« ナイト&デイ | トップページ | 死刑台のエレベーター(2010) »

2010年10月20日 (水)

インシテミル 〜7日間のデス・ゲーム〜

インシテミル
インシテミル
監督:中田秀夫
出演:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、阿部力、平山あや、石井正則、大野拓朗、武田真治、片平なぎさ、北大路欣也、チョー(長島雄一)、日村勇紀 他


 《もうちょっとオリジナルもので勝負してほしかった感もある》


 本作は米澤穂信が3年前に発表したクローズド・サークル、所謂「密室ミステリー」を描いた小説を基に映画化したものである。ホリプロ創立50周年記念ということで、メインキャストの殆どをホリプロ所属のタレントで構成している。大体こういうかたちでやってしまうと、どうしても原作のキャラクターとのイメージがかけ離れたものになってしまうので、原作ファンから反発を食らうのだが、この映画に関してはどうなのだろう? 映画の展開をスピーディーなものにするために、原作での「行動に関するルール」等が映画ではマイナーチェンジされているし、原作ファンは少々違和感がわくと思うのだが。


 それに、映画の中盤ぐらいまで観れば、その10人の中にいる“ゲームの仕掛人”までは分からなくても、重要なキーポイントとなる人物が、カンのいい人ならすぐ分かってしまう。主人公以外の人物は皆、殺されたり傷ついたりしているのに、1人だけ何の被害も被らない人物がいるのである。ここでは誰かは言わないが、普通は気付くよなぁと思いつつ、最後まで観たらやっぱりコイツが仕掛人かと興醒めしてしまった。


 また、ホリプロ50周年記念というわりには、一部を除いて役者が小粒。先に書いた事も含めると、別に原作ものをやらなくても、オリジナルで勝負しても良かったのではないか。まぁ、ジャッキー・チェンらが事務所のアイドルユニット「Twins」を売り出すために事務所のタレント総出で作った「ツインズ・エフェクト」みたいなのを作れとは言わないが。あれはオリジナルというよりハリウッド映画のパクリであるからして(笑)(「1」はTVドラマ「バフィー・ザ・バンバイア・スレイヤー」、「2」は何と「スター・ウォーズ」を中国時代劇風にアレンジしたトンデモ作)。


 でも、もうちょっと豪華なものを作ってほしかった気もした。


私の評価…☆☆★

|

« ナイト&デイ | トップページ | 死刑台のエレベーター(2010) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: インシテミル 〜7日間のデス・ゲーム〜:

« ナイト&デイ | トップページ | 死刑台のエレベーター(2010) »