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2012年3月10日 (土)

戦火の馬

戦火の馬
劇場:MOVIX京都
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:フランク・マーシャル
音楽:ジョン・ウィリアムス
出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、ピーター・マラン、デヴィッド・シューリス、トム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチ、ニコラス・ブロー、ダフィット・クロス、レオナート・カロヴ、セリーヌ・バケンズ、ライナー・ボック、パトリック・ケネディ、ロバート・エムズ 他


 《スピルバーグってこんなに“見せたがり”な監督だったっけ?》


 約30年前に出版されたマイケル・モーパーゴによる児童小説と、それを元に戯曲化し2007年に上演された「軍馬ジョーイ」に基づき製作された映画。スピルバーグが第一次世界大戦の時代を映画で描くのはこれが初めてである。


 第一次世界大戦、激動のヨーロッパ。故郷から遠く離れた戦火を、必死に駆け抜けた1頭の馬がいた。その名は「ジョーイ」。数奇な運命に導かれるように彼が巡りあったのは、家族のような絆で結ばれた少年、軍馬を誰よりも大切にするイギリス人将校、ドイツ軍を脱走した幼い少年兵の兄弟、両親を亡くしたフランスの少女、そして、死と隣り合わせの戦場ですれ違う、幾多の名も無き兵士たち…。


 敵・味方の区別もない極限状態の中で、過酷な運命に立ち向かう人々との出会いと別れを繰り返しながら、ジョーイは彼らから希望を託され、やがて「奇跡の馬」と呼ばれる…。


 一応実話がモデルとされているが、この原作自体が、複数の退役軍人の話をまとめた形で書かれているため、少なくとも複数のエピソードが合わさって1つの話になっているのは間違いなく、1頭の馬が何度も命の危機を乗り越えたというのが本当なのかというのは疑わしいのだが、とにかく話が詰め込みすぎである。


 今回、映画化決定から製作に至るまでが短かったようで、そのへんを整理する暇がなかったのかもしれないが、詰め込みすぎた分、少々話が淡泊になっている感じがする。


 とはいえ、戦闘シーンはそこそこ迫力がある。第一次世界大戦ということで、軍馬中心の戦いではあるが、やはりそこは「プライベート・ライアン」などで、数々の戦争を撮った監督だ。たくさんの人や馬が銃弾に倒れていく場面は、戦争の虚しさを訴えかけるのには十分説得力がある。


 戦争映画として十分に観られる映画だが、結果としてどこを重点的に描きたかったのかがはっきり見えて来ず、テーマがぼやけてしまった。


私の評価…☆☆☆★

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コメント

この映画、タイミングが良かったら
もう少し話題になる気がするんだけどねぇ~。

ヒューゴとかホームズとかけっこう超話題作
多いよねぇ~。

なんとなく気になってる映画だけに・・・

もっとうまい具合に宣伝したらエエのに!?

投稿: シン吉 | 2012年3月15日 (木) 16時55分

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