« 劇場版名探偵コナン 11人目のストライカー | トップページ | 幸せの教室 »

2012年5月13日 (日)

Black & White

Black&White
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:マックG
出演(吹替版声優):リース・ウィザースプーン(松本梨香)、クリス・パイン(神奈延年)、トム・ハーディ(鶴岡聡)、ティル・シュヴァイガー(てらそままさき)、チェルシー・ハンドラー(深見梨加)、アビゲイル・スペンサー(木下紗華)、ジョン・ポール・ラッタン、アンジェラ・バセット、ローズマリー・ハリス 他


 《これは刑事ドラマ? それともラブコメ?》


 2人のCIA捜査官による恋の鞘当て。


 アメリカ中央情報局(CIA)の凄腕コンビ、FDR(クリス・パイン)とタック(トム・ハーディ)は、闇商人の取引現場ん押える極秘任務でターゲットを逃走させてしまい、謹慎処分になってしまう。暇を余していたタックはローレン(リース・ウィザースプーン)という女性とデートをすることに。


 一方、FDRはレンタルビデオ店でナンパ。思い通りにならない美女の登場に夢中になってしまう。だがなんと、その女性はローレンだった。


 紳士的なタックとロマンチストなFDR、ローレンの心は揺れ動き、ついに二股をかけてしまう。ところが、とある出来事でFDRとタックはお互いの恋人が同一人物だと分かってしまう。ローレンを我がものにするべく、それぞれ「重要任務」と偽って精鋭チームを招集。2人がCIAの諜報部員だと知る由もないローレンの影で、宿命のライバルは史上最大の恋の戦争バトルをおっぱじめようとしていたが…。


 監督が映画版「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのマックGなので、軽いタッチの映画にはなっているが、華麗なアクションを見せたかと思えば、中盤は悪者そっちのけで、ヒロインを奪い合うラブコメ展開になってしまう。クライマックスになってようやくその悪者がヒロインを巻き込んで、面白くなるのかと思ったら、あっけない幕切れに。


 う〜ん、何だかアクション部分もコメディ部分も、勢いだけはあるのだが、どっちも中途半端。コメディ部分はヒロイン役がリース・ウィザースプーンだから何とか保っている感じだが、もう少し早く事件に巻き込まれる展開にしたほうが、面白くなったと思う。「キューティ・ブロンド」シリーズ等で“コメディの女王”と呼ばれた彼女も、少し薹(とう)が立ってきた。


 それでもリースはまだまだキュートだから、良い方だ。問題はそれを奪い合う男2人。元々この役はクリス・パインとトム・ハーディではなく、出演作目白押しのサム・ワーシントンとブラッドレイ・クーパーかセス・ローゲンが予定されていた。ところが3人ともオファーを断ったため、クリス・パインとトム・ハーディに回ってきたのだ。つまり当初のキャスティングよりちょっとだけ若くなっているのだが、その分リースとの釣り合いが取れなくなってしまった感がある。


 前にも書いた事だが、複数のキャスティングが二転三転した映画は、大概その組み合わせが合わず、コケてしまう場合が多い(もちろん奇跡的に成功する場合もあるが)。この映画も最初のキャスティングどおりなら、そこそこ形になったとは思う。


 邦題も問題。原題は「This Means War」で“これは戦争だ”という、こちらもワケの分からん意味になるのだが(笑)、邦題も何だかなぁという感じだ。2人の役割が“凸凹コンビ”だとか、性格が正反対というなら、意味的に通じるかもしれないが、映画を観ている限りでは、そんな感じは一つも無い。苦しみ紛れに付けたものなのだろう。もうちょっといいタイトルは無かったのかな。


私の評価…☆☆

|

« 劇場版名探偵コナン 11人目のストライカー | トップページ | 幸せの教室 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Black & White:

« 劇場版名探偵コナン 11人目のストライカー | トップページ | 幸せの教室 »