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2012年12月 6日 (木)

HICK ルリ13歳の旅

HICK ルリ13<br />
 歳の旅
劇場:シネマート心斎橋
監督:デリック・マルティーニ
原作・脚本:アンドレア・ポルテス
音楽:ボブ・ディラン
出演:クロエ・グレース・モレッツ、ブレイク・ライヴリー、エディ・レッドメイン、アレック・ボールドウィン、ジュリエット・ルイス、ローリー・カルキン、アンソン・マウント、ショーン・サイポス、レイ・マッキノン、デイヴ・ヴェシオ 他


 《“ロード・ムービー”ってこんな鬱なものだっけ?》


 「キック・アス」のヒット・ガール役でブレイクし、「モールス」、「ヒューゴの不思議な発明」と話題作への出演が続くクロエ・グレース・モレッツによる初の単独主演作品。両親の失踪を機に単身ラスベガスに向けて旅立った孤独な少女が、道中で巻き起こる様々な出来事や経験を通じて成長していく姿を綴った青春ロードムービーだ。


 アメリカ中西部のネブラスカ州。荒れた農村地帯に住む少女ルリ(クロエ・グレース・モレッツ)は、13歳の誕生日を迎えたばかり。テレビで映画を見ることと絵を描くことが大好きだが、アル中の両親からは相手にされず、友達もいない彼女は、熱心な映画鑑賞が育んだ想像力で現実逃避しながら、孤独で退屈な日々を送っていた。そんなある日、両親が何も告げず突然蒸発する。1人残されたルリは、家を出て憧れの地ラスベガスに向かうことを決意。映画のような夢の場所に行けば、自分を愛し助けてくれる人と出会えると信じ、誕生日に貰った拳銃“S&W45口径”を手に、ヒッチハイクを始める。幸先よく出会ったのは、足が不自由な流れ者のエディ(エディ・レッドメイン)。だが、車に乗せてもらうと愛想が良かったエディの態度が豹変、やがて口論となり恐ろしくなったルリは車から脱出。誰もいない僻地のど真ん中で野宿する羽目に。そしてある朝、どこか悲しげでセクシーな女性グレンダ(ブレイク・ライヴリー)と出会う。ルリは彼女の車に乗せてもらい、絆を深めながら西に向かって車を飛ばす。ある街でグレンダの恋人の家に辿り着くと、そこでルリはエディと再会。和解した2人は買い物に出かけるが、再びエディが本性を剥き出しにしてきた。果たしてルリは、エディから逃げ切ることができるのだろうか…? そして、夢のラスベガスに無事辿り着くことができるのだろうか…?


 「HICK」とは“田舎者”とか“無知”、または“カモ”といった意味がある。この映画の内容からして複数の意味が掛け合わさった絶妙なタイトルだ。


 ロードムービーといえば、話の内容は暗くても、最終的には明るい未来を見出だすことになったり、とにかくポジティブな展開になる映画が多いのだが、この映画は出てくるキャラクターがイタイ人間ばかりだからなのか、終始そんな雰囲気にはならない。


 全体的なまとまりにも欠けており、1人の少女の自分探しの旅による成長物語なのか、サイコ・サスペンスなのかがはっきりしない。何の答えも見出だせない結末にもガッカリした。


 ただ、クロエ・グレース・モレッツは、演じている役柄が、「キック・アス」のヒット・ガールをそのまま成長させたようなキャラクターだったので、クロエのファンは、それなりに観られるんじゃないかと思うが、観て良いなと思ったのはそんなことぐらいで、つまらない映画であった。ジュリエット・ルイスは「ケープ・フィアー」の少女役のイメージが、今だに僕の頭の中にあるのだが、年くっちゃったねぇ…。


私の評価…☆☆

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