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2012年9月18日 (火)

ヴァージニア

ヴァージニア
劇場:京都シネマ(京都シネマでは9/14迄の1週間限定イブニング上映)
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ヴァル・キルマー、エル・ファニング、ジョアンヌ・ウォーリー、ブルース・ダーン、ベン・チャップリン、ドン・ノヴェロ、デヴィッド・ペイマー、アルデン・エーレンライク、トム・ウェイツ 他


 《2つの事件の謎の解明に挑む三流作家の姿》


 エドガー・アラン・ポーをモチーフに描く、サスペンス・ミステリー。


 オカルト作家のボルティモア(ヴァル・キルマー)はサイン会で訪れた小さな町で、少女の死体が発見された事を知る。ボルティモアはミステリー好きの保安官(ブルース・ダーン)から、この事件を元にした小説を共著しないかと持ちかけられるが、気乗りしない。しかしその夜、ボルティモアの夢の中に少女V(=ヴィー エル・ファニング)と作家のエドガー・アラン・ポー(ベン・チャップリン)が現れ、かつてこの町で子供たちが犠牲になった事件へと彼を導く。現在と過去の事件を解いていくうち、彼は自分の過去と向き合うようになる。


 これはある程度エドガー・アラン・ポーの小説を読んでいたりしないと、少々難解な映画かも知れない。とにかく話が複雑に入り組んでいて、しかもどこまでが現実で、どこからが夢(ボルティモアが書く小説)なのか、少しでも見逃すと分からなくなってくる。


 キャスティングも地味めなのだが、やはりV役のエル・ファニングが存在感抜群だ。まだ14歳(撮影当時は12か13歳?)だが身長が高く(公式プロフィールでは170cmだが少し古いデーターなので若干伸びているかも)、大人びた容姿でミステリアスな雰囲気にはピッタリだ。ヴァル・キルマーは「トップガン」でトム・クルーズのライバル役を演じていた頃と比べると、すごくデブったなと思ったが、ここでキャスティングの妙ってヤツに気付く。


 ヴァル・キルマーが扮する主人公は、酒浸りの生活を送っているダメダメな小説家なのだが、彼には冷えきった関係で別居中の妻がいる。その役をやっているのがジョアンヌ・ウォーリー。察しのつく方は映画通かも知れない(笑)。そう、ヴァル・キルマーとジョアンヌ・ウォーリーは実生活での元・夫婦(1996年離婚)。映画でのセリフのやり取りは、離婚前の実生活を彷彿とさせているんじゃないかと思うと、よく出演をOKしたなという感じだ。


 とにかくこれはエドガー・アラン・ポーの小説ファンか、エル・ファニングを観たい人だけにしか薦められない映画だ。


私の評価…☆☆★

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