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2010年11月16日 (火)

マリア様がみてる

マリア様がみてる
監督:寺内康太郎
出演:波瑠、未来穂香、平田薫、滝沢カレン、秋山奈々、坂田梨香子、高田里穂、三宅ひとみ、広瀬アリス、碓井将大 他


 《アニメ版と比べてもさほど違和感のない良作》


 いやぁ、とうとうこんな映画にも手を出しちゃいました(笑)。でも平日とはいえ、さぞかしこの手の映画は女性の観客の方が多いだろうなと思いきや、男性が結構多いではないか。何で? とか思ったと同時にちょっとホッとした(汗)。


 原作は今野緒雪のライトノベル。僕はこの原作や漫画版は見てないが、原作イラスト担当のひびき玲音さんのイラストを手本にキャスティングされており、また、舞台となる学校もアニメ版を作るときに作画のモデルにした建物をそのまま使っているらしく、アニメ版と比べてみても殆ど違和感がないものに仕上がっている。


 出ている役者のほぼ全員、女優としてのキャリアが浅いので、観る側が求める演技レベルに達していないが、こういう現実離れした設定ではかえってそっちの方がいいのかもしれない。1人の男を除いて、出てくる皆がキリスト教系女学校のお嬢様なので、普段使い慣れない言葉を役者たちが言いにくそうに喋っているそのぎこちなさが微笑ましい。「スール(フランス語で「姉妹」の意)」と呼ばれる独特な制度(所謂上級生と下級生の「主従関係」)があったり、「山百合会」という会があったりと、まぁ、あからさまに同性愛を意味するような用語が出てきたりもするが(「薔薇」という言葉も出てくる)、そのあたりはあまり色濃くはなく、学園祭で演劇を企画する後半は、おそらく多少意識して作っていると思える映画「櫻の園」のような感じだ。


 原作は現在大変な人気で長編シリーズ化しており、漫画やアニメにもなった。普通漫画やアニメの作品は、そのイメージを持ったまま実写化すると、かなり違和感があるものだが、SFや特殊メイクを必要としないドラマの場合は、ちゃんとしたキャスティングやロケーションを行えば、低予算でもしっかりしたものを作れるといったお手本のような映画。この映画を配給したジョリー・ロジャーという会社はタレント事務所でもあるのだが、過去に「口裂け女2」や「お姉チャンバラ」といった低予算面白作品を作っており、この映画でもそのノウハウは生かされているのではないかと思う。本作は原作のほんの一部にすぎないと思うのだが、続編を作るなら同じキャストでお願いします(笑)。


 それでは次回まで、

 「ごきげんよう(^-^)」


私の評価…☆☆☆★

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