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2011年11月 2日 (水)

スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション

スクリーム4
監督:ウェス・クレイヴン
出演:〈前3作の生存者〉デヴィッド・アークェット、ネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス

〈新たな出演者〉エマ・ロバーツ、ヘイデン・パネッティーア、アンソニー・アンダーソン、アリソン・ブリー、アダム・ブロディ、ロリー・カルキン、マリエル・ジャフィ、エリック・ナドセン、メアリー・マクドネル、マーリー・シェルトン、ニコ・トルトレッラ、エイミー・ティーガーデン、プリタニー・ロバートソン、シェネイ・グライムス、クリスティン・ベル、アンナ・パキン、ロジャー・L・ジャクソン、ルーシー・ヘイル、ナンシー・オデール 他


 《シリーズのパターンを踏襲しつつも、これまで定義してみせていた“ルール”を破壊した》


 人気ホラー・シリーズ実に11年ぶりの復活である。


 カリフォルニア州ウッズボロー。15年前におきたマスク姿の殺人鬼による殺人事件は、若者たちにとってもはや人気ホラー映画「スタブ」シリーズの中の出来事でしかなく、事件がおきた“殺人記念日”に向けてお祭り気分が盛り上がりつつあった。生き残ったシドニー(ネーヴ・キャンベル)は作家となり成功を収めていた。自著の本の宣伝のため故郷へ戻った彼女は、保安官デューイ(デヴィッド・アークェット)や元キャスターで彼の妻ゲイル(コートニー・コックス)と再開。しかし彼女の帰郷を機に女子高生ジェニーとマーニーが、ジェニーの家で「スタブ7」を観ていた時に不審な電話を受け、映画そのままにゴーストフェイス・マスクを被った犯人に襲われ、惨殺される。15年前の悪夢が、新たな世代を巻き込み、再び蘇ってしまった… 。


 1作目の公開からは14年が経ち、もう飽きられていると思いきや、今だにアメリカではそこそこ好成績を収めている今作。ホラー映画をビデオ鑑賞中に、不審な電話を受けたところから、ゴーストフェイス・マスクの殺人鬼に殺されるオープニングも毎度お馴染みのパターンだ。1作目の公開時、日本では公開前にあの「神戸連続児童殺傷事件」、俗にいう“酒鬼薔薇事件”がおきた影響で公開が予定より2ヵ月延びた。アメリカなど複数の国ではこの映画を観た者が殺人の衝動に駆られるという事件が頻発したため、今回の映画の公開を危惧する映画評論家もいたようだが、今のところその心配は杞憂に終わりそうな感がある。それどころか、そういった事件でさえ、この「4」のなかで一種のネタとして描かれている。


 こういったスプラッター映画は、シリーズを重ねる毎に殺戮シーンが過激になっていくものだが、今回は被害者の数は恐らくシリーズ最多。だが、殺害場面は1作目に比べると、内臓モロ出しグロ注意は1シーンあるものの、全体的にはややおとなしくなった。生き残りキャストの3人がちょっと老けてしまい、新キャストもややインパクトに欠けるので、映画として観てもたいした驚きも無いが、1作目で自ら作り上げたルールをこの映画で打ち壊し、ここ10年程で新たに加わったホラー映画の“新ルール”をうまくストーリーに取り込んでいるというのが、新鮮なところか。


 10年経てば映画の形も変わる。もし、今後のホラー映画に新たな新機軸が加われば、またこの映画の続編(またはリメイク)が作られるのだろう。


私の評価…☆☆☆

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