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2011年4月24日 (日)

ダンシング・チャップリン

ダンシング・チャップリン
監督:周防正行
出演:ルイジ・ボニーノ、草刈民代、ジャン=シャルル・ヴェルシェール、リエンツ・チャン、ナタナエル・マリー、マルタン・アリアーグ、グレゴワール・ランシェ、ユージーン・チャップリン、ローラン・プティン 他


 《チャップリンのようで、チャップリン映画でない、独特な世界観》


 数々のチャップリン映画からインスピレーションを得て、創作されたバレエを映画用に再構築して映画化したもの。全2幕からなる構成で、第1幕は製作にいたるまでのドキュメント、第2幕がバレエ本編となっている。


 チャップリン映画を真似たわけではないので、チャップリンの映画そのものをイメージして観ると、ちょっと異質な感じになってしまう。第1幕を製作過程を描いたドキュメントにしたのは、それを観客にわからせるためのものなのだろう。


 一応チャップリン役というかたちになっているルイージ・ボニーノも、チャップリンそのものを演じているわけではなく、バレエの中で表現されるのは、1人の演者がバレエの演目を通してチャップリンへとなっていく姿であり、チャップリンの物真似ではない。


 自分はミュージカル映画は好きなのだが、バレエの映画(というよりバレエそのものを描く映画)は今まで観たことが無かった。ミュージカルとは似て非なる演出だし、映画的な演出がほとんどないのは映画としてどうなのかとは思う。唯一、警官のシーンだけは舞台初演版の演出をしたローラン・プティンのダメ出しを押し切った周防監督の抵抗とも思えるが、そんな中途半端なことをするのなら、そのシーンも舞台版と同じものにすればよかった。やはり映画にするならば、舞台版とは違ったものを見せてほしかったし、そうでなければ映画として見せる意味がほとんど無いのではないかと思うのだが、他に観た人がいたら、どう感じただろうか?


私の評価…☆☆☆

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