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2011年6月

2011年6月29日 (水)

「るろうに剣心」が実写映画化!

 俳優の佐藤健(22)主演で、人気漫画「るろうに剣心」が実写映画化されることがわかった。NHK大河ドラマ「龍馬伝」を手がけた大友啓史監督がメガホンを執り、来年公開。


 配給がワーナー・ブラザースということで、シリーズ化と世界配給を目指す。大友監督は「龍馬伝」の後、今年4月でNHKを退局しフリーに。NHK在籍時に同局ドラマの映画版「ハゲタカ」を監督しているが、フリーになってからは初の映画となる。


 実写化の話は結構前からあったような気がするのだが、ようやく遂にという感じだ。ちなみに今年はテレビアニメ版も製作15周年ということで、9年ぶりに新作が製作される事が公式ホームページで発表されている(ただし現段階で媒体は未定)。そんな中での実写映画化決定なのだが、ワーナー・ブラザースか… 。できればアニメ版で声を当てられた俳優さん達(涼風真世・藤谷美紀・八嶋智人 他)に何らかの役で出てほしいけど、権利元が違うから無理かなぁ(アニメ版はソニー・ピクチャーズ)?

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2011年6月27日 (月)

6代目ジェームズ・ボンドと「ハムナプトラ」ヒロインが結婚!

 『007』シリーズのジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ(43歳)と『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』でエヴリンを演じたレイチェル・ワイズ(41歳)が22日の水曜日にニューヨーク州で結婚式を行っていたことがわかった。ダニエルとレイチェルの広報は共に事実を認めている。


 デイリー・メールによると結婚式はごく身内だけで行われ、ダニエルの18歳の娘とレイチェルの4歳の息子(父親はダーレン・アロノフスキー監督)に加えて、結婚の証人として招待された2組の友人だけでひっそりと執り行われた。


 二人は映画『ドリーム・ハウス(原題) / Dream House』の共演がきっかけで、ダニエルは5年以上交際をし、婚約までしていたサツキ・ミッチェルと別れ、レイチェルは交際9年になるダーレン・アロノフスキー監督と別れ、交際に発展。クリスマスを一緒に過ごしたり、キスをしているところがたびたび目撃されていた。


 と、いう事で以前から噂のあった2人が遂に結婚しました。あれっ? レイチェル・ワイズって、ダーレン・アロノフスキー監督と結婚していたんじゃなかったのか。お互い元の相手を振ってまでして辿り着いたんだから、末長くお幸せになってくださいな(笑)。


 ダニエル・クレイグといえば、スウェーデン映画の傑作「ミレニアム」シリーズのハリウッド・リメイク版3部作で、オリジナルのミカエルにあたる役をやるんだけど、その第1弾、「ドラゴン・タトゥーの女」の予告編が、現在公開中の「アンダルシア 女神の報復」の本編前に流れるらしい(TOHOシネマズ系のみ)。ハリソン・フォード共演のSF西部劇「カウボーイ&エイリアン」も楽しみだし、ようやく製作が決まった「007」シリーズ最新作(タイトル未定)も早く観たい。来年10月全米公開って事は日本では2013年のお正月映画という事になるのかな(このシリーズは日本では殆どがお正月公開なので)? それまでは、死ねませぬな〜(笑)。

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2011年6月22日 (水)

キラー・インサイド・ミー

キラー・インサイド・ミー
監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:ケイシー・アフレック、ケイト・ハドソン、ジェシカ・アルバ、ビル・プルマン、ネッド・ビーティ、イライアス・コティーズ、トム・バウアー、サイモン・ベイカー、プレント・ブリスコー、マシュー・マー、リアム・エイケン、ジェイ・R・ファーガソン 他


 《時代設定は1950年代だが、描いているのは現代人の心の闇》


 アメリカの代表的なフィルム・ノワール作家であり、キューブリックの「現金に体を張れ」の脚本を書いた人物でもあるジム・トンプスンの小説「俺の中の殺し屋」を映画化。


 時代は1950年代。西テキサスの田舎町で保安官助手を勤めるルーは、誰からも好感を持たれる純朴な青年。幼なじみの女性教師エイミーと逢瀬を重ね、町の治安と同じく穏やかな日々を送っていた。ある日、住民からの苦情を受け、売春婦ジョイスを立ち退かせるべくその家を訪ねたルー。客と間違えたジョイスは優しくもてなすが、保安官と知ると態度が急変。罵り平手打ちをルーに喰らわす。その時、ルーの心の中に封印されていた闇が、解き放たれた…


 主人公の過去にトラウマがあったり、悪い上司に罠にはめられている伏線はあるものの、これは絶対に共感できない映画。普段外見からは絶対に犯罪に関わりそうに見えない人間が、何の理由がある訳でもなくとんでもない事をやらかしちゃっているというのは、観ていて戦慄が走る。閉鎖的な町が舞台という設定自体も、「テキサス・チェーンソー」などと同様、それだけで不気味さが伝わってくる。


 ただ、この主人公の場合は殺人の証拠隠し、アリバイ作りが稚拙。すぐに仲間にバレてしまうようなもの。要するに“破滅型”のような生き方を歩んでいくのだが、こういう破滅型… いや破滅型でなくても心の闇というものは誰もが内包しているものなのかもしれない。この映画を観ていてたぶん誰もが思った事だと思うが、どこか居心地の悪さだけが残る。


 ジェシカ・アルバとケイト・ハドソンが今までのイメージとは一味違うキャラクターを魅力的に演じている。特にジェシカ・アルバは役柄上、裸体を惜し気もなく披露している(ただし大事な部分は巧妙に隠しているが)し、主人公にフルボッコにされた痛々しい姿も晒している。ジェシカほどではないが、ケイト・ハドソンも主人公の幼なじみ役を熱演、殺される寸前で虫の息になっている際の失禁シーンはショッキングだ。


 結局この映画は万人に薦められる映画ではない。それでも観たいという人は、相当の覚悟を持って観てほしい。


私の評価…☆☆★

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2011年6月21日 (火)

127時間

127時間
127時間
監督:ダニー・ボイル
出演:ジェームズ・フランコ、アンバー・タンブリン、ケイト・マーラ、クレマンス・ポエジー、リジー・キャプラン、トリート・ウィリアムズ、ケイト・バートン 他


 《ある登山家を襲った悲劇と、奇跡の6日間》


 登山家アーロン・ラルストンの自伝を映画化。実はこの人のドキュメンタリーは、日本のTV番組でも結構紹介されているので、結末を知っている人もたぶん多いと思う。僕も確か「奇跡体験アンビリーバボー」だったと思うが、この題材が放送された時に観ているので、一応結末がどういう事になるかは知っていた上で、この映画を観た。


 監督のダニー・ボイルは、この原作となる「奇跡の6日間」を、数年前から映画化したいと願っていたそうで、今回「スラムドッグ$ミリオネア」のスタッフが再結集するかたちとなって実現した。


 その監督曰く、

 「この映画は“動かないアクション映画”」

とのことだが、なるほどうまいこと言うなという感じである。映画の前半1/3は事故前の主人公の姿で、広大な大地を自転車でブッ飛ばしたり、偶然出会った2人の女性ハイカーのガイド役をかって出たりと、軽快な音楽と共に、爽快感たっぷりに描かれる。


 ところがその女性ハイカーの案内役を終え、再び自分が女性達と会った場所に戻り、本来の目的だった狭い岩と岩の間を降りようとした途中、上から落ちてきた大きな石に右腕を挟まれてしまう。もちろん、この時点で主人公は動けなくなってしまうし、ストーリーも膠着状態に入る。監督がインタビューで答えた“動かないアクション映画”というのは、まさにここから。登山用の小型ナイフを取り出して地道に岩を削ったり、無理矢理にでも腕を引き抜こうとしたりという“生への執着心”を見せたかと思えば、その反面でハンディービデオカメラを取り出し、力尽きた後にでも見つけてもらうために記録を撮っておこうとする、主人公の心情をあらわした場面が、夢や幻覚の映像を挟みながら交互に出てくる。


 そう、この映画は主人公が右腕を挟まれて身動きがとれない状況にあっても、躍動感は全く失われないまま、話が進んでいくのである。主人公の能天気な性格もそれに輪をかけている。話自体は暗い方向へと向かうが、映画自体に暗さは全く無い。観ているこっちにまで、生きる勇気が湧いてくる感じがした。


 最終的には主人公は生きるために、ある決断をする。外国の映画祭ではそのクライマックスは失神者が続出したとの事なので、ホラー的演出ではないものの、かなり生々しく心臓の弱い人は心して観てもらいたいが、僕は気分良く映画館から出る事ができた。映画のほぼ2/3を一人芝居で演じきったジェームズ・フランコに拍手!


私の評価…☆☆☆☆★

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スカイライン ―征服―

スカイライン ―征服―
監督:グレッグ&コリン・ストラウス兄弟
出演:エリック・バルフォー、クリスタル・リード、スコッティ・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、ドナルド・フェイソン、デイヴィッド・ザヤス、トニー・ブラック、J・ポール・ボエマー、ジャッキー・マリン、アンドレア・フロレスク、パム・レヴィン、ターニャ・ニューボールド、ニール・ホプキンス 他


 《途中まで素晴らしい出来なのに、クライマックスで大失態》


 この映画や後に書く「127時間」を観ると、つくづく映画って発想とアイデア次第で、面白いものが作れるんだなと思う。


 既に予告編や本編を観た人は驚く事かもしれないが、実はこの映画は所謂大作映画ではない。恐らく100億円くらいの予算を組んで作っているのだろうと思っている人も多いと思うが、実は、この映画の製作費はたった9億円ぽっち。日本円では数字が大きくなるが、ドルでいえば1000万ドル以下である。ハリウッド映画の製作費平均額が約6000万ドルなのを考えると、これは超低予算といっていい額だ。話はよくある宇宙人襲来ものだが、「宇宙戦争」や「地球が静止する日」などがとんでもない金額で製作されているのと比べれば、工夫を凝らせばお金をかけなくても見事な映画ができる事の証である。


 ストーリーなんか二の次にして、ビジュアル重視なのも、こういう映画の場合、観客はスペクタクル映像を観たいわけだから、それはそれでいいかもしれない。絶対的に強い存在に立ち向かっていく最新鋭戦闘機なんかも格好よく描けているし、特攻隊の如く突っ込んでいく場面も見事である。


 ただ、人間側の完全勝利で終わらせた「インデペンデンス・デイ」とは違う方向に持っていきたかったのか、主人公やヒロインまでもが宇宙船に吸引されてから、話がおかしくなりはじめる。詳しく書くとオチをバラしてしまうので書かないが、明らかに“破綻”してしまい、収拾がつかなくなってしまうのだ。話は二の次でいいのかもしれないが、いくら何でもアレでは中途半端過ぎるし、ヒドい。続編は作る気なのかもしれないが、それでも一旦話を終わらせて、そこから続編への伏線を暗示させる場面を入れるべきである。批評家の評が悪かったり、客が不入りなら続編なんか作りたくても作れないんだから。てな訳で僕の評価はこんなもん↓


私の評価…☆☆☆★

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2011年6月19日 (日)

赤ずきん

赤ずきん
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:アマンダ・セイフライド、ゲイリー・オールドマン、ビリー・バーク、シャイロー・フェルナンデス、ヴァージニア・マドセン、ジュリー・クリスティ、ダーレン・シャラヴイ、マイケル・シャンクス、ルーカス・ハース 他


 《童話「赤ずきん」大人版というのは少々こじつけ過ぎなのでは》


 今年のアマンダ・セイフライド出演映画3本目(製作年は2年前の物もあるが)。今回は一応童話の「赤ずきん」から着想して書かれた脚本を女流監督のキャサリン・ハードウィックが映画化したものである。


 キャサリン・ハードウィックといえば、禁断のラブストーリーを描いた人気小説「トワイライト」の監督だが、「赤ずきん」というよりは、あの映画の雰囲気をそのまま持ってきたような映画だ。


 ただラブストーリーとしてはどうみても中途半端。それより誰が人狼なのか、誰がヒロイン=ヴァレリーを狙っているのかというサスペンスが重点的に描かれるが、それもあまり複雑ではなく、割とあっさりバレてしまう感じだった。


 主演のアマンダは、碧眼の大きな目と長い金髪が赤い頭巾(というよりはマントだが)によく似合う。さすがに「トワイライト」の監督だけあって美しく演出されている。ただやはり、先に書いたようにラブストーリーとしては中途半端だし、サスペンス度もたいして濃くはない。加えてCGの狼がチャチな点や、雪が降り積もる村のはずなのに、登場人物がナゼか薄着だったりと、ツッコミを入れたくなる部分も多く、もうちょっとキッチリ作ってほしかった。


私の評価…☆☆☆

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2011年6月17日 (金)

X−MEN:ファースト・ジェネレーション

X−MEN:ファースト・ジェネ
X−MEN:ファースト・ジェネ
監督:マシュー・ヴォーン
出演(吹替版声優):ジェームズ・マカヴォイ(内田夕夜)、ミヒャエル・ファスベンダー(三木眞一郎)、ケヴィン・ベーコン(安原義人)、ジャニュアリー・ジョーンズ(甲斐田裕子)、ローズ・バーン(桑島法子)、ニコラス・ホルト(浅沼晋太郎)、ジェニファー・ローレンス(牛田裕子)、モーガン・リリー(明野響香)、オリヴァー・プラット(石住昭彦)、レイ・ワイズ(坂本くんぺい)、ゾーイ・クラヴィッツ(志田有彩)、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(西健亮)、ルーカス・ティル(鶴岡聡)、エディ・ガテギ(菊本平)、ジェイソン・フレミング(谷昌樹)、アレックス・ゴンザレス(菊本平)、グレン・モーシャワー(長克巳)、マット・クレイヴン(塾一久)、ジェームズ・レマー(辻親八)、ドン・クリーチ(佐々木敏)、ヒュー・ジャックマン〔カメオ出演〕(山路和弘)、レベッカ・ローミン〔カメオ出演・台詞無し〕 他


 《現時点でシリーズ中最高傑作!》


 いやぁ、もう本当によく描けている。本作は先に作られた「X−MEN」シリーズ3部作のプリクエル(前日譚)で、スピンオフも含めると5作目となるのだが、ストーリーとしては一番完成されたものになっているのではないか。


 普通こういったかたちで続編などを作ると、先に作ったものとの辻褄あわせをするために、多少強引な展開が描かれる事が多いのだが、本作においては前3部作で原作の設定一部改変が行われた事による本作での設定変更はあるものの、一度観た限りではそういった強引な辻褄あわせは無い。それだけ、話としてはしっかりとまとまっている。製作がブライアン・シンガーだし、監督のマシュー・ヴォーンも「キック・アス」でアメコミ・テイストは経験済み。アメコミをよく知る2人だからこそできた傑作といえよう。


 米ソ対立やキューバ危機など、史実を交えて人間とミュータントとの対立の構図や異形の者への差別を描くなど、絶えず観る者を飽きさせない展開なのも良い。人気キャラの誕生秘話もファンなら楽しみの1つだろう。ちなみに上にも書いたがウルヴァリンと、成長したミスティークの姿が一瞬だけ出てくるので、お見逃しなく。


 この映画も前3部作同様、3部作の構成で企画がたてられているようだ。前3部作の1作目が作られた約10年前とは情勢が違うため、この映画が成功しても続編製作にGoサインが出るとは限らないが、できればキャストを変えずに作ってほしい。


私の評価…☆☆☆☆★

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2011年6月14日 (火)

軽蔑

軽蔑
監督:廣木隆一
出演:高良健吾、鈴木杏、大森南朋、忍成修吾、村上淳、根岸季衣、小林薫、田口トモロヲ、緑魔子、日向寺雅人、蕨野友也、小林ユウキチ 他


 《舞台は平成、だが作風は昭和テイスト》


 故・中上健次の遺作となった小説を映画化。歌舞伎町の遊び人とストリップ・バーのポール・ダンサーの2人を主軸に、愛が深まれば深まるほど破滅へと向かっていく若者の姿を描く。


 主演の2人が今までと全く違ったイメージの役に挑んでいる。高良健吾は現在NHKの朝ドラ「おひさま」で、ヒロインの夫となる誠実な男を演じているが、この映画では莫大な借金をなかなか返せないダメ男を演じているし、鈴木杏も大人の役へ脱皮をはかろうとしているのか、ヌードも辞さないショーダンサーを体当たりで演じている。特に鈴木杏は舞台などで経験を積んで、さすがに上手いなぁと思わせるのだが…


 この映画、確かに舞台は現代で2人が演じているのも現代の若者像なのだが、作風がどう観ても現代っぽくないのである。夜の歌舞伎町の雰囲気や後半、2人が厄介事から逃れるために移り住む和歌山(だったと思う)の風景がそう思わせるのかもしれないが、2人が手をつないで逃げ回る場面もハンディーカメラで走りながら撮影しているのかブレまくりという、昭和テイスト丸出しなのだ。本作は角川映画なので、いいように言えば昔の角川=東映配給の映画っぽいのだが、その時代を知らない人にとっては、明らかにこの展開と俳優の組み合わせはミスマッチだ。


 鈴木杏は今回初めてフルヌードを披露し、高良健吾との“合体”シーンもやってはいるが、悲しいかなこの人、相変わらずの幼児体系(苦笑)で、小振りな胸はまだ許せるとしてもクビレが殆ど無い。従って“合体”シーンはあんまりイヤらしくないのはまだいいとしても、“店一番の踊り子”という役柄上の設定には絶対に見えない。2人の外人ダンサーを従えてセンターで踊る場面があるのだが、せっかく本人が猛練習して習得しているのに、周りの外人ダンサーの方がスタイルが良い分、センターポジションなのに埋没してしまっている。


 人気子役が大人になっても活躍するには、ヌードを必要とする役など、必ずこういう壁にブチ当たらなければならない時がある。ここを乗り切れないと役者としてやっていけなくなるわけで、これが昔から“子役は大成しない”といわれている所以なのだが、最近は宮沢りえや、海外に目を向ければジョディ・フォスターやジェニファー・コネリーなど、時間はかかりながらも大人の役への脱皮に成功した役者も増えてきた。鈴木杏は舞台「奇跡の人」でヘレン・ケラーとサリバン先生役の両方を経験する(他にはパティ・デュークが舞台版と映画版でヘレン・ケラーを、テレビドラマリメイク版でサリバン先生を演じている)など、演技力が十分ある実力派なので、これからどういう大人の役に“化ける”のか、楽しみだ。


私の評価…☆☆☆★

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2011年6月11日 (土)

「ケロロ軍曹」声優死去

 人気アニメ「ケロロ軍曹」の日向冬樹役などで知られる声優の川上とも子さん(41)が9日死去。所属事務所がホームページを通して発表した。


 詳しい死因は明らかにされていないが、卵巣癌のため、病気療養中だったようだ。


 川上さんは、94年にアニメ「メタルファイター MIKU」でデビュー。映画にもなった「少女革命ウテナ」の天上ウテナをはじめ、「ヒカルの碁」の進藤ヒカル、「史上最強の弟子ケンイチ」の風林寺美羽など、代表作で主役級の役を演じた。


 僕はアニメも結構観るんだけど、特に「キューティーハニー」(もちろん初代・増山江威子さん版)とか美少女戦士ものは好きで、「少女革命ウテナ」も、本放送はテレビ大阪が良視聴地域ではなく観られなかったので、DVDで観たりしていて好きだったし、もちろん映画版も観ているんだけど、ウテナの声好きだったんだよなー(懐)。しかし、まだまだ若いのに… 本当に残念。御冥福をお祈りします。

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2011年6月 7日 (火)

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もしドラ
監督:田中誠
出演:前田敦子(AKB48)、瀬戸康史、峯岸みなみ(AKB48)、池松壮亮、川口春奈、大泉洋 他


 《映画として観られたものではないが、勉強にはなるかも》


 僕はAKB48のメンバーではあっちゃん推しではなくコリス推しなので、当初この映画は観るつもりが無かったのだが、NHKで放映されたアニメ版を観ていたので、比較するつもりで観てみた。結果は…


 ダメダメではないが、たいした事もない(爆)。


 前田敦子はお世辞にも演技が上手いとは言えないが、わりとソツなくこなしているので悪くない。秋元康といえば昔、おニャン子クラブを使って「おニャン子ザ・ムービー」(これ僕スクリーンで観てる 年齢バレるかなぁ)なんかを作っていたが、そんなのと比べればはるかにマシである。昔のアイドル映画とやっていることは殆ど変わらないが。


 問題は映画の構成の方だ。この監督、過去にどんな実績があるのか知らないが、間の取り方は悪いし、野球のシーンはテンポが悪くかなり退屈させられるのだ。アニメ版は細かい部分で実写版と話の展開が違うが、アニメ版の方が声優さんのノリも含めて面白かった。名作野球アニメは「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」など、“筋書きのないドラマ”を巧みに演出しているものがたくさんあるので、もう少しそういう過去の作品をDVDなどで観て勉強してほしい。あっちゃんが頑張っていたから☆1つオマケ!


私の評価…☆☆☆

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2011年6月 6日 (月)

クロエ

クロエ
監督:アトム・エゴヤン
出演:アマンダ・セイフライド、リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア、ニーナ・ドブレフ、マックス・シエリオット 他


 《ジュリアン母さん、神経病みすぎ》


 一応アマンダ・セイフライドを売り出すために、アマンダをクローズアップさせているが、観ている限りジュリアン・ムーア主演という感じである。


 実はこの映画は2003年に製作されたフランス・スペイン合作映画「恍惚」のハリウッド・リメイク。元ネタの方はファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールのW主演で、妻から浮気を疑われる夫はジェラール・ドパルデューが演じていた。このオリジナル版を僕は未見だが、調べてみるとかなり地味な映画だったようだ。


 オリジナル版は女流監督で、主人公である女性の偏質的な愛が描かれたようだが、こちらの方は男性監督なので、そういった愛を描きつつも、“本当に夫は浮気をしているのか? 妻の思い込みなのか。”といった、サスペンス度を高めた演出になっている。レズ場面など倒錯的な愛のかたちを描いている部分もあるにはあるが、レイティングが厳しいのか、あまり多くはない。ジュリアン・ムーア扮する妻も、しまいにゃ息子の彼女にまで文句言ったりしてかなり神経質な女性像だ。


 アマンダ・セイフライドは、見つめられると吸い込まれてイキそうな眼が魅力的なのだが、こちらも娼婦役なのに露出はどちらかというと控えめ。さすがにジュリアン・ムーアとのレズシーンはドキッとさせられたが、期待以上のものは無かったかなという感じだ。ちなみにこの映画は2009年に製作されたカナダ映画。アメリカでの公開からも1年以上経っているのに何で今更日本公開なのか? アマンダ・セイフライドが今年日本でブレイクすると睨んでの事なのか。本編以上にそっちの方が謎ですな。


私の評価…☆☆☆

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2011年6月 4日 (土)

〔TV放送〕〔DVD〕巴里のアメリカ人

〔TV放送〕〔DVD〕巴里の
監督:ヴィンセント・ミネリ
出演:ジーン・ケリー、レスリー・キャロン、オスカー・レヴァント、ジョルジュ・ゲタリー、ニナ・フォック 他
DVD:ワーナー・ホーム・ビデオ
今回のTV放送:2011年6月4日 KBS京都『エキスプレス・ザ・ムービー』


 《クライマックスのダンスは圧巻!》


 地元の放送局・KBS京都が開局60周年を迎えるということで、今月はKBS京都の映画番組「日曜シネマ倶楽部」、「中島貞夫の邦画招待席」、「エキスプレス・ザ・ムービー」の3番組で、開局当時である1951年のヒット作を放送することになっているのだが、放送される作品の中で唯一DVDで持っているのがコレ。


 ジーン・ケリーといえばやっぱり「雨に唄えば」の方がテレビ放映も多いだろうし、何らかのかたちで目にすることもあるだろうが、ダンスやカメラワークの良さに関してはこちらの方がいいと思う。確かミュージカル映画で初めてオスカー(作品賞)を受賞したのはコレだったと思うが。


 全編にわたってジョージ・ガーシュウィンの曲が流れ、ジーン・ケリーやレスリー・キャロンらが歌い踊るのだが、特にクライマックスの約18分間に及ぶレヴューシーンが素晴らしく、踊りもさることながらルソーやゴッホなどの有名画家の絵に準えた舞台装置が効果的でいい。実はこの映画、パリでのロケは最初のシーンだけ。後はほぼ全部スタジオのセットで撮影され(これは当時のMGMミュージカルの特徴で、全編ロケした映画はたぶん「踊る大紐育」ぐらいだけ)、尚且つそのセットというのも約1か月半の突貫工事で完成させた代物なのだが、そんな事は殆ど感じさせない。


 そのクライマックスの少し前にオスカー・レヴァント扮するピアニストが妄想する場面があるが、ここでの多重録画も面白く、秀逸。2人のオスカー・レヴァント(ピアニストと指揮者)が握手する場面など、少々色合いに差が出てしまってはいるが、ビデオテープでもダビングを繰り返すとかなり画質が劣化するので、当時の技術を考えるとあれが限界だったのかもしれない。


 ちなみに一応ヴィンセント・ミネリ監督作品とはなっているが、当時この監督は何本もの企画を抱えた人気監督。当然の如く超多忙で、そこにきて当時妻であったジュディ・ガーランド(一応知らない人のために書いておくと、「キャバレー」などに出演したライザ・ミネリは娘である)との離婚問題が重なり、とても映画を撮影している余裕などなかった状態で、殆どジーン・ケリーが演出を担当していたらしい。


 という事でジーン・ケリー抜きでは恐らくできなかった映画。できればTVではなくスクリーンで観たい! 「午前十時の映画祭」3年目もやってくれないかなぁ?


私の評価…☆☆☆☆☆

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2011年6月 2日 (木)

富江 アンリミテッド

富江 アンリミテッド
監督:井口昇
出演:荒井萌、仲村みう、多田愛佳(AKB48)、大和田健介、大堀こういち、川上麻衣子 他


 《この監督だと、普通のホラーとは全く違うものができる》


 伊藤潤二原作の人気ホラー漫画を実写映画化したシリーズ最新作。今回は第8作目となる。毎回監督やキャストは変わるのだが、過去にこのシリーズでヒロインや“お化け”の富江役を演じた女優は、菅野美穂や酒井美紀、宮崎あおいに安藤希に宝生舞など、この作品をきっかけに人気が出た者も多い(第3作のみ男性主役なのだがそれも妻夫木聡である)。さすがに第8作ともなると、初期に比べればキャストも弱体化した感はあるが、それでも話題性のある女優を揃えた。


 まず富江役の仲村みうは、原作の富江の顔と同じ場所に泣き黶があり、シリーズ中で一番原作に近いイメージとの評判である。ヒロイン月子にはNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」でヒロインの娘を演じた荒井萌、そしてヒロインの友人役に大人気グループAKB48の多田愛佳が扮する。


 で、この映画の監督が井口昇である。映画通ならこの名前を聞いただけで、フツーの映画じゃないゾ! ということは感じるハズだ。感じられないならこの監督が作った「片腕マシンガールズ」や「ロボゲイシャ」なる映画を観てほしい。僕の言わんとしていることが分かるだろう。


 この監督はアダルトビデオも何作か撮っているので、この映画でもヌードは無いものの(仲村と荒井が風呂にどっぷり浸かっている場面はあるが)、女性をキレイに撮っている。多田を含めた3人の女子校制服の夏服姿もバッチリ崇めるので、そういうのが好きな男性諸君にはもってこいの映画(笑)だ。


 ちなみに、この映画の予告編は15歳以下でも観られるように、過激な描写を極力抑えた表現になっていたが、本編は残酷描写がふんだんに盛り込まれており、15歳以下は観ることができない。ただ、非現実的で且つシュールな映像は、あまり怖さというものが無く、逆に笑える。恐怖におののく荒井萌の表情も、何だか可愛かったナ。


私の評価…☆☆☆★

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2011年6月 1日 (水)

「アウトレイジ2」公開延期に

 北野武監督の最新映画「アウトレイジ2」の公開が今秋の予定から来秋に延期されることが発表された。


 どうやらこれも震災による被害と社会情勢を勘案し、ということのようだが、暴力的な内容が今の社会状況にそぐわないのも理由の1つらしい。


 まだ撮影にも入っていない段階での発表のため、何か資金繰りとか他の理由もあるのかと勘ぐりたくもなるが、観たかった人は1年間、気長に待つしかないですね。

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アジャストメント

アジャストメント
監督:ジョージ・ノルフィ
出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、マイケル・ケリー、ジョン・スラッテリー、アンソニー・ルイヴィヴァー、ブライアン・ヘイリー、テレンス・スタンプ 他


 《ツッコミどころ満載なのはいいが、イマイチ釈然としないものもあり不満》


 フィリップ・K・ディックといえば、「トータル・リコール」や「マイノリティー・リポート」等のSF小説で知られるが、短編小説「調整班」を映画化した本作は、もちろんSFではあるものの、かなりラブストーリー色の濃いものとなった。


 若き政治家デヴィッド(マット・デイモン)はある日、美しいバレリーナのエリース(エミリー・ブラント)に出会い一目惚れ。だが、彼は見知らぬ男たちに拉致されてしまう。“アジャストメント・ビューロー(運命操作局)”と呼ばれる男たちは、彼に本来エリースとは恋に落ちる予定はなく、二度と会えないのだと告げる。“運命の書”に従わせる事が目的と言われたデヴィッドは、自らの運命を変えるべく、とんでもない行動に出るのだが…


 まぁ〜とにかくこの主人公はしつっこい! 最初の出会いの時に相手もそれほど嫌がっていないから、まだいいのかもしれないが、“二度と会えない”と言われても、3年も同じバスに乗って偶然の出会いを待つのである。念願かなってまた出会い、それでも邪魔が入ってまた引き離されてもまた出会おうとするのだ。ストーカー行為も甚だしい(笑)。ラブストーリーは主人公とその恋人に手枷足枷はめまくる(障害を多く作る)ほど燃え上がるものなので、その点は観ていて楽しいのだが、この映画は何か物足りない。


 あれだけしつこくアタックされたら普通ヘンに思うよなぁとか、ツッコミどころがたくさんあるのはまだいいとして、悪役であるはずの“運命操作局”の描き方が弱いのだ。主人公がある事をすると“運命の書”が実行不可能になるため、その前にそれを阻止すべく追いかけるのだが、タッチの差で主人公がその“ある事”をしてしまうと、

 「もう手遅れ」

とか言って簡単に諦めてしまうのである。それどころか主人公に協力する者も出てきてしまう。つまり悪役になりきっていないわけで、ジェームス・キャメロンの映画みたいにしろとまではいわないが、やはりAプランがダメならBプランやCプランで行こうみたいなものがほしかった。大ボスも最後まで姿を現わさないが、部下が

 「全知全能の… 」

なんて言っているところをみると、ゼウスのような神の存在なのかな。


 ということは、主人公は神の意向に反してまで、自分の幸せを掴みに行こうとするわけか。最後にデヴィッドは、運命操作局のメンバーにある“究極の選択”を迫られるのだが、相手の“大きな幸せ”を願うのか、自分と相手の“小さな幸せ”を選ぶのか、さてあなたならどちらを選ぶ?


私の評価…☆☆☆

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