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2011年4月13日 (水)

ザ・ライト 〜エクソシストの真実〜

ザ・ライト エクソシストの真実
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:アンソニー・ホプキンス、アリシー・ブラガ、コリン・オドナヒュー、トビー・ジョーンズ、ルトガー・ハウアー、キアラン・ハインズ 他


 《悪霊に取り憑かれて怖さ倍増のA・ホプキンス》


 本作は、フリーライターでジャーナリストでもあるマット・バグリオが、自らの体験を元に書いた小説を映画化したものだ。


 エクソシストとは即ち悪魔祓いの事であるが、バチカンが正式に認めている職業である。認めているが故に“養成学校”まであるのだ。


 本作は信仰を失ったアメリカの神学生が、司祭になる道を捨てようとしていたところを恩師に引き止められ、バチカンのエクソシスト養成学校に編入する。そこで紹介された、エクソシストとしては異端視されるが一流であるという神父との出会いを通して、エクソシストとしての能力を身につけていく様が描かれる。


 「エクソシスト」というと、同名タイトルの映画のようなオカルト映画を思い浮べる人が多いと思うが、本作は気色悪い場面が多いもののオカルト色は薄く、原作者の“分身”といえる、劇中に登場する女性ルポライター=アンジェリーン(アリシー・ブラガ)の目線で見た、悪魔祓いの実態というルポルタージュ形式をとっている。


 映画の中では高校生くらいの妊娠(悪魔の子?)した女性や、もっと年下の男の子が悪魔に取り憑かれ、それをルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)が除霊する場面が出てくるが、悪魔の形相も凄いものがあるのだが、やはりそれ以上にアンソニー・ホプキンスが存在感あり過ぎ。悪霊より怖い神父(笑)! 終盤にはこの神父も悪霊に憑依されてしまうので、トンでもない形相で主人公である神学生に襲いかかるのだ。ガラス扉から主人公たちを睨む姿は“レクター博士”そのもの。


 ちなみに、自分が観た映画館ではこの映画はデジタル上映であった。当初は3月19日に公開される予定だったものが、震災によるフィルム調達の困難さで延期となっていたものだが、結局一部の映画館を除いてUSBメモリー等によるデジタル上映にすることで、上映にこぎつけたのか。上映延期の報道が“無料の宣伝”と化し、週末興行収入ランキングでは6位と、この手の映画にしては悪くない滑り出しだが、散々“怖さ”を煽ったわりには、ホラー映画としての恐怖感は「ごく普通レベル」。あまり気持ちのイイものではなかったけどね。


私の評価…☆☆☆★

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