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2012年6月 5日 (火)

君への誓い

君への誓い
劇場:MOVIX京都
監督:マイケル・スーシー
出演:レイチェル・マクアダムス、チャニング・テイタム、ジェシカ・ラング、サム・ニール、ジェシカ・マクナミー、ウェンディ・クルーソン、タチアナ・マスラニー、ルーカス・ブライアン、スコット・スピードマン、サラ・カーター 他


 《強い絆で結ばれた2人の“真実”》


 今月はこの手の実録ものが、いくつか公開されるが、この映画の元ネタとなった話も、日本の情報バラエティ番組等で紹介されている。ちなみにwikipediaの日本語版でこれを検索すると(6月4日の時点で)とんでもない話が載っているのだが、イタズラの可能性があるので、それに関してはこれ以上触れないでおく。


 親しい友人たちに囲まれ、結婚式を挙げたレオ(チャニング・テイタム)とペイジ(レイチェル・マクアダムス)。幸せな新婚生活も束の間、交通事故でペイジは記憶を失う。レオと出会ってからの数年間がスッポリ空白となり、夫であるレオは彼女にとって見知らぬ人。戸惑うペイジを、切なく見つめるレオ。彼女の記憶が戻らないと悟ったレオは、出会いからやり直す決心をし、彼女に恋のアプローチを開始する。しかし、そんな2人の前にペイジの両親(サム・ニール、ジェシカ・ラング)や元婚約者(スコット・スピードマン)が立ちはだかり…。


 交通事故で怪我を負った妻の記憶から夫1人分だけの記憶が無くなる、いわば「逆行性健忘症」になってしまった実在の夫婦の話をモデルに描いた映画である。何かの拍子で記憶が戻る事ももちろんあるのだが、その可能性は少ないと考えた夫が、もう一度彼女に好きになってもらいたいと行動する姿が、観る者に感動を与える。


 レイチェル・マクアダムスは、ヒロインの若き日を演じた「きみに読む物語」など、ラブストーリーがよく似合うイメージだし、チャニング・テイタムも健気な夫を好演しているのだが、何だか余計な場面やキャスティングが多い。ヒロインの元彼は、2人の恋路の邪魔になる存在として出てくるのはいいが、物語を引っ掻き回す程のものでもないし、逆にややこしくしている感もある。ヒロインの父親の不倫話も、とって付けただけで本筋とは殆ど関係がなく、両親役もサム・ニールとジェシカ・ラングという、せっかくのいいキャスティングを活かしきれていない。もちろん実話をそのまま描いても映画的な話にはならないので、恐らくこういう部分は創作だろうし、ドキュメンタリーでない限り、こういった創作部分は必要なのだが、そこがしっかり描けていないと、映画としては物足りないものとなる。


 本編の最後に実在する2人の現在の姿が写され、一応“よかったね”みたいな感じで締め括られるが、結果としてそこが一番印象に残るようではダメ。もう少し脚本を整理すればよかったのではないだろうか。


私の評価…☆☆☆

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