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2013年2月21日 (木)

ダイ・ハード/ラスト・デイ

ダイ・ハード/ラスト・デイ
ダイ・ハード/ラスト・デイ
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ジョン・ムーア
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ブルース・ウィリス(中村秀利)、ジェイ・コートニー(野沢聡)、セバスチャン・コッホ(伊藤和晃)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(園崎未恵)、ユーリヤ・スニギル(加藤忍)、ラシャ・ブコヴィッチ(関俊彦)、コール・ハウザー(宮内敦士)、アマウリー・ノラスコ(落合弘治)、セルゲイ・コルスニコフ(金尾哲夫) 他


 《破壊しまくる勢いだけの映画。それはそれで面白いのだが…》


 前作からは約6年ぶりとなるシリーズ最新作で、現時点ではブルース・ウィリス主演シリーズとしては最終作となる見込みである(娘と息子を主役にして続行させる気配あり)。


 ニューヨーク市警の刑事、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、ボヤキ混じりにモスクワに降り立った。長らく疎遠だったひとり息子・ジャック(ジェイ・コートニー)が、異国で警察沙汰を起こしたため身柄を引き取りにきたのだ。ところがジャックが出廷するはずだった裁判所が突然爆破され、近くに居合わせたマクレーンも吹き飛ばされてしまう。その極限状況下で久々の再会を果たしたマクレーン親子は、なおも謎の武装テロ集団の執拗な攻撃を浴びる羽目に…。


 またも自分達が巻き込まれたと悟った「2人のマクレーン」は、決死の覚悟で巨悪に立ち向かっていくのだが…。


 毎回大災難に巻き込まれる“世界一運の無い男”マクレーン刑事の活躍を描くこのシリーズも、1作目の高層オフィスビルでのテロ事件から、回を重ねる毎にスケールアップし、本作では遂にアメリカを飛び出しロシアを舞台に、またひと暴れすることになった。


 このシリーズはこれまでアクションもさることながら、ストーリーも秀逸なのが、人気作となる所以だったのだが、この最新作は派手なアクションが目立ちすぎてどうもこのストーリーの部分が弱い。マクレーン親子同様、敵方にも父娘の関係があるのだが、この描き方が浅すぎるため、どんな映画にも少しはあるはずの“ドラマ性”といったものが、ちっとも感じられないのだ。


 本作のクライマックスにおけるトンデモなアクションシーンは、そのあちこちに過去シリーズ全てのオマージュが込められているのだが、観た人は分かっただろうか(一番分かりやすいのは敵のオヤジが高所から落下していく場面だろうけど)? 過去シリーズを知るファンなら、そういったものを探す楽しみがあるのだが、そうでない人が観たら詰め込み過ぎ感がいっぱいになるのは否めない。散々破壊の限りを尽くして、それが正義というのはいかにもアメリカらしいのだが、果たしてそれでいいのか(笑)。


 ちなみに僕は、今回字幕版を観たのだが、吹き替え版では前作までブルース・ウィリスの声を担当した故・野沢那智氏に代わり、野沢氏の弟子である中村秀利が担当。また息子役の声は野沢氏の実の息子で俳優の野沢聡が担当と、実に粋な配役になっている。吹き替え版が好きな人は、聴き比べてみてはいかがだろうか。


私の評価…☆☆★

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