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2012年12月 4日 (火)

ドリームハウス

ドリームハウス
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ジム・シェリダン
音楽:ジョン・デブニー
主題歌:アシャンティ「Never Too Far Away」
出演:ダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズ、マートン・チョーカシュ、イライアス・コティーズ 他


 《ラブラブ夫婦のイチャつきっぷりがたまらない》


 「007」シリーズの6代目ジェームス・ボンド=ダニエル・クレイグと、「ボーン・レガシー」のレイチェル・ワイズ共演によるサスペンス・スリラー。2人はこの映画で共演後、互いのフィアンセを捨てて結婚した。


 有能な編集者ウィル・エイテンテン(ダニエル・クレイグ)は、長年勤めた会社を辞めニューヨークの郊外に夢のマイホームを購入。仕事人間だった彼にとって愛する家族と過ごすためのこの決断は、人生の新たなスタートになるはずだった…。


 購入したばかりのマイホームで小説を書きながら、美しい妻(レイチェル・ワイズ)と2人の娘たちとともに人生を過ごすことを決意したウィル。しかし、会社を辞め、平穏で幸せな生活を築いていこうとした矢先、一家に不幸が訪れる。怪しい男が周囲をうろついたり、娘が「誰かが家の中を覗いていた」と怯えたり、謎の男が自宅を覗き込んでいたり、自宅の地下に侵入した少年少女たちが怪しげなミサを行っていたり…。


 そんな矢先、1人の少女から思いも寄らぬ事実を聞かされる。何と、自身が購入したこの新居で、かつて一家が皆殺しにされるという壮絶な事件が起きていたのだ!


 5年前に起きた殺人事件。何と、かつてこの家では、一家4人が虐殺されるという凄惨事件が起きていた。しかも、犯人の容疑をかけられたのは殺された家族の父親で、事件後精神を病み、逮捕に至っていないのだという。家族を守るために地元警察に相談するも、全く相手にされないウィルは、独自に事件の捜査を開始する。5年前の事件の真相を知る隣人のアン・パターソン(ナオミ・ワッツ)に協力を求め、なんとか謎に包まれたパズルのピースを埋めようとする。しかし、パズルのピースが1つずつ埋まっていく度に、自身の哀しみが増えていくのだった…。


 幸せな一家を悩ます犯人の正体、そして狙いとは? 真実を追い続けるウィルが辿り着いた答えは、あまりに残酷なものだった…。


 人間ドラマを得意とするシェリダン監督が、初めて放つサスペンス・ホラー。奇しくも、同じような“いわくつきの家”を舞台にした「ボディ・ハント」と同じデビッド・ルーカの脚本による映画だが、「ボディ・ハント」が正統派のサイコ・サスペンスだったのに対し、こちらは少々オカルト混じりのものになっている。


 前半はさほどサスペンスぽくなく、妙な違和感はあるものの、ほのぼのとした夫婦愛や親子愛が描かれるのだが、この妙な違和感が全て伏線となり、後半は絶妙な形で解決されていく。


 巧妙に仕掛けられた二重の謎、その周囲で起こる不審な出来事。主人公がそれらを探り当てることによって判る新事実は、悲しい現実となってクライマックスに突入する。


 映画はラストに向かって壮絶な展開を見せていくが、主演2人のアツアツっぷりが、見ているこっちが妬けるほど画面からほとばしっている。実は現在大ヒット公開中の「007 スカイフォール」の次回作の悪役に誰がいいかというアンケートがイギリスの某サイトで実施されたのだが、レイチェル・ワイズは女優では1位(全体では5位 男優の1位はゲイリー・オールドマン)だったそうだ。ファンはスクリーンでの夫婦喧嘩が見たいのか(笑)。


私の評価…☆☆☆★

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