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2011年2月20日 (日)

あしたのジョー(2011 )

あしたのジョー(2011<br />
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あしたのジョー(2011<br />
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監督:曽利文彦
出演:山下智久、伊勢谷友介、香里奈、香川照之、勝矢、虎牙光揮、畠山彩奈、中野裕斗、高橋努、モロ師岡、西田尚美、杉本哲太、倍賞美津子、津川雅彦 他


 《こうなったら“燃え尽きるまで”やってほしい》


 昭和43年(1968年)から約5年半弱、「週刊少年マガジン」に連載され、TVアニメ化、再放送も含めた最高視聴率は30%を超え、現在でも衰えぬ人気を誇るマンガの実写映画化。1970年に新国劇とダイニチ映配(現・日活)の共同製作で1度実写映画化されており(監督・長谷部安春、主演・石橋正次)、今回が2度目となる。僕はこの1970年版をテレビで観た事がある。ただし、かなり前なので内容は全然覚えてない(笑)。


 アニメも本放送ではないが、夕方の再放送で何回か観ている。数年前にも地元U局で、「2」(つまり力石の死後からの話)を放送していた。それ故、ある種の懐かしさを感じさせてくれた。


 ストーリーも、約2時間に収めなければならないための、仕方ない設定変更が若干あるものの、ほぼ原作に忠実といってよく、舞台となる“ドヤ街”も、かなりいい感じで再現されていた。「ピンポン」の監督なので、随所に「ピンポン」のCG撮影を応用していたのには笑ってしまったが、逆にそれをやらなきゃ、単に“「ロッキー」と似ているだけ”の映画になってしまうところだったので、これはこれで良かったのではないか。


 役者も、アニメや原作の雰囲気を醸し出すのには、現状で最適のキャスティングだったのではないか。丹下段平役は、アニメ版で声を当てた怪優・藤岡重慶や、実写'70年版での、新国劇の看板役者・辰巳柳太郎に比べれば、香川照之では迫力不足だが、丈=山下智久とのバランスを考えれば、あまり演技がオーバー過ぎても浮いてしまうだけだし、そういう意味ではちょうど良かったかもしれない。


 まぁ、せっかくああいう終わり方をしてくれたんだから、完結編を作って、アニメ版の「2」みたいに、原作にない(正確には原作の整合性を欠いた部分を修正した)オリジナルな部分を入れてもいいから、ちゃんと“燃え尽きる”まで描いてほしい。同じマンガ原作実写映画で、続編を作るとか言いながら、現時点では頓挫している「どろろ」(脚本だけは「3」までできていて状況が整い次第すぐ撮影はできるらしい)を作ったのと同じTBS製作だから、不安なのだが… 。


私の評価…☆☆☆☆

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