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2011年1月 5日 (水)

最後の忠臣蔵

最後の忠臣蔵
最後の忠臣蔵
監督:杉田成道
出演:佐藤浩市、役所広司、片岡仁左衛門、桜庭ななみ、北村沙羅、山本耕史、風吹ジュン、田中邦衛、伊武雅刀、笈田ヨシ、荒木悠司、安田成美、福本清三 他


 《「北の国から」の監督らしい、じっくり観させる映画》


 明けましておめでとうございます。今年も自分が観た映画の感想については思う存分、映画情報なども色々と書いていきたいと思います。


 さっそく今年の映画鑑賞1本目。本当は「キック・アス」というアメコミ風実写映画を観る予定だったのだが、上映劇場のテアトル梅田では朝から晩の回まで立ち見続出で、あまりの多さに入場制限がかかる始末。「キック・アス」は前売券が発行されておらず、割安な料金で観るなら映画館のサービスデーや割引券を利用する以外に方法が無いのだが、せっかくのテアトル梅田の火曜日=メンズデーがフイになってしまった(泣)。仕方がない、2月からは京都シネマで公開されるから、最悪そっちで観ることにしよう。あそこならわざわざ京都シネマ・ファンデー(水曜1,300円)でなくてもプレイガイドで期間有効券(1,400円)が売られている。最悪立ち見もOKだから少なくともテアトル梅田よりは融通がきくわいな。


 と、しっかり地元の映画館の宣伝(?)もしたところで、せっかく大阪まで来て何もせずに帰るワケにもいかず、時間的にもちょうどいいタイミングで観ることができたのがこの「最後の忠臣蔵」。約4年前にNHKでドラマ化もされている、池宮彰一郎原作の同名小説の映画化作品である。


 元禄赤穂事件の16年後、赤穂浪士の生き残り、寺坂吉右衛門(佐藤浩市)は大石内蔵助(片岡仁左衛門)くら「事の真実を後の世に伝え、浪士の遺族を援助せよ」との命を受け、最後の遺族を探しだした事で浪士の十七回忌法要が行われる京へと向かう。その道すがら、寺坂はかつての盟友・瀬尾孫左衛門(役所広司)と再会。瀬尾は討ち入り直前に逃亡したのだが、実は彼にもある目的があった― 。


 物語はこの2人と“やんごとなき御方の忘れ形見”可音(桜庭ななみ)を軸に進められる。人形浄瑠璃の「曽根崎心中」の話と重ね合わせながら進行していくので、最後は完全なハッピーエンドにはならない事が薄々分かってしまうのだが、それでも可音とその“育ての親”瀬尾の、今生の別れともなってしまう可音の結婚式の場面はとても切なく、観る者の涙を誘う。


 この可音役の桜庭ななみがいい。まだまだ演技は拙いが、難しい役柄を一生懸命に演じている。場数をこなしていけば、まだまだ伸びるだろう。「bump・y」なるユニットで歌手活動もやっているらしいが、女優としての方が芽が出ると思う。話のテンポは些かスローで辛気臭いのだが、3人のバランスがよく、なかなかの良作に仕上がっていた。


私の評価…☆☆☆☆

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