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2011年3月17日 (木)

塔の上のラプンツェル 3D

塔の上のラプンツェル 3D
塔の上のラプンツェル 3D
監督:バイロン・ハワード
声の出演(吹替版声優):ラプンツェル…マンディ・ムーア(中川翔子/歌唱部分のみ小此木麻里)、フリン・ライダー…ザッカリー・リーヴァイ(畠中洋)、マザー・ゴーテル…ドナ・マーフィ(剣幸)、フックハンド…ブラッド・ギャレット(岡田誠)、スタビントン兄弟…ロン・パールマン(飯田肇)、ビッグノーズ…ジェフリー・タンバー(石原慎一)、警護隊長…M・C・ゲイニー(佐山陽規)、ショーティー…ポール・F・トプキンス(多田野曜平) 他


 《ディズニーアニメの王道を行く良作》


 こんな時にこんな事を書いている場合ではないのかもしれないが、映画であれ映画ニュースであれ見聞きして感じたことを書き続けていきたいし、いい映画があれば紹介していきたいので、批判を恐れずに書いていきます。


 この「塔の上のラプンツェル」はディズニーアニメの記念すべき通算50作目の映画。グリム童話の中では元ネタとなった話から性的要素を省いた好例としても知られる「髪長姫」の話をモチーフに、僅かに残っていた性的要素を完全に取り除き、男性にも観てもらうために泥棒フリンが活躍する場面も増やすという、ディズニー流アレンジが使われ、記念作に相応しく楽しい映画になった。


 いつもはこのディズニー流アレンジが原作ファン等から不評を買う事が多いのだが、今回は絶妙な効果を出しており、ドキドキワクワク感たっぷりの、素敵な冒険物語に仕上がった。


 ある国の森の奥深くにそびえる高い塔。その塔にはラプンツェルという髪の長い、美しき18歳の少女が住んでいた。その髪にはある秘密があり、それが元で育ての親ゴーテルによって幽閉されていたラプンツェルは、毎年自分の誕生日の夜、遠くの空に現れる無数の灯りを見て、外の世界に憧れ、その灯りの正体を知りたいと思うようになる。ある日、追っ手から逃れるために偶然塔を上ってきたフリンを捕まえたラプンツェルは、見逃すのと引き替えに自分を外の世界に連れ出すように頼むのだが…


 何といっても今回の特色の1つは主人公の長〜い金髪の毛。ディズニーアニメらしくこの髪の毛を使って大人を吊り上げたり、ぐるぐる巻きに縛り上げたりと、相当無茶な使い方をするのだが(その割には何故か綺麗)、何パターンもあってそれが全て流麗で、何だか宮崎アニメを観ているみたいだなと思っていたら、やはり製作に宮崎駿の盟友ジョン・ラセターが名を連ねていた。いやぁ、さすが素晴らしい! 髪の毛にはもう1つの“ある秘密”があるのだが、それは映画館で楽しんでもらうことにしよう。


 そして、クライマックスに主人公が、今度は間近に見る無数の灯り。これが3Dで観ると本当に綺麗! 1つ1つの灯りの遠近感も細かく表現されていて、これはもう3Dアニメの醍醐味としかいいようがない。


 ミュージカルナンバーは今回少し少なめではあるものの、結局新しい技術や才能を取り入れても、昔ながらのディズニーらしさを全く失わずに昇華させた、素晴らしい映画だった。


私の評価…☆☆☆☆☆

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