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2010年10月22日 (金)

死刑台のエレベーター(2010)

死刑台のエレベーター(2010
死刑台のエレベーター(2010
監督:緒方明
出演:吉瀬美智子、阿部寛玉川鉄二、北川景子、平泉成、りょう、笹野高史、熊谷真実、田中哲司、堀部圭亮、町田マリー、上田耕一、津川雅彦、柄本明、テイ龍進、小市慢太郎 他


 《元ネタがいいから、何とか観られるというレベル》


 フランスのルイ・マル監督が今から50年も前に作った名作を、舞台を日本に変え一部キャラクターの役職を変えた以外は殆どソックリそのままリメイクした映画。実は一度日本のTVドラマでリメイクされており(1993年にフジテレビ系で放送された2時間ドラマでこの時の主演は田原俊彦と藤谷美和子)、日本版リメイクとしては2作目となる。


 まず、50年も前のものを、基本的な設定や雰囲気などを変えずに映像化できるということに驚く。大抵そんな前のものをリメイクする時は現代に設定を置き換えると、オリジナルとはかなり違った感じのものになるのが通例である。ところがこの映画の場合、まぁ役者や演出のレベルに差があるのはやむをえないにしても、雰囲気はかなり近いものがあるのではないだろうか。ルイ・マル監督のご子息が関わっているということもあるかもしれないが、日本映画なのにどことなく日本映画っぽくない感じがした。


 ただ、このキャストではやや力不足か。吉瀬美智子の低音ボイスの魅力は、こういう渋いサスペンスには合っているのだが、演技は特に上手いとは思えない。平泉成や津川雅彦などベテラン勢には文句はないが、若手&中堅キャストで比較的観るに耐えられる演技をしていたのは北川景子ぐらいではちょっと寂しい。


 この映画の公開にあわせたのかどうかは知らないが、関西地方ではもうすぐこのオリジナル版がデジタルリマスター版となってリバイバル上映される。僕も時間があれば観に行くつもりでいるが、オリジナル版の良さを再認識することになるだろう。


私の評価…☆☆☆

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