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2012年1月24日 (火)

2011年最もトホホなサイテー映画

 映画専門誌「映画秘宝」が、劇場上映作品からワースト10を選出する、「2011年度 HIHOはくさいアワード」を発表した。名匠とヒットメーカーのタッグで話題となったあの作品が、まさかのトップを飾っている。


 「HIHOはくさいアワード」は、100人を超える監督や俳優、作家ら映画フリークが選んだベスト&ワースト作品の集計により決定されるサイテー映画賞。映画秘宝が読者に贈る年に1度のお祭騒ぎといった特集で、今回も栄えある(!?)トホホ映画が選出された。


 2011年最もつまらなかったとして鉄槌を下されてしまったのは、スティーヴン・スピルバーグとヒットメーカー、J・J・エイブラハムス監督による「SUPER 8/スーパーエイト」。「期待値との反比例具合が近年最大級」「期待が大きかっただけにトホホに」など、期待値とのあまりの落差にトホホ感が大きかった様子。「久々に宣伝に騙されました。同業者として素晴らしい嘘のひとこと」など、むしろ宣伝の腕を褒め称える意見も。


 2位は、ビジュアルだけでエモーションのない脚本などに問題がありすぎるとの意見が噴出した「エンジェル ウォーズ」で、こちらも「期待していたのに…」という向きが多かったのか。3位の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」や「スカイライン―征服―」「カウボーイ&エイリアン」といった、エイリアン侵略モノが大量にランクインしているのも興味深い。


 一方、今年のベスト10映画のトップに立ったのは「ピラニア3D」。「この3Dの時代にあっても最も飛び出さなきゃなんないのはオッパイであるとおそわった」(みうらじゅん)という言葉の通り、モンスターに美女のおっぱい、流血バイオレンスが3Dでこれでもかと描写される本作には、絶賛の声が多数。意外にもしっかりした作りに好感を持つ向きも多かった。格調高い作品ばかりを喜ぶ世間に向かって、下品上等! と叫ぶような作品がトップにくるあたり、さすが映画秘宝といったところ。


 そのほか日本未公開映画やサントラ、ピンク映画、マンガにゲームまで、様々なニーズに応える2011年のベストを秘宝的感度で選出。昨年サイテー映画に腹を立てた人が機嫌を直すためにも、必携の1冊となっている。


 脱力! 映画秘宝トホホテン「2011年度 HIHO はくさいアワード」は以下のとおり。


1位「SUPER 8/スーパーエイト」
2位「エンジェル ウォーズ」
3位「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
4位「ワイルド7」
5位「モンスターズ/地球外生命体」
6位「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」
7位「カウボーイ&エイリアン」「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」
9位「スカイライン―征服―」「ツーリスト」「ハンナ」「わさお」「一命」


「映画秘宝 2012年3月号」は洋泉社より発売中(税込1,050円)


 「映画秘宝」、昔、不定期刊の時はちょくちょく買って読んでいたなぁ。僕は元々映画雑誌は「ロードショー」派だったので、それが休刊(事実上の廃刊)になった今は「スクリーン」を読んでいて、「映画秘宝」は買わなくなったが、久々に読んでみるか。でも値段高くなったなぁ(笑)。

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