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2010年12月23日 (木)

白夜行 (試写会)

白夜行 (試写会)
白夜行 (試写会)
監督:深川栄洋
出演:堀北真希、高良健吾、船越英一郎、戸田恵子、田中哲司、姜暢雄、緑友利恵、山下容莉枝 他


 《TVドラマ版とは視点を変えた結果、サスペンス度高まる》


 東野圭吾原作の小説といえば「秘密」や「手紙」など、かなりの作品がTVドラマや映画化されているが、本作もその1つ。まず2005年に舞台化され、翌年TBSテレビ系で綾瀬はるか・山田孝之共演によりTVドラマ化、2009年に韓国で映画化(「シュリ」のハン・ソッキュが刑事役で主演となりヒロインを「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジンが演じた)、そしていよいよ日本でも映画化され、来年1月29日からの公開となる。


 今回ヒロインの雪穂役を演じるのは堀北真希。そして、重要なキーパーソンとなる亮司役を演じるのはイケメン俳優高良健吾。TVドラマ版では雪穂と亮司にスポットが当てられ、幼い時に負ったトラウマと悲劇、やがて19年後に訪れるもう1つの運命に立ち向かう2人の姿を中心に描かれていたが、同じ描き方をしてもつまらないということなのか、この映画版では視点を変え、事件の謎を追う船越英一郎演じる笹垣刑事の目線で描かれている。いつもの2時間ドラマで観るイメージとは違い、かなり抑えた演技をしているが、これがまた味があっていい。このためよりサスペンス度が高くなっているが、TVドラマでは1クール(=3か月)にもわたって連続ドラマとして描かれたのと同じ題材のものが、無理なく2時間30分に収められた(それでも映画としては長時間であるが)。TVドラマでは製作された年が現在の場面となりそこから19年遡ったため、過去の場面が原作とは違う時代設定となってしまったが、映画では原作どおりの時系列になっているので、原作フ
ァンには納得のいくものになっているだろう。


 それにしてもこの映画、大人たちの演技より主人公2人の子供時代を演じた子役が凄い。特に亮司役の子は背筋が寒くなるほど役柄とシンクロしたアブナイ目つきをしている。まさか殺人シーンはこの子役が実際にはやっていないだろうが、こんな役やらせちゃっていいのかな? この子役らの方がトラウマにならないかな? と心配になってしまうのである。


私の評価…☆☆☆★

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