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2010年10月16日 (土)

ナイト&デイ

ナイト&デイ
ナイト&デイ
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演(吹替版声優):トム・クルーズ(森川智之)、キャメロン・ディアズ(水町レイコ)、ピーター・サースガード(二又一成)、ヴィオラ・デイヴィス(声優名不明)、ジョルディ・モリャ(中村秀利)、ポール・ダノ(平川大輔)、マギー・グレイス(声優名不明)、デイル・ダイ(藤本譲)、マーク・ブルカス(声優名不明) 他


 《久々にキュートなC・ディアズに会える》


 このタイトルを聞いて最初はケーリー・グラントの「夜も昼も」のリメイクかと思ったんだが、“Night”ではなく“Knight”だったのね。日本語表記だと、紛らわしいな。


 それはさておきこの映画はトム・クルーズが当初出演予定だった「ソルト」を蹴って出演したスパイ・アクション。結局アンジェリーナ・ジョリーが主演をはった「ソルト」は成功し全米でスマッシュ・ヒットとなったが、「ナイト&デイ」はアメリカでは思ったほどヒットしなかったようである。


 ところが観てみるとめまぐるしいストーリー展開や細かいところに張り巡らされた伏線がラストに向けてじわじわと効いてくるさま、軽妙なセリフのやりとりが主演2人の相性の良さと相まってか、わりと面白い映画になっている。このところ地味な役が多かったキャメロン・ディアズも久々にキュートで可愛く(そしてちょっとおバカ)、ファンなら大歓迎だろう。


 実はこの映画、主演がこの2人に決まる前に企画自体やキャストがコロコロ変わって相当な難産の末にできた映画で、元々はこんな特Aランクのスターがコンビを組むものではなく、アダム・サンドラーやクリス・タッカーといった、トム・クルーズよりは少し下のランクの俳優がオファーされていたようである(ちなみにヒロインも当初はエヴァ・メンデスだったらしい)。製作会社もレボリューション・スタジオ→ソニー・ピクチャーズ→レジェンシー・エンタープライズと変わり、製作会社や主演候補が変わる度に脚本もリライトされ、結局これ1本の企画に12人の脚本家が携わるかたちとなった。で、いざ刷りあがった全米用の宣材のポスターデザインが2人のシルエット画(笑)。日本などアメリカ以外の国向けにはちゃんと2人の写真が入ったものが使われているが、やはり観客は映画を観る前に何を見てその映画を観ようか決めるのはポスターやチラシなのである。さすがに影絵では判断しづらかっただろう。この事が災いしたわけではなかろうがアメリカの有名映画評論家
の評価はそこそこ良い点が付けられているが、ネットで見るかぎり観客の評価は少し厳しいものになっている。日本ではこれを受けて主役の2人を呼び大々的な宣伝活動をするなど、積極的なプロモーションを展開した結果、ロケットスタートをきった。アメリカとは好対照だ。


 それにしても最近のトム・クルーズは何だかスパイアクションばかりな気が。本作の次が「ミッション・インポッシブル4」の撮影とはね。おバカ映画でハゲ面になってた事もあったけど、そろそろ他のタイプの映画も見たくなってきたなあ。


私の評価…☆☆☆★

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