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2011年8月23日 (火)

〈午前十時の映画祭〉007/危機一発(ロシアより愛をこめて)

〈午前十時の映画祭〉007/
〈午前十時の映画祭〉007/
〈午前十時の映画祭〉007/
監督:テレンス・ヤング
主題歌:マット・モンロー
音楽:ジョン・バリー
出演:ショーン・コネリー、ダニエラ・ビアンキ、ロッテ・レーニャ、ロバート・ショウ、ペドロ・アルメンダリス、ナジャ・ジレン、ウォルター・ゴテル、バーナード・リー、デスモンド・リュウェリン、ロイス・マクスウェル、ヴラディク・シェイバル、ユーニス・ゲイソン、マルティーヌ・ベズウイック 他


(写真は上から本公開時のチラシ、'72年リバイバル時のチラシ、その時のパンフレット表紙)


 《アクションとドラマのバランスの良さに於いてはシリーズ最高傑作!》


 前作の大ヒットを受けて製作された第2作。これ以降に続くシリーズの基本パターン(冒頭の“ガンバレル”→本編とほぼ無関係のスーパー・アクション→主題歌という流れや、支給される秘密兵器が後半重要な伏線となることなど)のほとんどが、この作品で形成された。


 シリーズをかさねる毎にアクションはどんどん派手になるので、最近のピアース・ブロスナンやダニエル・クレイグのボンドしか知らない人には地味に見えるかもしれないが、アクションにウェイトを置き過ぎれば、人物描写は薄っぺらくなるので、そういった意味ではこの作品やその次の「ゴールドフィンガー」あたりは、アクションとドラマが丁度いい具合に混ざりあった映画になっている。


 また、007といえば欠かせないのがボンド・アクトレス(本来“〜ガール”とは呼ばない)といわれるヒロインであるが、本作のダニエラ・ビアンキは知性の中に色気とチャーミングさがあり、様々なタイプのヒロインが出てくるその後のシリーズの中でも1つの方向性を示しており、シリーズ全作品の中でも高い人気を誇っている。原作ではオリエント急行なのだが列車の中(映画では特定されず)での、ボンドを呼ぶ声は絶品である。


 僕はこのシリーズは特に大好きでDVDもシリーズ全作品持っている(先にDVDで揃えているとさすがにBlu-rayは買う気がしない)し、4代目ティモシー・ダルトンからはスクリーンでも観ているが、初代ショーン・コネリーや2代目ジョージ・レイゼンビー、3代目ロジャー・ムーアは、今回の〈午前十時〉以外でもイベント上映で観た事のあるこの「ロシアより愛をこめて」の他はスクリーンで観たことが無いので、どこの映画館でもいいから「007特集」を組んでほしいと思っている。最高傑作は本作だが、はっきりいってどの映画も面白い。金粉殺人や人間ロケット、ボンドの結婚、敵ながら愛敬たっぷりの巨人ジョーズなど、スクリーンで観たいと思っている人は、僕だけではないはずだ。ちなみに僕の好きなボンド・アクトレスは3代目までに限っていえば「ユア・アイズ・オンリー」のキャロル・ブーケなので、多分リバイバルされたら真っ先に観に行くだろう。


 007新作についてはこのブログでも情報が入り次第、アップしていく予定。現時点ではようやく全米での公開日が決まり、それに向けて着々と製作が進められているようだ。既にダニエル・クレイグ他、レギュラー陣は前作から続投が決定。悪役か何かは分からないがハビエル・バルデムとレイフ・ファインズの出演もほぼ決定し、シリーズに暫らく出ていなかった“M”の秘書マネーペニーを「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのナオミ・ハリスが演じることになりそうとの事。まだ決まっていないボンド・アクトレスや、出るかどうかも分からない(そろそろ出てほしい)“Q”はどうなるのか、一時噂されていた前作のボンド・アクトレス=オルガ・キュリレンコの再登場はあるのか、非常に楽しみである。


私の評価…☆☆☆☆☆

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