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2011年5月24日 (火)

ジュリエットからの手紙

ジュリエットからの手紙
監督:ゲイリー・ウィニック
出演:アマンダ・セイフライド、クリストファー・イーガン、ガエル・ガルシア・ベルナル、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、フランコ・ネロ、オリヴァー・プラット、ルイーザ・ラニエリ 他


 《名作の舞台となった地で展開する、粋なラブストーリー》


 来月にかけて出演作が立て続けに3本公開されるアマンダ・セイフライド。その1本目は、ピュアな魅力全開のラブストーリーである。加えて、今年2月に脳腫瘍のため急逝したゲイリー・ウィニック監督の遺作である。


 物語の舞台となるのは名作「ロミオとジュリエット」の舞台であるイタリアのヴェローナ。そこには「ジュリエットの家」なる場所があり、恋に悩む人々が世界中から集まって、家に恋愛相談の事を書いた手紙を貼りつけていく。


 雑誌の調査員として働くソフィーは、婚約者と共に新婚旅行でイタリアの古都ヴェローナを訪れる。自分の仕事に関連した事をついでに済まそうと忙しい彼と離れ、1人で訪れた「ジュリエットの家」で、恋の悩みを綴ったジュリエット宛の手紙に返事を書く、通称“ジュリエット家の秘書たち”と出会う。好奇心から彼女達の仕事を手伝ううち、ソフィーは偶然50年前に書かれた女性からの手紙を発見。返事を書くことになるのだが…。


 映画としてはごく平凡なロード・ムービーなのだが、鍵を握る2人のヒロインが生き生きと描かれていていい。アマンダの魅力はもちろんだが、50年前にある男と出会い恋に落ちるも、様々な事情で結ばれなかった女性を演じるヴァネッサ・レッドグレイヴが、ものすごく良い味出している。複数いる同姓同名の人を見つけては失敗を繰り返しても、恋焦がれた人を見つけるまで絶対に諦めない姿はかっこいい!


 そして終盤遂にお目当ての相手を見つけることができるのだが、その相手役を演じているのが、何と“さすらいのジャンゴ”フランコ・ネロである! そう、映画ファンなら知っている人もいると思うが、フランコ・ネロとヴァネッサ・レッドグレイヴは現在実生活でも夫婦。しかも、約50年前に映画で共演した時から恋人関係を続け、子供もできた後2006年に結婚したという、映画とはパターンが違うが、まさにうってつけのキャスティングだったのである。


 ただ、あくまでこちらはサイドストーリー。実はこの後、主人公にもビックなサプライズがありクライマックスに向かう。ヴァネッサお婆ちゃんの真実の愛を目の当たりにした主人公は、婚約者のもとに走るのか、あるいは? フランコ・ゼフィレッリ監督版「ロミオとジュリエット」の名シーンのパロディーをタイミング良く挿入し、うまくまとめたラスト。特に女性の映画ファンは、気に入る人多いのでは?


 ちなみに原題は直訳すると「ジュリエットへの手紙」。つまり、邦題はこれと逆の意味になっているわけだが、内容から考えるとこちらの方がセンスがいいなと思った。


私の評価…☆☆☆★

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