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2011年2月15日 (火)

ザ・タウン

ザ・タウン
監督・主演:ベン・アフレック
出演:ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ジェレミー・レナー、ブレイク・ライヴリー、クリス・クーパー、スレイン、ピート・ポスルスウェイト、タイタス・ウェリヴァー、オーウェン・バーク、コレーナ・チェイス、ブライアン・スキャンネル 他


 《ラブ・ストーリーとサスペンスが絶妙にブレンドされた快作》


 本作はベン・アフレックの通算2作目となる監督作(初監督作は日本では劇場未公開・DVD&ブルーレイで発売)。


 日常的に銀行強盗事件が起こるボストン。物語の主人公=ダグ(ベン・アフレック)はその街で幼なじみたちと共に結成した強盗団のリーダー。だがある日、この強盗団が襲ったある銀行の女支店長クレア(レベッカ・ホール)に出会い、親密な関係となったことで、彼の心境に変化が生じる。一方でFBIによる捜査が強盗団に忍び寄る。とてつもなく危険なヤマでの仕事を最後にダグは足を洗う事を決意するのだが… 。


 これはストーリーとしてもよくできた話ではあるが、ベン・アフレックの監督としての手腕も評価できる映画。主人公とヒロインは互いに心に傷を負っている設定で、そんな2人が傷を舐め合いながら恋におちるのは、成り行きとしては自然だし、最初から問題児の主人公はともかく、最初は何の問題もなかったヒロインへの“傷の付け方”も違和感がない。本当はその銀行強盗の場面で主人公とヒロインは出会っているのだが、主人公は覆面姿なので、後に素顔の主人公に会っても全く気付かないのである。


 映画の中盤以降は強盗団とFBIとの攻防と、主人公とヒロインの駆け引きを同時に見せていくのだが、このバランスとタイミングが実に絶妙な感覚で、観る者を引き込んでいく。


 出ている役者も曲者揃い。悪役から「ハート・ロッカー」の主役まで幅広い役をこなすジェレミー・レナーやTVドラマ「ゴシップガール」で人気のブレイク・ライヴリー、ベテランのクリス・クーパー。そして、ピート・ポスルスウェイトが出ているが、彼は本作で観る限りかなり痩せている。実は今年1月2日に癌で亡くなっていた。脇役中心で味のある役者さんだっただけに、これが日本で公開される最後の出演作になるのかは分からないが、実に惜しい。


私の評価…☆☆☆☆★

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