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2012年10月 3日 (水)

ロック・オブ・エイジズ

ロック・オブ・エイジズ
劇場:MOVIX京都
監督:アダム・シャンクマン
出演:ディエゴ・ボネータ、ジュリアン・ハフ、トム・クルーズ、ラッセル・ブランド、ポール・ジアマッティ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、マリン・アッカーマン、メアリー・J・ブライジ、アレック・ボールドウィン 他


 《トム・クルーズはやっぱり脇役の方がいい味出してる》


 ブロードウェイでヒットしたロック・ミュージカルを、同じくブロードウェイでヒットし映画化された「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン監督で映画化。1980年代、洋楽(特にロック)に耽っていた人には、ちょっぴり懐かしい雰囲気に浸れる映画だ。


 1987年、ハリウッドの名所サンセット通り。熱気に溢れるロックンロールのライブハウス「バーボンルーム」に、今夜もロックを愛する者たちがつめかけ、音楽に合わせて雄叫びを上げ、激しく頭を上下に振っている。キャッチーなメロディーとエレキギターのビート。流れてくるのは80年代を代表する名曲の数々…。


 時代は1980年代、とてつもないサクセスストーリーとスキャンダルが溢れ返る黄金時代のハリウッド。そこに待ち受けているものは“輝かしい成功”か、それとも“華々しい転落”か。一度は夢を叶え、人気の絶頂を極めたロックスター、ステイシー・ジャックス(トム・クルーズ)も、そんな崖っぷちに立つひとり。夢を見失い落ちぶれかけた彼は、目の前の現実に挫けそうになりながらも諦めない若者たちの姿に、もう一度自分の夢を取り戻そうとするのだが…。


 一応この映画の主役は、ディエゴ・ボネータ扮するドリューと、ジュリアン・ハフ扮するシェリーである。だが、この2人は歌は上手いが演技がイマイチ。それもそのはず、ディエゴはこれがデビュー作で、ジュリアンもオーディション番組で選ばれて映画やドラマに数作出てはいるものの、大役が初めてという、いわば劇中のサクセスストーリーと実生活がリンクするような形となっているが、そんな2人の周りにベテラン俳優を、それも絶妙なキャスティングで配しカバーしている。


 中でも特にトム・クルーズとキャサリン・ゼタ=ジョーンズは見ものとなっており、トム・クルーズが呑んだくれの落ちぶれたロッカー役というのも意外だが、ボイス・トレーニングによって4オクターブの音域を出せるようになったという、歌唱シーンでのうたの上手さには、正直驚いた。やはりこの人は、「レインマン」や「ハスラー2」の時のように、脇役の方がいい味出している。キャサリン・ゼタ=ジョーンズも、「シカゴ」で見せた、あのパンチの効いた歌声を、ここでも聴かせてくれる。


 ただ、この映画、他のロック・ミュージカルと比べると、メッセージ性が薄い。若者のサクセスストーリーというのは、ほぼありきたりなものなので、できればもう1つ重要なテーマみたいなものがあれば、さらに完成度が高まったはずだ。ラストのライブシーンも、この手のミュージカルとしてはド定番の展開で、僕はあまりノレなかった。


私の評価…☆☆☆★

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「ロック・オブ・エイジズ」★★★☆ トム・クルーズ、ジュリアン・ハフ、 ディエゴ・ボネータ、アレック・ボールドウィン、 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、 メアリー・J・ブライジ出演 アダム・シャンクマン 監督、 143分、2012年9月21日(公開) 2011,アメリカ,ワーナー・ブラザース (原題/原作:The Rock of Ages ) 人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブ... [続きを読む]

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