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2011年9月29日 (木)

親愛なるきみへ

親愛なるきみへ
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:チャニング・テイタム、アマンダ・セイフライド、ヘンリー・トーマス、リチャード・ジェンキンス 他


 《携帯電話やメールにはない、“手紙”を使ったドラマチックな恋愛》


 今年はアマンダ・セイフライドが出演する映画が続々と公開されているが、今年4本目の出演作。原題は「DEAR JOHN」、つまりは手紙の書き出しがそのままタイトルになっているということで、主人公とヒロインとの間で交わされる何通もの“手紙”がキーポイントとなる。「きみに読む物語」(2004)のニコラス・パークスが書いた傑作小説を、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(1985)や「HACHI 約束の犬」(2009)のラッセ・ハルストレム監督が映画化した。


 米軍の特殊部隊に配属されているジョン(チャニング・テイタム)は赴任地から2週間の休暇をとって自閉症の父が住むサウスカロライナに帰省する。父は心配の種だが深い絆で結ばれていた。まもなくして彼は同じく帰省中だったサヴァナ(アマンダ・セイフライド)と海辺で偶然知り合い、恋に落ちる。対人関係に少し不器用なジョンに対し、自閉症の子供たちのための施設を作る事が夢のサヴァナ。二人はお互いの中に、自分に欠けていた何かを見出だし、惹かれあう。愛は深まるが瞬く間に2週間は過ぎ、ジョンは赴任地に戻る。

 「すぐに会おうね。」

との言葉を残して…


 機密事項で赴任地も明かせないジョンと大学に戻ったサヴァナ。遠く隔たった距離を埋めるように、2人は約束どおり手紙を絶え間なく交換し大切に愛を育てていった。


 予定では会えなくなるのは1年間だけのはずだった。だが、世界情勢の悪化から任務の延長をせざるを得なくなり、祖国かサヴァナのどちらかを選ぶのに苦悩する。サヴァナも孤独に耐えながらも何とか絆を保とうとしていた。だが、そこであの“9・11”が起き、2人の仲を引き裂こうとする… 。


 恋愛は、手枷足枷が多いほど、盛り上がるとこのブログで何度も書いているが、さすがにここまで悲惨な事が重なると、観ているこっちも気が重くなる。結局、サヴァナはある理由で別れを切り出す事になり、これを受けたジョンは任務を2年延長させる訳で、さらに時が経って6年後、見事に再会し、ジョンがサヴァナに別れの理由を尋ねた時、とても切なく、そして悲しくなった。


 最終的にどうなるかは、ここに書くことは当然できないが、心の奥底から相手の事が好きならば、“愛の力”ってのは本当に凄いなぁ、と思った次第。


私の評価…☆☆☆★

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