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2011年12月 6日 (火)

50/50 フィフティ・フィフティ

50/50
監督:ジョナサン・レヴィン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、プライス・ダラス・ハワード、アンジェリカ・ヒューストン、セルジュ・ウード、フィリップ・ベイカー・ホール、マット・フリューワー、ピーター・ケラミス 他


 《難病ものなのに、明るく笑い飛ばすコメディー》


 今年はこれと似たような映画がもう1本、年末に公開されるのだが、先に公開されたこちらの映画は、27歳という若さで突然ガンを宣告された青年が、5年後の生存率50%という過酷な現実と向き合いながら、懸命に生きようとする姿をユーモアを交えて描きだす。難病ものの映画やドラマは作品の性格上、暗く重たい雰囲気になりがちだが、深刻に受け止めないで明るくポジティブに生きていけば、いい事だってたくさんあるんだよねという事を気付かせてくれる。


 ラジオ局に勤める酒もタバコもやらない真面目な青年アダムは、ある日突然、ガンで余命僅かと宣告される。5年生存率は50%と聞き本人はもちろんのこと、周囲は激しく動揺する。恋人は主人公を支えると言いつつ心が離れ、親は同居すると言い出し、友人は皆腫れ物にさわるように接する。そんな中、能天気で女好きな親友カイルだけは、病気をネタにナンパを仕掛けようと提案したり、いつもと何ら変わらず明るく接した。セラピストの研修生キャサリンの助けを借りてガンと向き合うアダムだったが… 。


 映画の脚本を書いたウィル・ライザー自身が実際に体験した事を基に描かれているもので、一部設定や内容が映画用に脚色されてはいるものの、重要な役柄である親友のカイルを、現実にウィルの親友でありカイルそのもののモデルでもあるセス・ローゲンが演じることによって、よりリアリティー感が出ている。


 普通、こういった悲劇を笑い飛ばすのは些か不謹慎に思われがちだが、実際問題として“笑い”というものが、その人の苦しみをある程度取り払ってくれるのも事実であり、セス・ローゲンが受け持つコメディー部分は、大部分が下ネタではあるが、何せこの映画が抱えている“負”の部分が、主人公が抱える“遺伝子の突然変異により発生した特殊なガン”という、とてつもなく大きくかつ深刻な問題なのである。それに対する明るさとか笑いを描くには、これくらい強烈なものでちょうどバランスが良い。


 病院内で主人公が頼る事になる新米セラピストも話に華を添える。演じるのは若手美人女優で、「マイレージ、マイライフ」でアカデミー賞候補にもなった実力派アナ・ケンドリック。セラピストとしてはまだ未熟な研修生で、主人公と一緒に成長していく姿が微笑ましい。でも、

 「あんな美人と急接近できるのは、いいなぁ。」

という思いは禁物。ウィル曰く、

 「あのセラピストは、作中で唯一架空のキャラクター。」

ということらしい。いかに現実を描けど、映画は映画ということ。ちょっとガッカリ(笑)。


私の評価…☆☆☆☆

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コメント

こっちも気になることこのうえない。

嫁さんを誘うならこっちは、OK出そうかな!?

投稿: シン吉 | 2011年12月 8日 (木) 13時55分

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