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2010年12月 9日 (木)

キス&キル

キス&キル
監督:ロバート・ルケティック
出演:アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル、トム・セレック、キャサリン・オハラ、キャサリン・ウィニック、ケヴィン・サスマン、リサ・アン・ウォルター、ケイシー・ウィルソン、ロブ・リグル、マーティン・マル、アレックス・ボースタイン 他


 《キャスティングはいいのだが、肝心のギャグが全くイケてない》


 この脚本家や監督は、この映画で何がやりたかったのだろう? 普通どんなバカ映画でも、その映画を作った意図やプロットなんてものは、その映画を観ていれば多少は分かるのだが、この映画に関してはそれが全く分からない。一応スパイものを絡めたラブ・コメなのだが、肝心のギャグネタが古すぎて、今の若い世代には分からないだろう'60年代の「007」ネタ等が延々と続くのである。


 「私はまるでプッシー・ガロア(?)」(←そんなセリフだったっけ)みたいな事を言われてもなぁ、プッシー・ガロアというのは「007/ゴールドフィンガー」でのメインのボンド・アクトレスが演じた役名なのだが、名前に卑猥な下ネタが隠されているんだよねという事(昔の007シリーズはナゼか敵役やヒロインの名前がそういう言葉遊びになっている)を知っていないと、全くクスリとも笑えないのである。全体的にみても007からパクったようなネタが多いのだが、とにかく笑えない。


 ただし、演じている俳優たちは、このつまらない脚本を一生懸命やりこなしている。主演なのにホント目立たないアシュトン・カッチャーは気の毒なのだが、その分ヒロイン役のキャサリン・ハイグルが頑張っている。彼女のコメディエンヌっぷりも今回は少々空回りしているのだが、容姿端麗で一見完璧なように見えて、実はちょっとおバカなキャラというのは、現実にいても好感を持てるし、彼女はそういう役がよく似合う。トム・セレックも久しぶりに見たんだけど、相変わらずリッパな口髭は健在(笑)。現在はTVドラマ中心に出演しているそうだが、何と映画としてはこれまた久しぶりの「スリーメン・アンド・ベビー」の3作目「スリーメン・アンド・ア・ブライド」が2012年に控えているんだそうな。あの赤ちゃんだった子がついに結婚するのかぁ… あのシリーズは面白いので、もし製作されるのなら楽しみである。


私の評価…☆☆★

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