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2012年2月26日 (日)

ビーストリー

ビーストリー
劇場:みなみ会館
監督・脚本:ダニエル・バーンズ
原作:アレックス・フリン 「ビーストリー」
出演:アレックス・ペティファー、ヴァネッサ・ハジェンズ、メアリー=ケイト・オルセン、ニール・パトリック・ハリス、リサ・ゲイ・ハミルトン、ジオ・ペレス、ピーター・クラウス、ダコタ・ジョンソン、エリック・ナドセン、レジーナ・キング 他


 《現代の「美女と野獣」》


 寓話「美女と野獣」を現代のニューヨークを舞台に翻案したアレックス・フリンのヤング・アダルト(少女向け)小説を、「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・ハジェンズと、「アイ・アム・ナンバー4」のアレックス・ペティファー主演で映画化した青春ラブ・ファンタジー。「美女と野獣」では魔女にあたるケンドラ役には、“オルセン姉妹”で知られるメアリー=ケイト・オルセンが扮している。

 17歳のカイル(アレックス・ペティファー)は、我儘で考えの浅い少年だが、高校では絶大な人気を誇り、まるで王子さまのように振る舞っている。自分の容姿に自惚れ、自身過剰になっているカイルが、いじめのターゲットに選んだのは、ゴシック・ファッションに身を包み、影では魔女と噂されているケンドラ(メアリー=ケイト・オルセン)というクラスメイトだった。しかし、ケンドラはカイルの心ない仕打ちにも動じない。そして彼女はカイルに教訓を与えることにする。それは、魔法でカイルの姿を内面と同じくらいの醜い姿に変えてしまう事だった。


 これでカイルは、1年以内に外見ではなく内面を見て愛してくれる人を見つけなければならなくなる。それでなければ永遠に「ビーストリー(忌まわしい)」の姿のままなのだ。ただ一つの望みは、控え目で今まで存在も気付かなかったリンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ)という名のクラスメイト。彼女が、その愛を証明してくれるのか?


 アメリカでは昨年3月に既に公開済みの映画で、当初日本でも昨年夏に公開されるはずだった。理由は明かされていないが、日本での配給元が「ファインフィルムズ」という無名の配給会社になっているところをみると、恐らく本来配給するはずだった会社が倒産して変更されているのかもしれない。少なくとも震災とは無関係だろう。


 一応、この原作自体が「美女と野獣」を元ネタに、舞台を現代に置き換えているということで、この時点で結末までのストーリーが分かってしまうので、相当アレンジされているようだが、特にカイルが醜くなった後、偶然リンディに会ってから俄然面白くなっていく。


 主演2人は特に美男美女というわけではないが(失礼)、こういう映画にはぴったりハマっている。魔女にあたるケンドラ役のメアリー=ケイト・オルセンも、あまり魔女っぽく見えないが、主演2人とのバランスを考えればちょうど良く、軽いタッチのファンタジーとして楽しむ事ができる。


 残念なのは、せっかくそれなりに観られる面白い映画なのに、上に書いたような理由での公開延期があったために、公開する映画館が極端に少ないこと。「アイ・アム・ナンバー4」のアレックスや日本でも人気のTVドラマ「ハイスクール・ミュージカル」のヒロイン役だったヴァネッサの共演という事で、観に行きたいと思う人も結構いると思うのだが。この京都でも1日1回だけで3月2日迄の2週間限定公開。なんとか観に行けて良かった。


私の評価…☆☆☆★

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現代版 美女と野獣シャイなビーストがかわいい公式サイト http://www.finefilms.co.jp/beastly カイル(アレックス・ペティファー)は、わがままで考えが浅いが、高校では絶大 [続きを読む]

受信: 2012年2月28日 (火) 15時31分

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