« 〈午前十時の映画祭〉キャリー | トップページ | 〈午前十時の映画祭〉シザーハンズ »

2012年1月13日 (金)

フライトナイト 〜恐怖の夜〜

フライトナイト 〜恐怖の夜〜
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:コリン・ファレル、アントン・イェルチン、トニ・コレット、デイヴィッド・テナント、イモージェン・プーツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ、リサ・ローブ、デイヴ・フランコ、サンドラ・ベルガラ、クリス・サランドン(カメオ出演) 他


 《オリジナルを派手にリメイクしているが、目新しさはナシ》


 1985年に製作され、スマッシュヒットをかっ飛ばした同名映画を3Dリメイク。舞台が85年当時の世界ではなく今の世界に変わり、登場人物の性格が若干変わったという以外は、殆どそのまま再映画化している。


 ラスベガス郊外に住む普通の高校生チャーリー(アントン・イェルチン)はオタクっぽい思春期を越え、学校で一番の美女エイミー(イモージェン・プーツ)を彼女にする事もでき充実した日々を送っていた。


 ある日、彼の家の隣にジェリー(コリン・ファレル)という男が引っ越してくる。チャーリーの親友エド(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は学生の不審な失踪の謎を独自に調査しジェリーがヴァンパイアであると主張するが、チャーリーは全く相手にしない。ところがエドも失踪してしまい、チャーリーはエドの部屋でジェリーがヴァンパイアである証拠のようなものを発見。疑念を抱いたチャーリーがジェリーの家に侵入すると、彼が自分の知り合いの血を吸っている瞬間を見てしまう。ジェリーがヴァンパイアだというのは本当だったのだ。


 ジェリーを退治するため有名なヴァンパイア・ハンター・ショー「フライトナイト」のホスト役ピーター(デイヴィッド・テナント)に助言を求めるが、ピーターは酒に溺れ、女性アシスタントとの痴話喧嘩が絶えない、自らやっているショーを否定する現実主義者だった。チャーリーはそんなピーターに失望するが、ジェリーの魔の手はチャーリーの母ジェーン(トニ・コレット)とエイミーに伸び、とうとう家まで爆破されてしまう。その場はなんとか逃げ延びるもののジェーンが大怪我を負い入院する羽目に。


 その頃ジェリーの正体に見当がついたピーターは、チャーリーとエイミーを自宅のペントハウスに招くが、ジェリーに襲撃されエイミーはさらわれてしまう。彼女を救おうと決心するチャーリーに、ピーターはある理由から恐怖心を吐露し去っていく。さて、チャーリーは愛するエイミーを救い出すことができるのか…。


 オリジナル版では主人公がオタク系で孤独感があり、それが終始映画に重たい空気を運んでいたのだが、このリメイク版ではオタク系ではあるものの性格が明るくノーテンキなものに変わっている。若者向け映画としてそれは問題ないが、恐怖感が薄れてしまい、オリジナル版に比べて怖くないホラーになってしまった。ディズニーだからあまり怖い映画にできなかったのかもしれないが、コメディーとしても笑えるものが少なく、中途半端なものが目立つ。オリジナル版でジェリーを演じていたクリス・サランドンが1シーンだけカメオ出演しているので、ファンにとってはそういうのを探す楽しみもあるし、せっかく特殊メイクや小道具などのビジュアルは凝っていてそこそこ面白いのに、ダメダメな面も多いのは残念。


 さて、オリジナル版「フライトナイト」には、そのスマッシュヒットを受けて製作された、退治されたヴァンパイアの妹が復讐をしにやってくる「フライトナイト2 〜バンパイヤの逆襲〜」という、しょーもない続編(僕はスクリーンで観ている)があったのだが、リメイク版はどうか? アメリカではヒットしているだけに、また作るのかなぁ。


私の評価…☆☆☆★

|

« 〈午前十時の映画祭〉キャリー | トップページ | 〈午前十時の映画祭〉シザーハンズ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

へぇ~。昔にそんな映画があったんや!?

知らなかった!?

オラ的には、ベルセルクの公開が待ち遠しい!!

投稿: シン吉 | 2012年1月13日 (金) 11時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フライトナイト 〜恐怖の夜〜:

« 〈午前十時の映画祭〉キャリー | トップページ | 〈午前十時の映画祭〉シザーハンズ »