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2011年3月 6日 (日)

ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島 3D

ナルニア国物語 第3章
ナルニア国物語 第3章
監督:マイケル・アプテッド
出演(吹替版声優):ジョージー・ヘンリー(宇山玲加)、スキャンダー・ケインズ(畠中祐)、ベン・バーンズ(尾上菊之助)、ウィル・ポールター(朴ろ美 “ろ”は王へんに路)、ゲーリー・スウィート(山路和弘)、テリー・ノリス(坂口芳貞)、ブルース・スペンス(清川元夢)、ビル・ブラウン(立川三貴)、ローラ・ブレント(はいだしょうこ)、ティルダ・スウィントン(大地真央)、アナ・ポップルウェル(たか橋由希 “たか”は高の旧字体)、ウィリアム・モーズリー(木村良平)、シェーン・ランギ(辻親八)、アーサー・エンジェル(田中明生)、アラベラ・モートン(野津友那乃) 他


声の出演:アスラン…リーアム・ニーソン(津嘉山正種)、リーピチープ…サイモン・ペッグ(落合弘治)

 《金はかけなくても、面白いものはできる》


 大ヒットファンタジー映画シリーズの第3弾。ただ今回は前作まで配給を担当したディズニーが権利を放棄し、20世紀FOXが製作費を第2作より抑える事を条件に配給を担当。さらに第3章を大幅に脚色し、第4章の内容の一部を取り入れたものとなった。これが全米での興収に影響したのかは分からないが、週末の興収成績で1位にはなっているものの、シリーズ中最低の成績で、しかもアメリカ本土だけでは製作費を回収できず、北米と合わせての数字で黒字となっている。


 ペベンシー兄弟姉妹の役を演じた俳優たちも、出演契約はとりあえずこの「第3章」までということなので、果たして原作は最後まで映像化されるのか、気になるところである。


 だったら、映画の中身はつまらないのかというと、そうではない。監督は007シリーズ「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッド、しかも音楽も「トゥモロー・ネバー・ダイ」以降、007シリーズの音楽を連続して担当しているデビット・アーノルドということで、非常にアクションの演出が素晴らしく、スピーディーで飽きさせない展開となっている。


 長男と長女であるピーターとスーザンの出番がほとんどないのは少し寂しいのだが、原作の「第3章」では全くといっていいほど出てこないので、これは仕方ないか。カスピアン王子も影が薄い(笑)。その分、スポットが当たっているのが、今回初登場のいとこのユースチス。彼は今回の物語のいわば引っ掻き回し役で、コイツが身勝手な行動をとる度に物語が面白いように進んでいく。学校なんかだと、団体行動を乱す奴はクラスに必ずいるものだが、迷惑だけどいたらいたで面白いのと同じ。役者の顔はイマイチ気に入らないが、こういう役がいなければ映画がつまらなくなっていたところだった。


 そして、これまでの雰囲気とはちょっと違うしんみりしたラスト、ルーシーの言葉に続くアスランの返事。

 「また、いつかきっと会えるよ。」

前作までと違って、シリーズ続行が確約されていないのを考えると、グッとくるセリフだ。子役はアッという間に成長するし、同年代の役者が生徒役で揃った「ハリー・ポッター」シリーズのようにはいかないから、子役が交代するのは仕方ないが、この「ナルニア国物語」も、できれば最後まで映画化してほしい。


私の評価…☆☆☆☆★

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