« 【未体験ゾーンの映画たち2013】陰謀のスプレマシー | トップページ | ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 »

2013年1月21日 (月)

96時間 リベンジ

96時間 リベンジ
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:オリヴィエ・メガトン
出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア、リーランド・オーサー、ジョン・グリース、D・B・スウィーニー、ルーク・グライムス、ケヴォルク・マリキャン 他


 《どこが“96時間”なの?》


 2008年に製作され、全米で9週連続興行収入1位を記録し、日本でも大ヒットした「96時間」(原題「Taken」)の続編。


 人身売買組織にさらわれた娘・キム(マギー・グレイス)を救出するため単身パリに飛び、壮絶な闘いの末に目的を達成した元CIA秘密工作員、ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)。その後、彼はロサンゼルスで未だ独り暮らしの身だが、誘拐事件のトラウマを克服しつつあるキムに車の運転を教えながら、穏やかな日々を送っていた。そんなある日、元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)が再婚相手との不仲に苦しんでいることを知ったブライアンは、彼女とキムを海外旅行に誘う。3人で一緒に過ごす時間さえ取れれば、失われた家族の絆を取り戻せるのではないか。それがブライアンの切なる願いだった。


 後日、トルコのイスタンブールで要人警護の職務を終えたブライアンは、ホテルのロビーでレノーアとキムを迎え入れ、親子3人の間にも笑みが広がる。久々に会話も弾み、全ては順風満帆と思われた。


 ところが翌日、キムの計らいでイスタンブールの名所のバザールにふたりだけで出かけたブライアンとレノーアに、不気味な影が忍び寄っていた。2年前にパリでブライアンに息子たちを殺され、怒りに燃える初老のアルバニア人、ムラド(ラデ・シェルベッジア)が大勢の手下を引き連れて、用意周到な復讐計画を実行に移したのだ…。


 リーアム・ニーソンは、本来こんなアクション映画に出るような俳優ではなかったが、この1作目以降アクション映画にちょくちょく出演するようになった。今回はしょっぱなからアクションの釣瓶うちで楽しませてくれる。一応前作と関連性はあるが、ストーリーの都合上、中盤までそれは語られない。ただ、設定自体は前作ラストから引き継いでいるので、説明がされない以上、前作を未見の人には不向きといえるかもしれない。


 ちなみに今回は、前作でこっぴどい目にあったキムが、意外にも大活躍する。普通、拉致された事がトラウマになっているなら、同じような目にあった時点で怖気づいてしまいそうなものだが、父親譲りの行動力を発揮。父親の指示を仰ぎながらではあるが、難局を見事に乗り切ってみせる。敵を狙撃するために助手席にいる父親と乗りながらのカーチェイスは、運転見習い中の設定があるだけに、ハラハラドキドキ感がいっぱいだ。


 緊迫した場面が続いた末のクライマックスは、少々あっけない幕切れのような感があるが、お気楽ムード満点のラストにはホッとさせられる。前作を引きずっているだけで、今回の内容とは何の関係もない映画の邦題には“?”だが、前作ほどではないにしても、続編としてはまずまずの出来なのではないか。


私の評価…☆☆☆★

|

« 【未体験ゾーンの映画たち2013】陰謀のスプレマシー | トップページ | ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 96時間 リベンジ:

« 【未体験ゾーンの映画たち2013】陰謀のスプレマシー | トップページ | ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 »