので演技云々というより、過激な“イジメ返し”を観る映画。


 と、いうことで「バトル・ロワイヤル」みたいなバイオレンスや、「リアル鬼ごっこ(当然1作目)」のような派手なアクションがあるかなと思ったら、全然そうではなかった。


 主人公が小学生の時、ある人物がいじめられる時に考えられた「×ゲーム」。同窓会のわずか3日後、その時の恩師が不可解な自殺を遂げた後から、主人公の身辺に謎の女が出没、そこから恐怖の「×ゲーム」が始まる。


 昔イジメた側がし返され拷問のような罰を受ける場面はコミカルに作ってあるはずなのだが、役者達の演技の拙さもあってか笑えない。「椅子に画鋲」や「牛乳一気飲み」などは、イジメでなくても自分達が悪戯でよくやったものだが。


 カンのいい人なら途中でそのトンでもない結末が薄々見えてしまうのも欠点か。結局この映画も「悪人」同様、最初から100%“善人”はいないのだ。


 もちろん現実を描こうとすれば、現実の世界に完璧な善人などいないのだから、この描き方でいいのだが、これは空想世界を描く映画なのだから、そういう映画で全てが善人じゃないような描き方をすると、話が暗い方向にしかいかなくなる。もう少し明るい映画を観たいものだ。


 役者の選び方も些か安易である。いくら人気があるからといっても、もう少し選択肢は無かったのか? 菊地あやかだけはホラー映画なんかで使えそうな感じがするが、後はあまりやる気がスクリーンから伝わってこなかった。まさに「これを観るのも“罰ゲーム”」である。


私の評価…☆☆

|

« ゾンビランド | トップページ | 〈午前十時の映画祭〉ワイルドバンチ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ×ゲーム:

« ゾンビランド | トップページ | 〈午前十時の映画祭〉ワイルドバンチ »