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2011年5月 2日 (月)

〈午前十時の映画祭〉サウンド・オブ・ミュージック

〈午前十時の映画祭〉サウンド・
監督:ロバート・ワイズ
出演:ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー、エリノア・パーカー、リチャード・ヘイドン、ペギー・ウッド、シャーミアン・カー、ニコラス・ハモンド、ヘザー・メンジース、デュアン・チェイス、アンジェラ・カートライト、デビー・ターナー、キム・カラス、ダニエル・トゥルーヒット、ベン・ライト、ノーマ・ヴァーデン、ギル・スチュアート 他


 《ミュージカル映画史に残る名作》


 何年経っても色褪せない、珠玉のミュージカル映画。マリア・フォン=トラップの自叙伝を元に、かなりの脚色を加えて舞台化されたものを映画化したもので、もう最初の公開から46年経つのだが、今だに舞台では何度もリバイバルされ(日本では昨年から劇団四季がロングラン公演を行っている)、映画もイベント上映などで何度も上映されている。実際僕もスクリーンで観るのは3度目で、もちろんDVDも持っている。好きなミュージカル映画の1本だ。


 この映画では数多くのヒット・ナンバーが歌われているが、音楽は数々のミュージカル・ナンバーを作り出したリチャード・ロジャースと、オスカー・ハマースタイン2世の黄金コンビによる最後の作品。よく知られている「ドレミの歌」や「エーデルワイス」の他、某飲料のCM曲にもなった「もうすぐ17歳」やJR東海のCM曲「私のお気に入り」など、名曲の宝庫である。


 映画は舞台版と同じ2幕の構成で、マリアとトラップ一家の出会いから大佐(実はこれは誤訳で本当は“少佐”にあたるのだが、ここではあえて字幕どおり表記しておく)との“一時の別れ”を前半に、後半は一転して暗く、ナチスによるオーストリアの“平和的”併合を嫌う大佐が、一家と共に音楽会の出場を利用して、祖国から脱出するまでを描く。映画での2幕構成は本来3時間20分以上の映画に適用され、間に10分くらいの休憩時間を挟むのだが、この映画は2時間50分くらいの長さでも休憩時間がある。でも今回観に行ったTOHOシネマズ二条ではそれがたった2分だけ(泣)。オイオイ2分じゃトイレもキビシイぞ(笑)! 案の定後半、頭の方から観られない人続出(爆)。せめて5分はとるべきだ。


 主演のジュリー・アンドリュースやクリストファー・プラマーは、今やしっかり年をとってしまったが、今だに現役で、映画で姿を観られるのは嬉しいところ。ジュリーは「プリティー・プリンセス」など、クリストファー・プラマーは「Dr.パルナサスの鏡」などで重要な役どころを好演している。逆に子役たちは三女ブリギッタ役のアンジェラ・カートライト以外、スクリーン等で観なくなってしまった。まだこの時代、子役は大成しないと言われていたので、仕方のないことかもしれないが、特に将来を嘱望され、この映画で日本でも人気が出ていた長女役のシャーミアン・カーは、この映画の直後、子供を身籠り結婚引退してしまった。うーん、仕方ないとはいえ実に勿体ない。現在女優を続けているアンジェラ・カートライトにしても、ほぼ活動がTVドラマにシフトしているため、日本で観られるのが「ジェシカおばさんの事件簿」でのゲスト出演ぐらいというのは、何とも寂しい。


 さて、午前十時の映画祭、TOHOシネマズ二条での次の作品はミュージカルで有名なMGM映画のアンソロジー「ザッツ・エンターテイメント」だ。これもDVD−BOXで3作とも持っているが、スクリーンでは観ていないので、絶対観に行きたい。


私の評価…☆☆☆☆☆

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コメント

なんばで見ましたが、5分位休憩がありました。
でもそれでも間に合わなかった人は結構いたみたいですが…

投稿: urara | 2011年5月17日 (火) 23時39分

uraraさん、なんばではそうだったんですか〜。あれ? でも上映プリントに「2分間の休憩」って書いてあったような気が… (笑)。でも、5分でも短すぎですよね。最低10分はないとねぇ。

投稿: マティ | 2011年5月20日 (金) 12時14分

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受信: 2011年5月21日 (土) 23時25分

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