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2011年9月21日 (水)

世界侵略:ロサンゼルス決戦

世界侵略:ロサンゼルス決戦
世界侵略:ロサンゼルス決戦
世界侵略:ロサンゼルス決戦
監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート、ラモン・ロドリゲス、ミシェル・ロドリゲス、ニーヨ、コリー・ハードリクト、ブリジット・モイナハン、マイケル・ペーニャ 他


 《他国に対するアメリカの姿勢が垣間見える》


 この映画は当初4月に公開される予定だったが、東日本大震災の影響で9月に延期されたものである。


 内容は第2次世界大戦中に実際にあったとされる1942年の「ロサンゼルスの戦い」を基に、昨今はやりのモキュメーション(架空の話をドキュメンタリー調であたかも本当にあったかのように作る事。例として「パラノーマル・アクティビティー」シリーズや「フォース・カインド」など)と呼ばれる手法を取り入れたもので、謎の侵略者に対する人類の存亡をかけた戦いを描く。


 ちなみに「ロサンゼルスの戦い」とは、第2次世界大戦中、日本軍の本土襲来を警戒していた米軍が、後に誤報と判明する空襲の情報を受け、ロサンゼルスの夜空に対空砲火を放ち、市民を恐怖に陥れた“事件”で、日本軍側にもこの時の爆撃機等の飛行記録は無く、謎とされているものである。ただ、オレンジ色の光が不規則に移動しながら飛んでいたという目撃証言があり、UFO説が根強く残っていて、本作ではその「ロサンゼルスの戦い」は“宇宙人による下見”だったという設定で作られた。


 本国では内容が似通った映画「スカイライン ―征服―」がほぼ同時期に公開されたが、こちらもアーロン・エッカートとミシェル・ロドリゲス(男勝りな女兵士を演じさせたら、今彼女の右に出る人はいないと思う)以外は、あまり知られていない役者を起用し、VFXの方に予算をかけて作られている。


 僕が思うに映画としての見せ方は「スカイライン」の方が上。でも作品のテーマが分かりやすく描かれているのはこっちの方だと思う。敵が狙うのは、ある豊富な資源だということは、その宇宙人をいろんなものに置き換えて(例えば“経済戦争”という意味で中国とか)観る事ができる。映画のクライマックスでは、既に白旗を上げて逃げ去ろうとしている敵に対して、完膚無きまでに叩きのめす軍の姿があるが、これが今のアメリカの姿かと思うと、少し怖くなった。


私の評価…☆☆☆★

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