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2010年9月29日 (水)

THE LAST MESSAGE 海猿

THE LAST MESSAGE 海猿
THE LAST MESSAGE 海猿
監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、加藤雅也、吹石一恵、三浦翔平、濱田岳、時任三郎、香里奈、勝村政信、鶴見辰吾、石黒賢 他


 《前作で止めときゃよかったのに》


 これに関しては、なぜ作ったのかその意図がイマイチ分からない。せっかく前作のラストが主人公とヒロインの結婚式という、これ以上ない最高のハッピーエンドだったのに。それに比べりゃ今回のエンディングは平凡で、クライマックスの絶体絶命な場面でもタイミングよく酸素ボンベが出てくるので、早いうちから主人公が助かるのが分かってしまい興醒めしてしまった。


 ま、東宝にしてみれば、今の映画はアメリカ映画からの3Dブームだし(僕はアナログの3Dがそうであったようにすぐ廃れると思っているのだが)、“日本初のデジタル3D映画”は東映に先を越されてしまったので、“日本初のデジタル3D長編映画”を焦って作ってしまったに相違ないのだろうが、何も一旦終わったはずの「海猿」で無理矢理やる必要はなかった。ちなみに今回は2Dで観ている。


 しかも脚本が、シリーズ最初から携わっている福田靖氏である。別に福田氏に文句はないが、この人、今大河ドラマ「龍馬伝」の脚本も書いているのである。もちろんアシスタントが何人かはいるのだろうが、それでもメインシナリオを担当しているわけだからかなり多忙なはずで、よく他の仕事を引き受けられたものだ。結果、大河とこちらとどっちに比重を置いているかは一目瞭然なのである。


 実際、話の設定においても日本の排他的水域内に於ける、日韓ロ共同プロジェクトによる海底プラントなんて、利権絡みの事を考えれば実際実現する可能性はゼロに近い。実現したとしてあんなことになったら、もっと混乱するだろう。そういう意味においてもあまりリアリティーがないこの映画。もう作らないでいいのでは。


私の評価…☆★

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