« 〈午前十時の映画祭〉ニュー・シネマ・パラダイス | トップページ | 僕と妻の1778の物語(試写会) »

2011年1月11日 (火)

スプライス

スプライス
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック、ブランドン・マクギボン、シモーナ・メカネスキュ、デヴィッド・ヒューレット、アビゲイル・チュ 他


 《「スピーシーズ 種の起源」亜流版?》


 少し前に、宇宙人と人間との女性型ハイブリッド・アニマル(=キメラ)がパニックを巻き起こすエロティック・ホラー「スピーシーズ 種の起源」(タイトルだけを拝借した別モノ多数)という映画があったが、今回の「スプライス」はそれよりかは作りやすい(?)、人間と複数の動物のキメラが、科学者のエゴによって生み出されるという映画である。


 海外の映画評論家の間では、そこそこ高い評価を得られているようだが、「スピーシーズ」と見比べてみると、そんなにパニックも巻き起こしていないし、女性型キメラを演じた、フランスの現役モデルのデルフィーヌ・シャネアックも、「スピーシーズ」のナターシャ・ヘンストリッジと比べると美人ではない。両方の映画のキメラは共に生殖本能も旺盛で、両女優とも劇中でヌードを披露したりするのだが、複数の男と関係を持っては殺していった「スピーシーズ」に対してこちらは出演者の少なさからか、主人公役のエイドリアン・ブロディとだけ。終始地味に展開して盛り上がらない。


 もちろん、“金と欲に目が眩んだ人間は天罰が下る”という戒めは、きちんと描かれているので、ホラー映画としてそこそこ観られるレベルではあるし、作った側にすれば、化け物より人間の狂気を描きたかったのだろう。「ザ・フライ」のような続編を示唆する伏線が明確に描かれるが、今後どのような展開を見せるのであろうか?


私の評価…☆☆☆

|

« 〈午前十時の映画祭〉ニュー・シネマ・パラダイス | トップページ | 僕と妻の1778の物語(試写会) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スプライス:

« 〈午前十時の映画祭〉ニュー・シネマ・パラダイス | トップページ | 僕と妻の1778の物語(試写会) »