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2011年4月20日 (水)

エンジェル・ウォーズ

エンジェル・ウォーズ
監督:ザック・スナイダー
出演(吹替版声優):エミリー・ブラウニング(寿美菜子=人気声優ユニット“Sphere”)、アビー・コーニッシュ(甲斐田裕子)、ジェナ・マローン(戸松遥=“Sphere”)、ヴァネッサ・ハジェンズ(豊崎愛生=“Sphere”)、ジェイミー・チャン(高垣彩陽=“Sphere”)、カーラ・グギーノ(深見梨加)、オスカー・アイザック(志村知幸)、ジョン・ハム(吉開清人)、スコット・グレン(山路和弘) 他


 《美少女&制服フェチは必見!》


 このごろはファミリー向け映画でなくても日本語吹き替え版の公開が増え、観る側の好みで選べるようになった。それは嬉しい事だが、物によっては字幕版の上映劇場が極端に少なくなるなど、必ずしも観る側のニーズに合っているとは言えない興行形態が圧倒的に多い。


 本作も、IMAX版を除き字幕版の上映があるのは東京と大阪のみで(それでも計11館あるのはまだいい方)、200スクリーン以上は吹き替え版である。アニメならともかく実写映画は字幕で観たいと思っている人は、僕を含め大勢いるはずなので、その辺はもう少し考えてほしい。


 今回はたまたま梅田ブルク7で字幕版を観ることができたが、実は吹き替え版で、最近好きになった声優・甲斐田裕子さんが声を当てておられるので、正直字幕・吹き替えのどっちを観ようか迷った(笑)。うーん、吹き替えはDVDかブルーレイで堪能することにしよう。


 「300〈スリー・ハンドレッド〉」のザック・スナイダー監督初のオリジナル作品。時は1950年代。親から虐待を受けその仕返しに銃を向けた事をきっかけに、精神病院に入れられた主人公ベイビードール。ロボトミー手術を受ける事になった彼女は、同じ病院の患者仲間と共にファンタジーの世界に飛び込み、人格破壊の危機を回避するため5つのアイテムを集めることになる。


 あらすじはざっくりとこんな感じなのだが、ファンタジー戦闘アクションとも言うべきか、この監督の妄想がてんこ盛りって感じなので、最初の場面を注視しておかないと、恐らくついていけない人が続出するのではないかと(笑)。って言うか、ロボトミー手術って本来は危険な統合失調症患者をおとなしくさせるもので(現在は禁忌)ああいうものでは無いと思うのだが。


 1つ1つ、アイテムを取るためのステージが全部違うので、何だか5人同時プレイのアクションものTVゲームをやっている感覚なのだが、現実世界とファンタジー世界がリンクしているのは、多少無理矢理な部分はあるが、面白いと思った。ちなみに、ファンタジー部分のベイビードールの戦闘服が、どういう訳かセーラー服にミニスカ姿なのだが、この衣裳デザインは日本のアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」でキャラクターデザインを担当した寺田克也氏が関与しているとのこと。つまりは同アニメのヒロイン=小夜が元ネタというわけ。この他にも日本製アニメにヒントを得た場面がいくつも出てくるし、殆どの女性は美しく、話のキーパーソンとなるスコット・グレン以外の男性は醜く描かれているので、美少女フェチ&制服フェチ&アニヲタは必見である。


 ちなみに、ベイビードール役は当初、映画「マンマ・ミーア」でヒロインを演じ、今年日本でも出演作が多く公開される予定で大注目となっているアマンダ・セイフライドがオファーされていたが、別のTVドラマの撮影スケジュールとの調整がつかず、エミリー・ブラウニングに交代となった。アマンダ・セイフライドでも悪くはないが、エミリー・ブラウニングの方がより小柄(身長157cm)で童顔(22歳)なので、役名ともども相応しい。


 まさか本編後のエンド・ロールがマサラムービー調になるとは思ってもいなかったが(笑)、久々に頭ン中カラッポにして観られる映画。たまにはこんなのも、いいか!


私の評価…☆☆☆☆

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