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2010年12月19日 (日)

トロン:レガシー

トロン:レガシー
トロン:レガシー
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演(吹替版声優):ジェフ・ブリッジス(磯部勉)、ブルース・ボックスライトナー(大塚芳忠)、ギャレット・ヘドランド(平川大輔)、オリヴィア・ワイルド(小松由佳)、マイケル・シーン(桐本琢也)、ボー・ギャレット(甲斐田裕子)、ヤヤ・デコスタ(声優名不明)、セリンダ・スワン(声優名不明)、エリザベス・マシス(声優名不明)、ジェームズ・フレイン(咲野俊介)、キリアン・マーフィー[カメオ出演] 他


 《前作やコンピューターの知識に乏しいなら、少々難解か》


 この映画、本編前に来年5月公開予定の「パイレーツ・オブ・カリビアン 〜生命(いのち)の泉〜」の速報が流れるので、スパロウ船長に逢いたいけど5月まで待てないという人はどーぞ、観に行ってください(笑)。


 さて、本編の方は開始早々ディズニーのお城マークまで“トロン・タワー化”して始まるので、すぐに作品世界へと誘ってくれる。一応、主人公の息子が子供時代の時に、28年前に製作された前作の粗筋が少しだけ語られるが、前作を観ていないよりは観ておいた方がいいだろう。デジタル3D映画と謳っているが、実は現実世界とコンピューター内部世界を区別するために、3Dとなっているのはコンピューター内部世界の場面のみである。ちなみに前作の時もフルCG映画となるはずだったものの、結局納期に間に合わないため、一部をアニメーション処理にしているのだ(その時のアニメーターの1人がティム・バートンである)。


 ストーリーのパターンとしては、前作同様コンピューターの中の世界を擬人化して描いているようなものなので、コンピューターに疎い人には少々難解かもしれない。コンピューター内部世界の場面はバトルゲームをやっているようなものなので、ゲーム感覚で観ることも、やろうと思えばできるが、矛盾点が結構あった前作同様が今作もそういうのを探せば見つかるかもしれない。


 そしてやはりこの映画の特徴は映像と、それに合う音楽のカッコよさである。「アバター」の3Dカメラを少し改良したもので撮った3D映像はさほど目新しいものは感じなかったが、CGの進化には目を奪われる。映画の中で現在のジェフ・ブリッジスと約30年前のジェフ・ブリッジスの姿が対峙する場面があるのだが、あの若き姿は単純に映像を付け替えたのではない。今のジェフの姿に30年前のジェフの顔を修正を加えつつ合成したもので、しかも髪の毛も1本ずつCGで“生やさせた”言わば完璧なCG人間なのである。そんな手法では、従来はかなり違和感がある映像だったが、本作ではそんな違和感はほぼ無い。なお、自分が観たのは通常のDLP版だが、IMAX版はIMAXでしかできない特別映像が盛り込まれているらしい。音楽もダフト・パンクの音は、その斬新な映像にマッチしている。所々'80年代風のシンセサイザー音が混じっているのも好感が持てる。また映画音楽としてもかなりの迫力があり、テレビ番組などでまたよく使われるのだろうなと思
った。


 ただ、クライマックスのあたりから話がやや単調になるのが残念。特にラストはディズニー映画にしてはちょっと意外な展開になるので、たぶん賛否両論になるのは間違いない。


私の評価…☆☆☆★

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受信: 2010年12月22日 (水) 23時47分

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