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2010年12月

2010年12月30日 (木)

リース・ウィザースプーンも婚約

リース・ウィザースプーンも婚約
 ナタリー・ポートマンに続いてこちらの方も。


 米アカデミー賞女優のリース・ウィザースプーンさん(34)がハリウッドのエージェント、ジム・トス氏(40)と婚約した。2人は今年1月から交際を始めていた。ウィザースプーンさんは以前、俳優ライアン・フィリップと結婚し、子供を2人もうけたが、2006年に離婚申請している。


 ウィザースプーンさんはカントリーミュージシャン、ジョニー・キャッシュの伝記映画「ウォーク・ザ・ライン/君に続く道」で2006年にアカデミー主演女優賞を受賞。最新作「幸せの始まりは」ではオーウェン・ウィルソン、ポール・ラッド、ジャック・ニコルソンらと共演している。(時事通信ニュースより)

 最新作「幸せの始まりは」はアメリカでの成績は今のところ芳しくないようだが、日本では絶妙なタイミングで公開される事になるから、さてヒットするか?


(写真は「幸せの始まりは」プレミア上映に出席したリース・ウィザースプーン)

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2010年12月29日 (水)

ナタリー・ポートマン結婚&妊娠!

ナタリー・ポートマン結婚&妊娠
 年の瀬にビックなニュースが飛び込んできた。


 13歳にしてリュック・ベッソン監督の映画「レオン」で映画デビューし、一躍脚光を浴びた人気女優のナタリー・ポートマン(29)が、フランス人バレエ振付師、バンジャマン・ミルピエ(33)と婚約し、既に妊娠していることがわかった。アメリカの複数のメディアが報じている。


 ポートマンは現在、アメリカで公開中のスリラー映画「ブラック・スワン」にバレリーナ役として主演。 この映画で振り付けを担当したミルピエ氏と知り合い、交際をスタートさせたという。


 イスラエル出身のポートマンは、13歳だった’94年に「レオン」のマチルダ役に選ばれ映画デビュー。家族を殺され復讐を果たそうとする少女を熱演した。その後、「スター・ウォーズ」シリーズなど多くの映画に出演し、2005年に「クローサー」でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞している。


 ということで、ナタリー・ポートマンも、最近色香が増したと思ったらもうアラサーなんですねー。結婚、そして妊娠とは驚きです。「レオン」公開時、来日会見で晴れ着を着ていた(着させられていた?)あどけない姿が懐かしいです。


(写真は映画「ブラック・スワン」の1カット)

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〔舞台〕ジャンヌ・ダルク

〔舞台〕ジャンヌ・ダルク
演出:白井晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽:三宅純
出演:堀北真希、石黒英雄、山口馬木也、柴本幸、塩谷瞬、高杉真宙、青木健、上杉祥三、春海四方、田山涼成、六平直政、浅野温子、西岡徳馬、伊藤英明 他


 《堀北ジャンヌが抜群にいい、中島かずきらしい賑やかな史劇》


 今年たぶん最後の映画・演劇鑑賞。


 堀北真希って特別好きってわけでもないけど、何か自分にとって気になる女優みたい。全部ではないが映画は舞台挨拶の回に観た「着信ありFinal」ぐらいから結構観ているし、TVドラマもいくつか観ている。


 そんな彼女の舞台演劇初主演作がこれ。今までイングリット・バーグマンやミラ・ジョヴォヴィッチが映画で演じた女傑ジャンヌ・ダルクを、この舞台では彼女が演じている。ジャンヌ・ダルクって本来は凛々しい役柄だと思うのだが、堀北ジャンヌはやっぱり可愛い。フランス国王シャルル7世役の伊藤英明はセリフ棒読み気味でミスキャストである。王様にしては威厳がなく軽すぎる感がしたのだが、史実を調べてみると、このシャルル7世は本来権力争いで王の座につくはずではなかったところ、ジャンヌ・ダルクのツルの一声的“神のお告げ”で王になったのだとか。ジャンヌ・ダルクの出生については諸説ある中、本作では王家の私生児(つまりシャルル7世の異父妹)説を採用しており、そう考えると処刑される寸前のジャンヌに使いを送り助けようとする場面等に深いものを感じる。


 他にも約100人の役者が舞台から客席横の通路まで縦横無尽に駆け回る、合戦シーンの演出は見事! 脚本が劇団☆新感線の中島かずきなので、来年あたり映画館での「ゲキ×シネ」でやってくれたら、また観に行こうかな。


私の評価…☆☆☆☆

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2010年12月23日 (木)

白夜行 (試写会)

白夜行 (試写会)
白夜行 (試写会)
監督:深川栄洋
出演:堀北真希、高良健吾、船越英一郎、戸田恵子、田中哲司、姜暢雄、緑友利恵、山下容莉枝 他


 《TVドラマ版とは視点を変えた結果、サスペンス度高まる》


 東野圭吾原作の小説といえば「秘密」や「手紙」など、かなりの作品がTVドラマや映画化されているが、本作もその1つ。まず2005年に舞台化され、翌年TBSテレビ系で綾瀬はるか・山田孝之共演によりTVドラマ化、2009年に韓国で映画化(「シュリ」のハン・ソッキュが刑事役で主演となりヒロインを「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジンが演じた)、そしていよいよ日本でも映画化され、来年1月29日からの公開となる。


 今回ヒロインの雪穂役を演じるのは堀北真希。そして、重要なキーパーソンとなる亮司役を演じるのはイケメン俳優高良健吾。TVドラマ版では雪穂と亮司にスポットが当てられ、幼い時に負ったトラウマと悲劇、やがて19年後に訪れるもう1つの運命に立ち向かう2人の姿を中心に描かれていたが、同じ描き方をしてもつまらないということなのか、この映画版では視点を変え、事件の謎を追う船越英一郎演じる笹垣刑事の目線で描かれている。いつもの2時間ドラマで観るイメージとは違い、かなり抑えた演技をしているが、これがまた味があっていい。このためよりサスペンス度が高くなっているが、TVドラマでは1クール(=3か月)にもわたって連続ドラマとして描かれたのと同じ題材のものが、無理なく2時間30分に収められた(それでも映画としては長時間であるが)。TVドラマでは製作された年が現在の場面となりそこから19年遡ったため、過去の場面が原作とは違う時代設定となってしまったが、映画では原作どおりの時系列になっているので、原作フ
ァンには納得のいくものになっているだろう。


 それにしてもこの映画、大人たちの演技より主人公2人の子供時代を演じた子役が凄い。特に亮司役の子は背筋が寒くなるほど役柄とシンクロしたアブナイ目つきをしている。まさか殺人シーンはこの子役が実際にはやっていないだろうが、こんな役やらせちゃっていいのかな? この子役らの方がトラウマにならないかな? と心配になってしまうのである。


私の評価…☆☆☆★

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2010年12月22日 (水)

バーレスク

バーレスク
監督:スティーヴ・アンティン
出演:クリスティーナ・アギレラ、シェール、クリスティン・ベル、キャム・ギガンデッド、スタンリー・トゥッチ、エリック・デイン、アラン・カミング、ジュリアン・ハフ、ピーター・ギャラガー、ディアナ・アグロン 他


 《意外に上手い、アギレラの演技》


 「バーレスク」とは、艶話などのコントや、ヌードにまでは至らない、女性のお色気を強調したダンスを含めたショーのことをいう。


 過去にもこういったバーレスクを描いたミュージカル映画は「ムーラン・ルージュ」や「シカゴ」などがあった。その映画に出ていたのは、特に歌を歌うことが専門ではない俳優たちだった。ドラマ部分に重点が置かれていれば、それはそれで正解だったのかもしれない。ところが今回の映画のキャスティングは、脇役はともかくメインの2人がともにグラミー賞受賞経験のある歌手である。シェールはアカデミー賞も受賞(1987年「月の輝く夜に」主演女優賞)している。つまり“プロ中のプロ”による本物のショーが楽しめるわけである。


 もちろんミュージカルとなると歌唱力だけでなく演技力も求められる。シェールや、「ラブリーボーン」で不気味な殺人鬼を演じアカデミー賞にノミネートされた振付師役スタンリー・トゥッチなど、脇役は演技達者なメンバーが揃っているが、主演のクリスティーナ・アギレラは映画初主演であり、演技力は未知数なため、僕は観る前この点が非常に不安だった。だが、オープニング場面でそれは見事に吹き飛んだ。愛らしいルックスと初主演とは思えない堂々とした演技を見せつけてくれたのである。


 ストーリーは、歌手に憧れる女性がショーダンサーとして成り上がっていく、アメリカン・ドリームもの。こういった題材はミュージカル映画でも「四十二番街」や「コーラスライン」など、昔から描かれてきたものなので、新鮮味はないが、そんな2人がメインなのだから、ミュージカル場面は本当に素晴らしい。シェールはともかくアギレラは、か細い体のどこからあんな声量が出てくるのかと思ったほどである。


 ただ、あえて難を言えば、悪役の描かれ方が弱いため、ストーリーにやや締まりがない。シェール扮するテスが経営するバーレスクを、破産のピンチに陥れる悪徳税理士をピーター・ギャラガーが演じているが、この人は日本でも人気だったTVドラマ「The O.C.」で主人公の優しい弁護士を演じていた人で、そのイメージが抜けていないのだ。どう見ても悪役に見えない(笑)。アギレラのライバル役も、「四十二番街」のベベ・ダニエルズのように、もっと張り合うかと思ったら、あっさり降参してしまう。


 完璧なものを求めるのは難しいが、もう少し展開にメリハリがあれば、もっと高い点がつけられた。でも、僕はアギレラの演技と歌が観られただけで、大満足である。


私の評価…☆☆☆★

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2010年12月21日 (火)

シュレック・フォーエバー

シュレック・フォーエバー
シュレック・フォーエバー
監督:マイク・ミッチェル
声の出演(吹替版声優):マイク・マイヤーズ(濱田雅功)、キャメロン・ディアズ(藤原紀香)、エディ・マーフィー(山寺宏一)、アントニオ・バンデラス(竹中直人)、ウォールト・ドーン(劇団ひとり)、ジュリー・アンドリュース(沢田敏子)、ジョン・クリーズ(青野武)、ラリー・キング(ジョン・カビラ)コンラッド・ヴァーノン(結城比呂)、コディ・キャメロン(飛田展男) 他


 《どうしようもないシリーズ最後っ屁》


 シリーズものを観ていると、

 「前作でやめときゃよかったのに…」

と思うことがよくあるのだが、この映画はその最たるもの。この映画で面白かったのは「2」くらいまで。後は、作りゃとりあえず当たるから作っとけみたいな感じで、新鮮味は当然無いし、3Dも単なる付け足し。


 元々これはアンチ・ディズニー的な設定がウケていたのだが、シリーズが進むにつれ、それも薄れていった。本作ではそのズレていったものを修正すべく、原点回帰がはかられているが、時既に遅しである。アメリカでは既に半年前に公開されているのだが、わざわざ日本公開を遅らせて正月映画にする必要があったのだろうか? 正直あんなオチではいくらでも話が作れてしまうし、完結させるなら、それはそれできちんとした物を作ってほしかった。


私の評価…☆

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2010年12月19日 (日)

トロン:レガシー

トロン:レガシー
トロン:レガシー
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演(吹替版声優):ジェフ・ブリッジス(磯部勉)、ブルース・ボックスライトナー(大塚芳忠)、ギャレット・ヘドランド(平川大輔)、オリヴィア・ワイルド(小松由佳)、マイケル・シーン(桐本琢也)、ボー・ギャレット(甲斐田裕子)、ヤヤ・デコスタ(声優名不明)、セリンダ・スワン(声優名不明)、エリザベス・マシス(声優名不明)、ジェームズ・フレイン(咲野俊介)、キリアン・マーフィー[カメオ出演] 他


 《前作やコンピューターの知識に乏しいなら、少々難解か》


 この映画、本編前に来年5月公開予定の「パイレーツ・オブ・カリビアン 〜生命(いのち)の泉〜」の速報が流れるので、スパロウ船長に逢いたいけど5月まで待てないという人はどーぞ、観に行ってください(笑)。


 さて、本編の方は開始早々ディズニーのお城マークまで“トロン・タワー化”して始まるので、すぐに作品世界へと誘ってくれる。一応、主人公の息子が子供時代の時に、28年前に製作された前作の粗筋が少しだけ語られるが、前作を観ていないよりは観ておいた方がいいだろう。デジタル3D映画と謳っているが、実は現実世界とコンピューター内部世界を区別するために、3Dとなっているのはコンピューター内部世界の場面のみである。ちなみに前作の時もフルCG映画となるはずだったものの、結局納期に間に合わないため、一部をアニメーション処理にしているのだ(その時のアニメーターの1人がティム・バートンである)。


 ストーリーのパターンとしては、前作同様コンピューターの中の世界を擬人化して描いているようなものなので、コンピューターに疎い人には少々難解かもしれない。コンピューター内部世界の場面はバトルゲームをやっているようなものなので、ゲーム感覚で観ることも、やろうと思えばできるが、矛盾点が結構あった前作同様が今作もそういうのを探せば見つかるかもしれない。


 そしてやはりこの映画の特徴は映像と、それに合う音楽のカッコよさである。「アバター」の3Dカメラを少し改良したもので撮った3D映像はさほど目新しいものは感じなかったが、CGの進化には目を奪われる。映画の中で現在のジェフ・ブリッジスと約30年前のジェフ・ブリッジスの姿が対峙する場面があるのだが、あの若き姿は単純に映像を付け替えたのではない。今のジェフの姿に30年前のジェフの顔を修正を加えつつ合成したもので、しかも髪の毛も1本ずつCGで“生やさせた”言わば完璧なCG人間なのである。そんな手法では、従来はかなり違和感がある映像だったが、本作ではそんな違和感はほぼ無い。なお、自分が観たのは通常のDLP版だが、IMAX版はIMAXでしかできない特別映像が盛り込まれているらしい。音楽もダフト・パンクの音は、その斬新な映像にマッチしている。所々'80年代風のシンセサイザー音が混じっているのも好感が持てる。また映画音楽としてもかなりの迫力があり、テレビ番組などでまたよく使われるのだろうなと思
った。


 ただ、クライマックスのあたりから話がやや単調になるのが残念。特にラストはディズニー映画にしてはちょっと意外な展開になるので、たぶん賛否両論になるのは間違いない。


私の評価…☆☆☆★

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2010年12月17日 (金)

ロビン・フッド

ロビン・フッド
ロビン・フッド
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、オスカー・アイザック、マーク・アディ、ウィリアム・ハート、ダニー・ヒューストン、アイリーン・アトキンス、マックス・フォン・シドー、ケヴィン・デュランド、スコット・グライムス、アラン・ドイル、レア・セドゥー、マーク・ルイス・ジョーンズ、マシュー・マクファディン 他


 《意外に似合う“オレ様俳優”》


 ロビン・フッドといえば、伝説上の義賊の名前だが、元々はどこかの吟遊詩人が物語として広めた架空のヒーローである。映画では過去にダグラス・フェアバンクスやエロール・フリン、ショーン・コネリーや記憶に新しいところではケビン・コスナーといった、その時代の人気役者が演じていた。


 今回この役をやっているのはラッセル・クロウ。この人が演じるとどんな役でも“オレ様”的なキャラになってしまうのだが、今回もまさにソレ。だが頼もしくて結構周りの雰囲気にも合っていた。監督のリドリー・スコットとはもう5度目のタッグだし、ヒロイン役のケイト・ブランシェットとも「グラディエーター」で共演しているとあって、気心が知れているのであろう、共演部分は少なかったが、呼吸は合っているように見えた。


 そして今回、過去作と最も異なるところは、ストーリーが史実を描いている点にある。本当にあった(とされる)話の中に、架空の人物が何の違和感もなく入り込んでいるわけで、これはもう脚本の力の勝利と言わざるをえない。本作は本物の虎と戦わせた「グラディエーター」や、超大物スターがカメオ出演したケビン・コスナー版「ロビン・フッド」のようなサプライズ的演出は無いが、ヒーローではないある意味人間的なロビン・フッドを描くことで、今までの“ロビン・フッドもの映画”とはまた違った、魅力的な映画になった。


私の評価…☆☆☆☆

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2010年12月 9日 (木)

キス&キル

キス&キル
監督:ロバート・ルケティック
出演:アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル、トム・セレック、キャサリン・オハラ、キャサリン・ウィニック、ケヴィン・サスマン、リサ・アン・ウォルター、ケイシー・ウィルソン、ロブ・リグル、マーティン・マル、アレックス・ボースタイン 他


 《キャスティングはいいのだが、肝心のギャグが全くイケてない》


 この脚本家や監督は、この映画で何がやりたかったのだろう? 普通どんなバカ映画でも、その映画を作った意図やプロットなんてものは、その映画を観ていれば多少は分かるのだが、この映画に関してはそれが全く分からない。一応スパイものを絡めたラブ・コメなのだが、肝心のギャグネタが古すぎて、今の若い世代には分からないだろう'60年代の「007」ネタ等が延々と続くのである。


 「私はまるでプッシー・ガロア(?)」(←そんなセリフだったっけ)みたいな事を言われてもなぁ、プッシー・ガロアというのは「007/ゴールドフィンガー」でのメインのボンド・アクトレスが演じた役名なのだが、名前に卑猥な下ネタが隠されているんだよねという事(昔の007シリーズはナゼか敵役やヒロインの名前がそういう言葉遊びになっている)を知っていないと、全くクスリとも笑えないのである。全体的にみても007からパクったようなネタが多いのだが、とにかく笑えない。


 ただし、演じている俳優たちは、このつまらない脚本を一生懸命やりこなしている。主演なのにホント目立たないアシュトン・カッチャーは気の毒なのだが、その分ヒロイン役のキャサリン・ハイグルが頑張っている。彼女のコメディエンヌっぷりも今回は少々空回りしているのだが、容姿端麗で一見完璧なように見えて、実はちょっとおバカなキャラというのは、現実にいても好感を持てるし、彼女はそういう役がよく似合う。トム・セレックも久しぶりに見たんだけど、相変わらずリッパな口髭は健在(笑)。現在はTVドラマ中心に出演しているそうだが、何と映画としてはこれまた久しぶりの「スリーメン・アンド・ベビー」の3作目「スリーメン・アンド・ア・ブライド」が2012年に控えているんだそうな。あの赤ちゃんだった子がついに結婚するのかぁ… あのシリーズは面白いので、もし製作されるのなら楽しみである。


私の評価…☆☆★

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2010年12月 8日 (水)

GAMER

GAMER
監督:マーク・ネヴェルダイン/ブライアン・テイラー
出演:ジェラルド・バトラー、マイケル・C・ホール、キーラ・セジウィック、ローガン・ラーマン、アリソン・ローマン、テリー・クルーズ、ラムジー・ムーア、リュダクリス、アーロン・ヨー、ジョナサン・チェイス、ダン・キャラハン、ブリジット・フレミング、ジョニー・ホイットワース、キース・ジャーディン 他


 《新世代版「バトルランナー」。でも悪役ショボ過ぎ》


 「アドレナリン」シリーズの監督による映画。殺人犯等の囚人たちが、自らの釈放を賭けてサバイバルゲームに挑むという映画は決して目新しいものではなく、有名なところではアーノルド・シュワルツェネッガー主演の「バトルランナー」等があるが、この映画はその“新世代版”といったところ。


 「バトルランナー」における“殺人ゲーム”は、「東京フレンドパーク」のようなスタジオ撮影番組で、それを視聴率競争に喘ぐTV局が企画したという設定が痛烈なメディア批判をしていたのだが、今回はTVを批判の的にはしているものの、あくまでそれは間接的でしかなく、企画設計したのは個人の資産家で、ある特殊なものを体内に注入された囚人が、コンピューターが作り出す“仮想現実”を介して外のプレーヤーとリンクし、外のプレーヤーに操られながら“殺人ゲーム”をクリアしていくという、荒唐無稽どころか矛盾点だらけ(笑)な映画になった。


 外のプレーヤーはいかにもオタクっぽい青年だったり、引きこもりメタボデブだったりと、それなりに的を得ているところはあるし、映像や話の展開は確かにスピーディーで分かりやすいのだが、決定的にダメダメな点として、悪役であるその資産家がショボ過ぎるのだ。体力的に強くなくても、例えばジャック・ニコルソンのジョーカーのように美的センスでも醸し出せば、少しは強く見せられただろうけど、そんなものはカケラもなく、自ら作った仕掛けもあっさり破られ呆気なく負けてしまうのだ。


 いくらなんでもこれでは面白くなるはずがない。メディア批判を示唆するような場面も皆無。作り手が面白がって見せたって、観る側に伝わらなきゃ何の意味も無いのである。


私の評価…☆☆★

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2010年12月 7日 (火)

アメリア 永遠の翼

アメリア 永遠の翼
監督:ミーラー・ナーイル
出演:ヒラリー・スワンク、リチャード・ギア、ユアン・マクレガー、クリストファー・エクルストン、ミア・ワシコウスカ 他


 《陰の部分を必要以上に削ぎ落としてしまった、惜しい映画》


 日本では馴染みが薄いが、アメリカでは女性パイロットとして初の大西洋横断を果たした人として、また女性の社会進出の象徴として今でも愛されているアメリア・イアハートの生涯を描いていく。


 音楽や出演している俳優たちは非常にいいキャスティングで、特に主演のヒラリー・スワンクはイアハートに顔がソックリである。ただ、先に映画「ナイト・ミュージアム2」でエイミー・アダムスが演じた快活なイメージとはちょっと違って、この人が演じるとどうも影があるものになってしまう。


 確かに、ジョージ・パットナムとの結婚生活の他にゲン・ヴィダルとの不倫めいた行動があったりと、決して美談では済まされない部分もあり、映画でも描かれてはいるが、どうもこのいい部分と悪い部分の描かれ方のバランスが悪く、締まりの悪い映画となった。いい部分はわりとしっかり描けていて、世界一周飛行の途中で燃料補給のために小さい島に着陸しようとするも、悪天候と無線トラブルで交信がうまくいかず、結果的に遭難し消息を断つクライマックスはかなり印象的に演出されているのに、陰の部分が時間の都合なのか中途半端に削ぎ落とされているため、せっかくのいい場面が全く引き立っていないのだ。陰の部分もしっかり描けていれば、もう少し評価は上がったのだが… 実に惜しい、勿体ない映画である。


私の評価…☆☆☆★

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2010年12月 5日 (日)

SPACE BATTLESHIP ヤマト

SPACE BATTLESHIP ヤマト
SPACE BATTLESHIP ヤマト
監督:山崎貴
出演:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、緒形直人、池内博之、マイコ、矢柴俊博、浪岡一喜、斎藤工、三浦貴大、大和田健介、原田佳奈、石川紗彩、沢井美優、上野なつひ、村松和輝、南圭介、浅利陽介、田中要次、藤田弓子、堤真一、高島礼子、橋爪功、西田敏行、山崎努 他

声の出演:アナライザー…緒方賢一、デスラー…伊武雅刀、スターシャ…上田みゆき、ナレーション…ささきいさお


 《逢いたかったよ(この映画の)ヤマトの諸君》


 正直、観る前はそんなに期待していなかった。アメリカンコミックの実写映画化はヒットしているものも多いが、日本の場合一部のギャグマンガを除いて、実写化された映画やドラマはほとんどマンガやアニメのイメージにそぐわなく、大成功とはいえないものが多いのだ。ましてや「宇宙戦艦ヤマト」なんてSFである。よほど金をかけて、それこそ“玉砕覚悟”で挑まないと、まともなものができないだろうと思って、いざ鑑賞。すると、いやはやそんな思いをしていた自分が間違っていた。多分、世界に誇れるであろう一大巨編がしっかりと出来上がっていたのだ。


 ちなみに自分は「ヤマト」のアニメをリアルタイムで観た世代ではない。だが、自分が子供の時はこのヤマトや来年2度目の実写映画版が公開される「あしたのジョー」等は、頻繁に夕方再放送されており、何度か観たことはある。権利関係の都合上アニメ版の権利を持つ東北新社が関わっていないため、今回パンフレットにアニメ版の記述や写真が一切無いが、アニメ版から“性転換”してしまったキャラクターを除けば、結構そこそこ似ている俳優を配役しているし、“性転換”キャラクターもあまり目立たない程度の出方をしているので、ほとんど違和感なく観ることができた。また、アニメとは設定が大幅に違うが、そんな事を言い出したらキリが無い。いくらキムタクでもさすがに10代の役は無理であろう。そういった設定変更のマイナス点を補って余りあるほど、脚本の出来が良く、去年公開されたアニメ版「復活編」同様、主題歌2番の歌詞「誰かがこれをやらねばならぬ、期待の人が俺たちならば」の精神を見事に描いていた。


 随所にアニメファン向けのサービスをしているのも良。例えば今回の音楽は「Yesプリキュア5 GO GO GO!」までの「プリキュア」シリーズや「龍馬伝」などの佐藤直紀が担当しているが、随所に宮川泰作曲のテーマ曲や「無限に広がる大宇宙」が流れるし、劇中に登場するアナライザーやデスラー、スターシャ(本作では役名がイスカンダルとなっている)はアニメ版の声優を使い、アニメ版で主題歌を歌っていたささきいさおがナレーションを担当している。


 デスラーの登場の仕方は当然言ってはならないので、ここでは伏せておくが、アナライザーはトンでもなく凄いモノになっていた(笑)。でも、緒方さんは最近でも「名探偵コナン」の阿笠博士という人気キャラがあるけど、伊武さんの声を“アノ姿”とともに聴くと、どうしても再放送のヤマトを観ていた時分に“ワープ”してしまうようで非常に懐かしい。それを今人気の俳優たちが演じる事によって、親の世代も子供たちも一緒になって楽しめる。そんな映画ってなかなか無いのだが、本作はそんな映画になったんじゃないかと思った。今年自分が観た日本映画の中では一番良かった。


私の評価…☆☆☆☆☆

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