« 愛と誠 For Love's Sake | トップページ | るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 新京都編 »

2012年7月 3日 (火)

ワン・デイ 23年のラブストーリー

ワン・デイ23<br />
 年のラブストーリー
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ロネ・シェルフィグ
原作・脚本:デヴィッド・ニコルズ 「ワン・デイ」
出演:アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、ロモーラ・ガライ、レイフ・スポール、ケン・ストット、パトリシア・クラークソンジョディ・ウィッテカー、ジェイミー・シーヴェス、ジョージア・キング、マット・ベリー、マシュー・ビアード 他


 《23年間の7月15日だけに拘った恋愛映画》


 ロンドンとパリを舞台に、男女の23年にわたる恋と友情を毎年7月15日にスポットを当てながら描くという、ちょっと変わった形のラブ・ロマンス。


 大学の卒業式に出会ったエマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)はすぐに意気投合。真面目で恋に不器用なエマとデクスターの関係は、1988年7月15日=“聖スウィジンの祝日”に始まった。以来23年間、親友として一緒に旅行に行ったり、喧嘩をしたり恋の悩みを相談したりしながらそれぞれの人生を歩む。愛する気持ちを心に秘めていたエマだったが、ある年の7月15日にデクスターから他の女性と結婚することを打ち明けられる…。


 長い年月をかけて紡がれる愛を描く映画は多くあり、さほどめずらしくはないのだが、この映画は23年の中の7月15日という1日だけを切り取って、後の日々は観客の想像に任すという、恐らく今までにないパターンの映画である。


 ただ、そういうかたちをとった事によって、内容が些か薄っぺらいものになってしまった感は否めない。原作は多分、もっと濃い内容のものが描かれているのだろうが、中編以上のボリュームがある小説をそのまま映画化しようとすると、とても2時間前後では描ききれないため、映画ではあまり必要ではない部分を、脚本段階で削ぎ落とす事がよくあるが、この映画の場合は、もともと23年間のうちの7月15日という、いわば“点と線”でいう“点”の部分しか描けないという制約で作られた上に、更に凝縮されているため、1つ1つのエピソードをじっくり見せるということが、されていない。


 更にもう1つ。この映画の主演2人は美男美女であるが、映画は設定上1988年〜2011年迄を描き、その時代のトレンド等を巧みに取り入れているのはいいのだが、いかにアン・ハサウェイのような美女であれど、5年〜経てぇばぁ〜人は顔立ちも変わる〜(by中島みゆき)のが普通である。ところがこの2人、不思議な事に20年を過ぎてもなかなか年をとったように見えないのである。少しは老けさせてもいいものだが、アン・ハサウェイなんかイケてないメガネっ娘からショートヘアーでキメキメの美女に変身し、逆に若返って見えるほどだ。


 映画は思わぬところで悲劇がおき、そこからラストの感動へと繋がるはずだったのだろうが、やはり話の薄っぺらさが災いしたのか、さほど感動というものは、僕には無かった。


私の評価…☆☆☆

|

« 愛と誠 For Love's Sake | トップページ | るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 新京都編 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ワン・デイ 23年のラブストーリー:

« 愛と誠 For Love's Sake | トップページ | るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 新京都編 »