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2012年9月15日 (土)

ひみつのアッコちゃん

ひみつのアッコちゃん
ひみつのアッコちゃん
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:川村泰祐
原作:赤塚不二夫「ひみつのアッコちゃん」
音楽:遠藤浩二
主題歌:YUKI「私の願い事」
エンディング曲:岡田恭子「ひみつのアッコちゃん」
挿入曲:「すきすきソング」(インストゥルメンタル)
出演:綾瀬はるか、岡田将生、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅(ドランクドラゴン)、大杉漣、堀内敬子、内田春菊、肘井美佳、柿澤勇人、もたいまさこ、鹿賀丈史(特別出演)、香川照之、吉田里琴(子役)、堀内まり菜(子役) 他


 《綾瀬はるかのキャラを最大限に生かした映画》


 赤塚不二夫の名作「ひみつのアッコちゃん」誕生50周年で奇跡の実写映画化!


 加賀美あつ子(綾瀬はるか)、通称「アッコ」はメイクやおシャレが大好きな22歳の女のコ。ある日化粧品会社のエリート社員、早瀬尚人(岡田将生)にスカウトされ、同じ会社でアルバイトすることに。しかし、アッコは働いた経験ゼロ。仕事も失敗続きで、こわ〜い(女の)先輩(吹石一恵)からも睨まれる毎日…。しかし尚人だけはアッコの驚くようなアイデアを面白がり、いつもアッコの味方でいてくれた。やがて2人に芽生えた仄かな恋心…。しかし、アッコには尚人に絶対言えない秘密があった。実はアッコは、なりたいものになれる魔法のコンパクトでオトナに変身した小学生(吉田里琴)だったのだ! この秘密を誰かに知られたら、二度と元の世界には戻れない。大切な恋も終わっちゃう…。そんな中、会社に世の中を騒がす大きなトラブルが発生。ありえない事態が次から次へと巻き起こり、尚人にもまさかのピンチが訪れる。アッコは尚人を救うため、自分の身を投げ打ってある行動に出るが…!


 アッコは大好きな彼を救えるのか? そして肝心な恋の行方は…!


 実は実写化は2度目である。25年前にフジテレビ系の1時間半のドラマ「月曜ドラマランド」枠で単発ドラマ化されている。この時の主演は八木さおりなので、今回の映画と同じく大人に変身してからの話がメインだったのだろうが、今回は綾瀬はるか主演ということで、もちろん原作には無いオリジナルとして作られた。ちなみに本作の主題歌はYUKIの新曲だが、エンディングの1曲目がTVアニメ版第1作のオリジナル主題歌をそのまま使用し、挿入曲として残念ながら水森亜土のヴォーカル版ではないものの「すきすきソング」が使われているのは、アニメファンとしては嬉しいところだ。尚、綾瀬が出演しているCMスポンサー(マックス・ファクター「SK-II」)とタイアップが張られている関係で、大学生に変身したアッコちゃんが、アルバイトをすることになる仕事先が化粧品会社(その名も「赤塚化粧品」笑)なのである。


 こういう映画は一歩間違えればキワモノ映画になってしまうのだが、主演に綾瀬はるかを持ってきたところで、辛うじてキワモノから脱却して、ドタバタ喜劇としてきちんと観られる映画になった。


 僕は、彼女の出演作を多くは観ていないのだが、自然体でコメディを演じられる女優さんだなとは思っていて、特に大人な自分の中のどこかに子供っぽいところがあるような、そんなイメージを抱いていた。男から見るとそんな女性って可愛いし、女性から見ても悪くはないだろうから、男女どちらともから支持を得ている女優なんだろうなとも思っていた。だから、今回のこの役は他に誰も似合っている人はいないだろうと思えるくらい、ピッタリとハマっているのだ。


 ストーリーも、破綻しそうでしない、ギリギリのところで踏み止まっている、そういう緊張感があって楽しい。また、自分自身以外の大人にも変身するので、ベテラン俳優までが、小学生の“女の子”の気持ちになって演技しているので、(特に大杉漣のパートは)そのギャップで大笑いできるのだ。最終的に“ハニーライダー”みたいなのに変身して、唐突にバイクまで出てきた時は、“魔法のコンパクト”が“空中元素固定装置”になったのかとツッコミたくなったが、そういった綾瀬はるかのコスプレ七変化を見ているだけでも楽しい。


 ラストシーンがああいう形になったので、ヒットしても続編は無いだろうが、もしかして2匹目のドジョウ狙いで「ふしぎなメルモ」とか「魔女っ子シリーズ」なんかが、実写映画化したりして…!


私の評価…☆☆☆★

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