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2012年5月 6日 (日)

【未体験の映画たち2012 】キリング・フィールズ 失踪地帯

【未体験の映画たち2012<br />
 】キリン
劇場:テアトル梅田(当初1週間限定の予定のところ好評につき続映中 京都はみなみ会館で5/26より上映)
監督:アミ・カナーン・マン
製作:マイケル・マン
出演:サム・ワーシントン、クロエ・グレース・モレッツ、ジェフリー・ディーン・モーガン、ジェシカ・チャスティン、ジェイソン・クラーク、アナベス・ギッシュ、シェリル・リー、スティーヴン・グレアム 他


 《実在する犯罪多発地域でおきた実話》


 テキサス州に実在する犯罪多発地域(キリング・フィールズ)を舞台に、実際にあった複数の事件を基に映像化。「コラテラル」等のベテラン監督マイケル・マンが製作を担当し、彼の娘であるアミ・カナーン・マンが監督したクライム・サスペンス。


 マイク(サム・ワーシントン)はテキサス州にある田舎町の殺人課の刑事。少々荒っぽい性格である彼の相棒は、ニューヨークから転属してきたブライアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)。少女失踪事件を捜査中の2人だったが、未だ有力な手がかりが掴めていない状況だった、そんな彼らを嘲笑うかのように、次々と少女たちを狙った新たな事件が発生する。さらにブライアンが気にかけ面倒を見ていた心に傷を持つ少女、アン(クロエ・グレース・モレッツ)が事件に巻き込まれる。なんとかアンを救い出そうとするブライアンだったが…。


 都会から少し離れた田舎町という場所は、都会と違って少し寂れ、時としてその荒廃した雰囲気が、独特の恐怖感を醸し出す場合があり、特にテキサスという場所は、西部劇の舞台になる一方で、「テキサス・チェーンソー」などホラー映画のロケにも使われるなど、どこか不気味な雰囲気がある。


 そういった場所には、必ず人の目が行き届かない、いわば“闇”の部分があり、それがここの場所における“犯罪多発地域”なのである。ちなみに昔「キリング・フィールド」という映画があったが、あちらは同じ実話でもカンボジア内戦におけるクメール・ルージュ(一般的にポル・ポト派と呼ばれる)による大量虐殺を描いたものであり、本作とは無関係だ。


 最初から最後まで救いようがないくらい暗い話で、クロエ・グレース・モレッツ他、役者たちも演じる上でテンションを上げるのに大変だったそうだが、それでも最後までしっかりと観られる映画になったのは、「コラテラル」等、社会派で硬派な映画を撮り続けるマイケル・マンだからか。監督を実の娘に譲った事によって、クロエ・グレース・モレッツ扮する被害者女性の目線にたって表現することにも成功している。


 残念なことに、「アバター」のサム・ワーシントン、「ヒューゴの不思議な発明」のクロエ・グレース・モレッツという若手人気俳優が出ているにもかかわらず、日本では公開劇場数が少ない。作品の内容は確かに暗いし、万人向けでは無いが、決してつまらない映画ではないだけに、もうちょっと皆の目に触れる機会があってもいいのではないかと思うのだが。やはりこのての映画はスクリーンにかけにくいのかな?


私の評価…☆☆☆☆

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